記者会見 令和5年5月19日
発表内容
日時:令和5年5月19日 金曜日 14時~14時15分
場所:八戸市庁本館2階庁議室
案件:八戸市がん患者医療用補整具購入費助成事業について(こども健康部 保健所 健康づくり推進課)
・八戸市がん患者医療用補整具購入費助成事業について
・チャットGPTについて
八戸市がん患者医療用補整具購入費助成事業について
八戸市がん患者医療用補整具購入費助成事業についてお知らせいたします。
この事業は、がん患者の負担軽減と社会参加の支援のため、医療用補整具購入費の一部を助成することで、がん患者の経済的・心理的な負担軽減を図ることを目的としております。
まず助成の対象者ですが、申請時に八戸市に住民登録があり、がんと診断され治療を受けた方、又は現に治療を受けていて、医療用ウィッグや胸部補整具を必要とする方であれば、年齢・性別を問わず申請していただけます。
助成の対象品は、医療用ウィッグと装着用ネット、胸部補整具として補整下着、補整パッド、人工乳房であります。
なお、胸部補整具の助成は、県内の市町村で初の取組となるものです。
助成金額は購入費の2分の1、ただし上限を30,000円といたします。
申請は、医療用ウィッグ、胸部補整具それぞれ1回限りとさせていただき、購入から1年以内に申請をお願いします。
申請は本年7月3日(月曜日)から当市のこども健康部保健所健康づくり推進課で受け付けいたしますが、本年4月1日以降購入したものについて遡って助成をいたします。
必要書類など、申請の詳細につきましては、市ホームページに掲載いたします。
本事業が、がん患者の方の負担軽減と社会参加への一助となりまして、治療中、療養中の方が、一日も早く回復されることを心から願っております。
案件に関する質疑
・八戸市がん患者医療用補整具購入費助成事業について
Q.記者
こういった取組を実施することとなった経緯と、3万円という上限を設定した意図及び県内初の取組であることの3点についてもう少し詳しくお聞かせください。
A.市長
経緯につきましては、関係者の方や議員からの要望がありましたし、議会の一般質問でも取り上げられておりましたので、それらを踏まえて事業の実施を決定いたしました。
3万円の上限額につきましては、後ほど担当から答えさせます。
県内初の取組は、胸部補整具に対する助成事業であり、医療用ウイッグに対する助成事業は、すでにつがる市で行われております。
A.担当者
上限額を3万円とした根拠につきましては、他都市の事例を研究している中で、2万円を上限額としている自治体が多く見受けられましたが、つがる市では3万円を上限額として、令和4年度から事業を行っていることから、つがる市に倣ったものであります。
Q.記者
つがる市以外でもウイッグの助成は行われているのでしょうか。
A.担当者
県内ですと、つがる市と八戸市のみでございます。
Q.記者
他自治体の事例を参考にされたということですが、医療用ウイッグや補正下着は一般的にどれくらいの金額なのでしょうか。
A.担当者
これにはかなり幅がございまして、1万円から2万円のものもございます。人口乳房は、10万円程度の高額なものもあります。
Q.記者
初年度は何件の申請を見込んでいらっしゃいますか。
A.担当者
50件の申請を見込んでおります。
その他の質疑
・チャットGPTについて
Q.記者
チャットGPTなどの生成AIに関して事務や市民サービスで取り入れていく予定はありますでしょうか。
A.市長
毎日のように新聞、テレビなどで報道されているのは拝見しており、認識もしております。
しかしながら、市としてはまだ検討段階であり、計画や方針を示すのは国の動向を注視し、先行して試験導入している自治体の情報収集を行ってからと考えており、担当部署にはそのように指示しております。
チャットGPTはじめ生成AIのような新しい技術が住民の福祉向上のためにどのように活用されるべきか関心を持って情報収集をしていくという姿勢は大切であると思っております。
Q.記者
導入することに対して、前向きに検討しているということでしょうか。
A.市長
信頼性やセキュリティの問題などが取り上げられておりますので、しっかりと情報収集を図っていく段階であると考えております。
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更新日:2023年05月31日