八戸市中心市街地まちづくりビジョン2023(案)について(記者会見 令和5年2月16日)

更新日:2024年04月19日

それでは、八戸市中心市街地まちづくりビジョン2023(案)について、御説明いたします。

この八戸市中心市街地まちづくりビジョン(案)は、現行の「第3期八戸市中心市街地活性化基本計画」が令和5年度をもって終了することを踏まえ、来年度策定する第4期計画の基礎とするとともに、概ね10年間の中心市街地のまちづくりの指針として定めるものであります。

ビジョンの策定にあたっては、市民アンケートのほか、商業者団体や福祉団体、交通関係者など、幅広い分野・団体の皆様と意見交換を重ね、いただいた御意見をもとに課題等を整理いたしました。

また、これまでの取組と成果を踏まえながら、中心市街地が持つ様々な可能性に改めて目を向けるとともに、昨今の環境変化や、時代のニーズを見据えながら、まちづくりの目指す方向性を整理いたしました。

その方向性を、ビジョンの4ページ目に記載しておりますが、具体的には、一つ目として、「人が主役のまちづくり ~人々の暮らし、活動や交流が中心にあるまちなかへ~」

二つ目として、「地域の資源を活かそう ~歴史や強み、個性を生かした八戸ならではのユニークを~」

三つ目として、「活力ある経済と社会 ~産業が息づき、社会的役割を担い発展し続けるエリアに~」

四つ目として、「横断的なマネジメント ~多様な主体が知恵を出し合い役割を担う、参加と連携をベースに~」

の4つの観点を柱として打ち出しました。

また、5ページには、先ほどの4つの目指す方向性を基に、中心市街地活性化基本計画のエリア内での、面的な取組の方向性を整理し示しています。

まず、「人が主役のまちづくり」と関連性が強い、面的な二つの推進軸として、歩くことが楽しい“人中心”の「ウォーカブル推進エリア」と、様々なアクティビティが可能な「公園・広場の利活用推進エリア」を定めました。右側の図面では、橙色の点線が「ウォーカブル推進エリア」、緑色の太い点線で囲まれたのが「公園、広場の利活用推進エリア」としており、また、複数あるウォーカブル推進エリアの方向性の中で、特に、中心部エリアにおいては、複数の用途を持つ民間再開発事業を誘導する方針を打ち出しております。

さらに6ページには、このビジョンをもとに、来年度第4期中活計画を策定してまいりますが、この策定と取組の推進にあたり、市をはじめ、八戸商工会議所、株式会社まちづくり八戸、中心市街地の商店街団体や八戸市中心市街地活性化協議会といった、各主体が中心となって、役割分担と情報共有による連携をこれまで以上に図ることが肝要であり、その推進体制につきましても記載いたしました。

私といたしましては、中心市街地活性化のこれまでの取組を踏まえながら、新たなまちづくりに向け、官民が連携し、一体となって諸問題に取り組むことで、中心市街地を価値ある地域の資産として次世代に引き継ぐためのまちづくりビジョンにしてまいりたいと考えております。

なお、このビジョン案につきましては、本日から3月10日(金曜日)まで、パブリックコメントを実施し、寄せられた御意見を基に修正を行い、3月下旬にビジョン策定を行う予定であります。

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