記者会見 令和8年1月21日

更新日:2026年03月23日

発表内容

日時:令和8年1月21日 水曜日 16時00分~17時10分

場所:八戸市庁本館2階 庁議室

案件:

  1. 令和7年12月8日の青森県東方沖の地震に関する被害状況等について(危機管理部 危機管理課)
  2. 八戸ポータルミュージアムはっち15周年事業について(商工労働まちづくり部 八戸ポータルミュージアム)
  3. 青の煌めきあおもり国スポ冬季大会スケート競技会・アイスホッケー競技会の開催について(観光文化スポーツ部 国スポ・障スポ推進室)
  4. 八戸市美術館における冬の展覧会の御案内について(観光文化スポーツ部 美術館)
  5. こどもの居場所マップについて(こども健康部 こども未来課)

 会見の様子

 配布資料

令和7年12月8日の青森県東方沖の地震に関する被害状況等について

先月8日に発生した地震により、被災された市民及び事業者の皆様に改めて、心よりお見舞いを申し上げます。
この度の地震における、現時点で判明している被害状況につきましては、人的被害が軽傷者16名、また建物被害としては、住家被害は全壊5棟、半壊35棟、一部破損413棟、また非住家被害が1,340件に生じております。
また、被害額につきましては、公共施設等において、まだ判明していないものがある状況に加え、八戸商工会議所において調査している市内企業の被害額も今後増える見込みも示されている状況にありますが、現時点で判明している額としては、約76億円となっております。
これまで、被災された市民や事業者の支援や復旧に資する事業を実施してまいりましたが、現時点での主な取組実績を申し上げますと、
・家庭から出る災害ごみの搬出支援につきましては、昨年12月26日に八戸市社会福祉協議会で災害ボランティアセンターを開設、1月10日にボランティア活動開始以後、1月16日12時時点で相談が34件あり、そのうち21件に対応しております。
・罹災証明書及び被害届出証明書の発行状況につきましては、令和8年1月16日現在で、住家に関する罹災証明書は申請件数が465件に対し、交付件数は431件、家財等に関する被害届出証明書は申請件数が437件に対し、交付件数は423件、商工業の事業用資産に係る被害届出証明書は申請件数が135件に対し、交付件数は134件、農業・林産・畜産・水産被害に係る被害届出証明書は申請件数が4件に対し、交付件数は4件となっております。
・市税の減免につきましては、令和8年1月16日現在で市県民税の減免申請件数が4件、国民健康保険税が3件の計7件の申請がされております。
・被災した高齢者施設、介護施設、保育施設等の社会福祉施設の建物等の復旧費の一部を補助することについて、13施設で国庫補助協議中であります。
・水道料金の減免・納期限の延長につきましては、水道料金の減免や、使用水量の軽減措置を計66件対応しております。
引き続き、被災者に寄り添った的確な復旧・支援対策を実施してまいります。
被災者支援対策につきまして、去る1月9日に、マチニワ内で、被災事業者応援企画の「八戸を元気にしよう!マチニワナイトマーケット」を開催したところであり、私も足を運び出店者に声掛けさせていただきましたが、マーケットの開催が、被災店舗と応援する市民との交流の場となり、被災店舗にとって売り上げやPRに繋がる再起の場となったものと捉えております。
マーケットは非常に好評であったことから、第2回目について、来月2月6日金曜日、同時間・同場所の16時から19時の間、マチニワ内で開催したいと考えております。
参加店舗につきましては、地震による事業用資産の被害を受けて被害届出証明書を申請した方など、飲食店を中心に、市から直接声掛けさせていただく予定であります。
また、市では、1月30日に、災害復旧等に関する補正予算を専決処分する予定としております。
この予算により、中小企業者が行う事業再建の取組を支援する「中小企業被災資産復旧補助金交付事業」や、罹災証明書で全壊の判定を受けた個人住家について、所有者の申請に基づき、市が生活環境保全の観点から当該住家の解体撤去を行う「被災住家解体撤去支援事業」等の取組を進めてまいります。
「中小企業被災資産復旧補助金交付事業」につきまして、市では、青森県東方沖地震により被災した中小企業者の早期の事業再建を図るため、県の支援を受けながら、事業用資産の復旧に要する経費に対し、補助金を交付いたします。
補助対象者は、青森県東方沖地震により事業用の施設又は設備に被害を受けた八戸市内の中小企業者、補助対象経費は、事業の再開のために不可欠な事業用の施設又は設備の復旧をするのに要する経費を予定しております。
また、補助率は3分の2、補助上限額は500万円、事業費は補助金として5億円を見込んでおり、県には既に支援のお願いをしているところでありますが、本日の事業案・予算案の公表に当たり、改めての支援をお願いしたく、今月30日までに調整し、その結果を踏まえて、市としての予算の専決処分を行いたいと考えております。
担当部署での被害状況の聞き取りのほか、私も現地に赴き、直接、被害の状況を確認しましたが、今回の青森県東方沖地震によって建屋や設備に大きな損傷を受け、事業の再開や継続に苦慮しているとのお声を多く伺っており、私といたしましては、この補助制度の創設によって、地域の経済と雇用を支える事業者の皆様の速やかな事業活動の再開・復旧を支援してまいります。
なお、申請受付の開始時期は現時点では未定ですが、予算の専決処分を踏まえ、速やかに準備を進めてまいります。
また、「被災住家解体撤去支援事業」につきましては、国の「災害廃棄物処理事業費補助金」を活用したもので、罹災証明書において「全壊」の判定を受けた個人住家の所有者を支援対象としており、2月上旬に手続き方法等を公表し、当該所有者の意向を確認した上で事業を進めてまいります。
続きまして、1月8日の市長記者会見でご報告させていただきましたとおり、八戸港国際物流拠点化推進協議会では、1月13日から16日までの4日間、県、市、八戸港振興協会、物流関係企業、金融機関、総勢14名による八戸港韓国ポートセールスミッション2026を私が団長となり実施いたしました。
今回のミッションは、青森県東方沖地震からの復旧・復興の一環として、八戸港に寄港する韓国船社本社の役員等に対し、私自ら、状況説明と既存航路の維持の働きかけと、八戸港と接続している世界的なハブ港である釜山港を運営する釜山港湾公社や日本貿易振興機構ジェトロの現地事務所等を訪問し、意見交換・情報収集を行ってきたものです。
各船社からは、八戸港の状況に理解を示していただき、航路維持について「10年20年と末永く継続していきたい」と前向きなお話をいただくとともに、釜山港湾公社からは、「八戸港の利用に支障がない旨、理解した。我々からも船社に共有したい」と心強いお言葉をいただくほか、八戸港のコンテナ定期航路に関する意見交換を行うなど、有意義な訪問になったと感じております。
今後も、八戸港に寄港する船社並びに関係各位と協力し、復旧・復興に向けた円滑な物流の確保に努めるとともに、集荷を促進するなど、八戸港を活用した地域経済の活性化を図ってまいりたいと思います。

八戸ポータルミュージアムはっち15周年事業について

八戸ポータルミュージアムはっち開館15周年事業について、御説明いたします。
平成23年2月11日に開館した八戸ポータルミュージアムはっちは、来月15周年を迎えます。
この15周年という節目を迎えるに当たり、来月11日には、セレモニーやコンサート、お茶席を開催するほか、市民の皆様と共に作り上げるアートプロジェクトや市内在住のものづくり作家によるツリーハウスの設置など、誰もが楽しめるはっちならではの企画を実施いたします。
そのアートプロジェクトの一つが、はっち館内に設置しているイスの着せ替えカバーを南部裂織の手法で制作する「Re:CHAIR~つないで、つむぐ、はっちの15年~」であります。
約半年間、延べ150人以上の市民や来館者の皆様の御参加の下に制作された、ウミネコや八幡馬、そしてはっちをモチーフにした、世界で唯一の8つのイスカバーをお披露目いたします。
また、2月7日、8日には、10代の中高生11人が制作、出演に携わり、八戸をテーマにした音楽と演劇で綴るオリジナルストーリー「ア・ライブ」を1階はっちコートで上演いたします。
さらに、2月7日から23日までの期間中、「ツリーハウスの森~はっちが森になる~」と題しまして、ツリーハウスビルダーで彫刻家の木村勝一氏による高さ約8メートルのツリーハウスが1階はっちひろばに登場いたします。
同期間中には、はっちのシンボルの一つである高橋みのる氏の「からくり獅子舞時計」の制作過程の模型や木のおもちゃ、ミニチュア作家ユニットのちびっつ@による「ちび展2026ベスト~No Miniature No Life~」、「昭和レトロ展 安田勝寿コレクション」など、館内がまるごと楽しめる空間となっております。
そのほかにも、十日市秀悦氏による南部弁トークショーや、ツリーハウスの会場でのお話会など、楽しめる企画が盛りだくさんとなっております。
はっち15周年事業では、様々な企画を通して、開館当初から展示やイベントなどで関わっていただいた方々や、市民の皆様と共に歩んだ15年を振り返るとともに、これからも八戸で暮らす皆様、そして八戸を訪れる皆様と共に、まちを元気にしていく新たなきっかけとしたいと考えております。
来月は、15周年を迎え、ますます盛り上がりを見せるはっちに是非、お越しください。

青の煌めきあおもり国スポ冬季大会スケート競技会・アイスホッケー競技会の開催について

青の煌めきあおもり国スポ冬季大会スケート競技会・アイスホッケー競技会の開催についてお知らせいたします。
開催概要ですが、正式な大会名は、第80回国民スポーツ大会冬季大会で、当市を含む6団体の主催により、今月31日から2月8日までの9日間の日程で開催いたします。
当市での開催は、令和5年の特別国体以来3年ぶり、全国最多の15回目であり、三沢市では、6年ぶり6回目の開催となります。
実施競技は、スピードスケート、ショートトラック、フィギュア、及びアイスホッケーであります。
大会の愛称とスローガンは、国スポ本大会と同様としており、「青の煌めきあおもり国スポ」並びに「翔けろ未来へ縄文の風に乗って」としております。
日程及び会場は表のとおりであり、開始式は1月31日にSG GROUPホールはちのへで、表彰式は2月8日にYSアリーナ八戸で行うほか、各競技を当市と三沢市の4会場において実施いたします。
参加人数は、選手・監督 約1,380人のほか、競技役員、報道員などを含め、合計2,330人を見込んでおります。
次に、開始式での歓迎アトラクションでありますが、書道パフォーマンスと八戸虎舞を予定しております。
書道パフォーマンスは、青森県立八戸東高等学校書道部による、部員12名が6分間で1つの作品を作り上げる圧巻のパフォーマンスであり、虎舞は、当市小中野地区に伝わる左比代虎舞で、八戸三社大祭を始め、市内外の芸能祭やイベントに出演している伝統芸能であります。
地元の高校生たちの輝きや伝統文化といった地域の魅力の発信により、「あおもり国スポイヤー」の幕開けにふさわしいオープニングにするため、多くの皆様に御来場いただきたいと思っております。
このほか、各競技会場におきましては、小中学生が作成した各都道府県の応援のぼり旗を掲示し、近隣の小中学校児童生徒による学校応援を予定しております。
また、地元町内会などから御協力をいただき、八戸せんべい汁のお振舞いを実施するほか、売店やキッチンカーの出店により、温かい食事を御用意して来場者をお迎えいたします。
開始式や各競技会場の入場は無料となっており、市内主要箇所と競技会場を結ぶ無料シャトルバスも運行いたします。
詳しくは、青の煌めきあおもり国スポ・障スポ八戸市実行委員会ホームページを御確認ください。
市民の皆様におかれましては、国内のトップアスリートの滑りを間近で見られる貴重な機会でありますので、大会期間中、各競技会場に足を運んでいただき、地元選手はもちろん、全国から出場する選手に熱い声援をお願いいたします。

八戸市美術館における冬の展覧会の御案内について

八戸市美術館から、この冬に開催する三つの展覧会を御案内いたします。
一つ目は、来月14日から3月29日まで開催する、県内在住のアーティスト GOMA氏による大規模展覧会「GOMA展WONDER 不思議と驚きと奇跡」であります。
GOMA展は、過去に七戸町や田舎館村で開催され、計6万人を超える観覧者が訪れた大変人気の展覧会でありますが、今回、当市で開催するに当たり、過去のGOMA展を御覧の方にも楽しんでいただけるよう、展示作品の大部分を新作で構成しており、アーティストGOMA氏の新たな一面が垣間見える内容となっております。
GOMA氏によりますと、普段はあまり美術館に足を運ばない方や、アートへの壁を感じている方、また、様々な年代の方々が気軽に楽しめるよう、可愛らしくポップな作品から、迫力のある作品、空間全体を楽しめるインスタレーションまで、幅広く展開予定とのことでありますので、皆様どうぞ御期待ください。
続きまして、二つ目の展覧会を御紹介いたします。常設展としての役割も持つ「コレクションラボ」では、12月13日から展覧会「渡辺貞一 光と影のあわい」を開催しております。
青森市出身の画家渡辺貞一は、自身の病気や出征などの経験から、晩年まで信仰や精神世界を感じさせる作品を描いており、本展では、作品展示のほか、渡辺貞一の関係者へのインタビュー映像も交えながら、生涯を振り返る企画となっております。
そして、三つめは、俊文書道会様による「国スポ冬季大会応援書展」であります。
俊文書道会様には、今月末からの国スポ冬季大会に合わせ、現在、八戸駅構内に南部弁応援メッセージを展示していただいておりますが、八戸市美術館においても、来月1日から8日まで、選手の皆様への心のこもった応援メッセージを展示いたします。
楽しく見ごたえのある内容となっておりますので、出場される選手はもとより、市民の皆様にも是非御覧いただきたい展覧会となっております。
この冬の展覧会は、いずれも県内出身の作家によるものであり、青森県のアートの多様性を再認識するラインナップとなりました。皆様の御来場を心よりお待ちしております。

こどもの居場所マップについて

こどもの居場所マップについて、お知らせいたします。
全てのこどもたちが安心して過ごし、健やかに成長していくためには、こども一人一人のニーズや目的に合った「居場所」があること、そして、その情報をこどもや保護者が簡単に見つけられる環境を整えることが大切です。
八戸市では、今年度の新たな取組といたしまして、こどもの居場所となる市内の様々な施設の情報を一元化した「こどもの居場所マップ」を作製し、本日、インターネット上に公開をいたしました。
「こどもの居場所」とは、こどもたちが「ありのままの自分」でいられ、安心感や充足感を得られる場所のことであり、単なる建物だけではなく、スポーツや学び・体験の場、地域活動など、こども本人が「ここは自分の居場所だ」と感じられるような、多様な場のことを指しております。
今回作製したマップは、市内の中高生が八戸の魅力を発信する「こどもまちなかIT部」ホームページの中の一つのコンテンツとして公開し、市内の公共施設と民間施設合わせて計327施設を掲載しております。
福祉に関する施設のみならず、スポーツや学び・体験、お祭りなどを対象に加えたことが大きな特徴となっております。
各施設は、
・子ども食堂
・放課後児童クラブ・児童館
・生活・学習を応援する場所
・集まることができる場所・フリースペース
・スポーツ・運動
・公園
・学び・体験・ボランティア
・お祭り・伝統芸能
の8つのカテゴリーに分け、カテゴリー毎に調べることができますほか、見やすいようアイコンの色や模様を分けて表示しております。
また、施設名や単語での検索や住所からも調べることができ、とても使いやすいツールとなっておりますので、多くのこどもたちに活用していただき、それぞれの「やりたい」が叶う場所を、是非探してみていただきたいと思っております。
今後、このマップを更に充実させていきたいと考えておりますので、民間事業者・団体の皆様におかれましては、追加できる情報がありましたら、ホームページ内の専用フォームからお知らせいただきますようお願い申し上げます。

案件に関する質疑

1.令和7年12月8日の青森県東方沖地震について

Q.記者

現段階で判明している被害額が約76億円とのご説明があり、この大部分を商工関係が占めていますが、簡単な内訳を教えていただけますでしょうか。また、商工会議所と役割分担をして調査されたと認識していますが、商工会議所が調査した被害額と、市が調査した被害額について、また、市の調査対象について教えてください。

A.担当者

商工会議所の取りまとめ分は29億4000万ほどです。八戸市では誘致企業を調査しているほか、南郷商工会議所が南郷の事業所を調査していますが、内訳の詳細は額を出してしまうと株価に影響が出ますので、コメントは差し控えさせていただきます。

Q.記者

JR八戸線とNTT東日本の鉄塔も今回の被害額の中に入っていますか。

A.担当者

入っていません。

Q.記者

理由があれば教えてください。

A.市長

JR東日本、 NTT東日本の両社からは被害額を公表する予定はない、と伺っています。

事業者個別の被害額は把握できても、事業者の事業運営等に影響を及ぼす可能性があることから、公表することが難しいということでしたので、御理解いただきたいと思います。

Q.記者

港湾施設の関係は入っているのでしょうか。

A.担当者

まだ入っていません。

港湾施設は、県が行っている応急復旧をした上で、詳細な調査をして額を出すということであるため、詳しい金額は報告されていません。

Q.記者

住宅の全壊の方に対する支援の発表がありましたが、住家の被害額は入っていますでしょうか。

A.担当者

住宅の被害は入っていません。

Q.記者

被害額の中で、2番目に多い項目が文教施設関係となっていますが、具体的にどのような施設が対象となっていますでしょうか。

A.担当者

主に学校施設や、公民館等の施設を指します。

Q.記者

体育館も入っていますでしょうか。

A.担当者

体育館を含むスポーツ施設も入っています。

Q.記者

図書館も入っていますでしょうか。

A.担当者

はい。

Q.記者

文教施設関係の中では学校が多くの割合を占めているのでしょうか。

A.担当者

市内の小中学校が合わせて65校あり、破損した場所は大小様々ありますが、合計すると学校の被害額が大きくなっています。

Q.記者

今回の被害額である約76億円という数字を見て、市長はどのように感じたのかお伺いします。

A.市長

現時点の数字ではありますが、約76億円という被害額は、市内における被害の大きさや深刻さを表しているものと捉えています。

Q.記者

市として想定していた被害額に比べ、今回の額はどのように考えていますでしょうか。

A.市長

私といたしましては、被害の深刻さを表しているものと捉えています。

Q.記者

15年前の東日本大震災に比べると、被害額的には下回っていると思いますが、約76億円というのは、八戸市の経済状況を踏まえてどのように評価されますか。

A.市長

この数字と私自身、現地へ出向いたりして被災者の声を聞いていますので、そのことから言いますと、やはりかなり影響があるものだと受け止めています。

Q.記者

商工関係の被害がかなり大きい中で、中小企業被災資産復旧補助金として見込まれている5億円でどの程度の被害をカバーできると認識されていますでしょうか。

A.市長

補助対象となっている、事業再開のために不可欠な建屋や事業用資産の復旧を行うための経費のうち、概ね8割をカバーできるものと認識しています。

Q.記者

今回対象となる中小企業は、大体どれくらいの規模でしょうか。

A.担当者

対象となる八戸市内の事業所数は大体7000件です。

そのうち、被害届出証明の件数から割り出した金額のうち、8割はカバーできる想定です。

Q.記者

確認ですが、被害額は、商工会議所が調査した分の金額も全て入っているという理解でよろしいでしょうか。

A.担当者

はい。

Q.記者

例えば、忘年会のキャンセルや宿泊のキャンセル等、物理的ではない被害も今回の被害額として入っているのでしょうか。

A.担当者

様々な申請の仕方がありますが、そうであろうという想定で出される金額は根拠がありませんので入っていません。

Q.記者

消耗品以外にも、固定資産等の大きなものも含めて物理的な被害にあったものが対象ということですね。

A.担当者

おっしゃる通りです。

Q.記者

個人住宅の被害は今回の被害額に入っていないとのことですが、民間企業や公共施設の物理的な被害のみが対象となっているのでしょうか。

A.担当者

住家の被害は入っていません。

中小企業や市の公共施設のほか、いわゆる体育施設は全て入っています。

Q.記者

民間事業者と公共施設の物理的な被害の合計という理解でよろしいでしょうか。

A.担当者

はい。

Q.記者

先ほど、今回の被害額に対して被害の大きさや深刻さを表している、という表現がありました。昨年の市長記者会見では、激甚災害に指定する意向を示されていましたが、現時点でどのようにお考えなのかお伺いしてもよろしいでしょうか。

A.市長

激甚災害の中には、局地激甚災害というものがあり、1月6日に鳥取県の境港市で発生した地震が指定される見込みだと伺っています。局地激甚災害は、災害額が一定基準を超えた市町村を国が指定するものであり、現時点で八戸市が指定されるかは、不明であると認識しています。

被害額算定の結果、基準を満たした場合は速やかに指定していただくよう、お願いしたいと考えています。

Q.記者

約76億円の他にまだ含まれてない被害がかなりあることを踏まえると、局地激甚災害に指定される可能性は十分あると考えてよろしいでしょうか。

A.市長

十分かどうかはわかりませんが、八戸港湾施設の被害額もまだ入っておらず、ここはやはり甚大な被害を受けています。

最終的には国が指定するものですので、私がどうこうと言えることではありませんが、もし、基準を満たした場合は速やかに指定していただくよう、お願いしたいと考えています。

Q.記者

来月投開票が予定される衆議院選挙の関係で、昨年の地震の影響で開票所の確保が課題になっていると思いますが、今の状況についてお伺いします。

A.市長

今回は、非常に短期間かつ厳しい環境の中で選挙準備を行わなければならない状況であると認識しています。

八戸市におきましては、今月31日から始まる国スポ冬季大会の準備が佳境に入っており、例年の予算編成や人事異動の事務に加え、地震からの復旧復興に向けた支援事業にも取組んでいるところですので、このタイミングでの急な選挙となりますと、従事する人員の確保も含め、準備・調整の負担は大きいと言わざるを得ない状況です。

現在、地震で使用できなくなっている施設もあり、本来投票所として使用している公民館、学校施設では既に予定が入っている等、様々な調整が必要となりますが、投開票の場所等につきましては、明日、選挙管理委員会で決定される予定となっております。開票所につきましては、現段階ではプラザアーバンホールで調整中です。また、期日前投票所については、普段使用している5施設のうち、ローズガーデンは寒さ対策が必要であり、冬場は使用が困難なことから、代わりに同エリアにある八戸圏域水道企業団の庁舎を予定していると聞いています。

Q.記者

被災しているタイミングでの解散総選挙が行われることに関して、復興に影響が及ぶかもしれませんがいかがでしょうか。

A.市長

支障がないように復旧・復興を進めてまいります。

Q.記者

局地激甚災害の指定にあたり、JR八戸線やNTT東日本の鉄塔の被害を事業者が公表していないため、被害額の中に含まれてないということですが、実際、国の方から指定される基準の金額は大体いくらなのでしょうか。また、局地激甚災害の指定にあたり、市が取り組むことを、もう少し詳しく教えてください。

A.市長

今後も被害額が増えてくると思われますので、その状況を注視してまいります。

A.担当者

局地激甚災害の指定の基準には、公共土木施設関係の被害額が、市町村の標準税収入の50%以上の被害がなければならないというのがありまして、これを市の標準税収入に当てはめた場合、あくまでも市の推定にはなりますが、基準額は約181億円になると思っています。

Q.記者

コンテナ等の港湾施設の被害やJR東日本、NTT東日本の被害を含めれば激甚災害の基準額に届くのでしょうか。

A.担当者

JR東日本に関しましては、民間企業での被害となりますので先ほどお伝えした公共土木施設の被害には該当しないと思っています。

また、港湾施設の方は現段階では被害額がわかっていないため、今後、被害額がどのくらいになるか注視していく必要があると思っています。

Q.記者

港湾施設の被害額が県から出だされるタイミングの目安は出ているのでしょうか。

A.担当者

港湾施設については、報道資料等では、県が行う八戸港復旧検討会等で額を決めていくとのことですので、状況が定まり次第こちらに情報が上がってくるのではないかと捉えています。

Q.記者

今回の選挙の開票所はアーバンホールで調整しているとのことですが、民間施設で開票事務を行うことは、初めてのことなのでしょうか。

また、民間施設を会場とした場合の、会場使用料金や、セキュリティ面で課題はあるのでしょうか。

A.市長

普段は体育館を使用していますので、、私が知っている範囲では今回が初めてだと認識しています。

今回は民間施設を借りるということですので、やはり使用料はかかってくるということです。

Q.記者

12月の地震の発生から、1ヶ月以上が過ぎた時点での被害額が公表されましたが、東日本大震災の時には、発災から何ヶ月後に初めて被害額が発表されたのか。また、最終的な被害額はいくらだったのか教えてください。

A.担当者

被害額がいつ頃出たのかは、今手元に資料がないので後ほどお知らせします。

八戸市内の被害額は、約1,213億円だったと記憶しています。

Q.記者

市長として、このタイミングでの衆議院解散総選挙について、どのように感じていますでしょうか。

また、これまでの政府の物価高対策や経済対策、積極財政等の姿勢について、どのように評価していますでしょうか。

A.市長

衆議院の解散につきましては、総理大臣の御判断ですから私が申し上げる立場にはありませんが、解散総選挙を経て政権運営を安定化させ、政策を迅速かつ着実に進めていきたいということなのだと思っています。

解散総選挙に伴い、国の2026年度の予算案が今年度内に成立することは難しくなるとも言われていますので、市政を預かる立場からいたしますと、政治的空白や地方行政への影響が最小限となるよう、配慮していただきたいと思っています。

Q.記者

国の政策についてはどのように評価していますでしょうか。

A.市長

地域の実情に応じてきめ細かな物価高対策を実施できるように重点支援地方交付金を拡充したことや、子供1人当たり2万円の物価高対応子育て応援手当の支給、また、ガソリンの暫定税率の廃止、冬場の電気ガス代の支援等、家計への支援として、一定の効果を期待できる対策を講じていただいているものと考えています。

また、地域生活を支える基礎・基幹産業の活性化や、地方発の世界をリードする技術・ビジネスの創出に向けた政策が打ち出されていますが、財政規律を確保しつつ、強い経済をいかに実現させるかということを評価するためには、長期的に注視していく必要があるものと思っています。

Q.記者

逆に、現在の国の政策で見直してほしいというふうに感じていることはありますでしょうか。

A.市長

例えば、水産都市八戸といたしましては、昨年の10月、関係者とともに、水産庁に対し、スルメイカ漁獲可能量のTACの柔軟な設定、運用について要望を行ってきたところですが、現在、国において、来季に向けて、今期より大幅に増額となる方向で検討が行われているようです。

漁業者、卸し、加工、流通など幅広い事業者が関係することや、食のまち八戸を推進していく上で、スルメイカは重要な魚種であると考えていることから、ぜひその方向でお願いしたいと思っています。

また、青森県東方沖地震の影響で大きな被害を受けている八戸港の復旧・復興のために、国や県では八戸港復興検討会を設置していただき、今月16日に八太郎4号ふ頭、P岸壁の応急復旧工事が15日に完了したと発表されたところですが、物流拠点である八戸港の本格復旧に向け、引き続きお力添えを賜りたいと考えています。

Q.記者

港湾施設の被害額について、本日、県の常任委員会から約30億という額が出ていますが、まだ市への連絡は来ていませんか。

A.担当者

まだ情報は来ていません。

Q.記者

住家の被害やNTT東日本、JR東日本の被害額が含まれていないとのことですが、地震の被害の規模を測るためには、内訳は別にしても、全体の金額は住家も含めて出すべきだと思いますが、それについての市の御認識をお伺いします。

A.担当者

住宅被害の額について、被害届出証明の申請内容から、いくらぐらいの被害となったかなどの集計はしていません。また、過去に起きた東日本大震災の時も、住家の被害額までは把握していなかったという状況がありますので、それに倣って今回も集計を進めています。

Q.記者

NTT東日本やJR東日本の建物はこの地震でどれだけの被害があったかという規模を見るために、大事なことだと思いますが、出す予定はないのでしょうか。

A.担当者

NTT東日本やJR東日本には、各企業の内訳は公表しないので規模感として市が把握するため教えていただくよう話はしていましたが、やはりそれでも今回のこの時期に関しては被害額を出す予定はないというような御回答をいただいたところです。

Q.記者

民間の事業者で被害額を出してないのは、NTT東日本とJR東日本以外でありますか。

A.担当者

商工会議所はすべての会員に照会をかけたそうですが、全部の事業者から返ってきているという状況ではないようです。また、すべての誘致企業の方にも問い合わせをしていますが、御返信いただいた企業のうち、数値は公表してないところや、現在も調査中となっている企業もあります。

Q.記者

八戸港の被害額が30億円に上るという話がありましたが、今日時点で全体の被害額に足して発表する予定はありますでしょうか。

A.市長

市への正式な報告はいただいていませんので、現段階での市の正式な公表は76億円となります。

Q.記者

今後、港湾施設関係の被害額について県が一定程度の試算を出してきた場合、現在2000万円となっている建設関係の欄に掲載されるという認識でよろしいでしょうか。

A.担当者

そう考えています。

Q.記者

NTT東日本の鉄塔の被害に伴う避難指示について、先般、宮下知事が10日の夜に市長へ避難指示を出すよう連絡をしたということを明かしました。

市長はこれまで避難指示に関して県と協議する中で判断をしたとおっしゃっていたのですが、この協議とは具体的に何を指すのでしょうか。

A.市長

NTT東日本の鉄塔に関しては、12月10日の18時30分頃に市の担当部署から報告を受けた際は、翌日にNTT東日本から正式に報告が届くとのことで、倒壊の切迫性が感じられなかったため、その時点では翌日の報告を聞いた上で判断することといたしました。

その後、20時30分頃、青森河川国道事務所から国道45号の通行止めについて検討している旨の連絡があったことから、当市もタイミングを合わせて避難指示を発令できるよう、ホテルなどの避難場所の確保、住民への周知方法、通行止めの開始時期などの各種調整準備をNTT東日本や河川国道事務所等を交え、開始したものです。

さらに、21時30分頃に県の担当部局を通じて市の危機管理部へ避難指示の発令に関する知事の意向が伝えられたこともあり、速やかに避難指示を出すことや、道路の通行止めについて検討協議したものです。

Q.記者

知事の話では、市が避難指示を出してなかったため、市へ連絡したという趣旨だと思いましたが、そうではなく、知事が連絡をした際には市の内部では避難指示を発令する検討に入っていたという認識でよろしいでしょうか。

A.市長

はい。

Q.記者

一方で、河川国道事務所から国道45号の通行止めを検討しているという連絡が入ったことをきっかけに避難指示発令の検討を始めたと受け止められますが、やはり河川国道事務所の連絡は市として改めて切迫性を感じたということでしょうか。

A.市長

市民の命や安全の確保を考えている中、県と協議をした上で先ほどお伝えした調整・準備の状況も踏まえ私が総合的に判断して、22時30分に避難指示発令の方針を決定し、県に対してその旨を伝えたものです。

Q.記者

市長の発言では、10日の市の担当部署からの報告では切迫性を感じられなかったとのことですが、鉄塔が損傷したことのほかに倒壊の恐れがあるという報告はその時点ではなかったのでしょうか。

A.市長

正式な報告は11日に来るということでしたので、それを受けてから判断する考えでした。

Q.記者

10日の段階では、NTT東日本からどのような報告を受けたのでしょうか。

A.担当者

10日の時点では、鉄塔に様々な損傷が認められるということ。

また、NTT東日本の鉄塔は過去の大震災でも倒壊・転倒したことはないという報告でしたので、翌日、市長に正式に報告に来るという内容を受け止めたものです。

Q.記者

10日の時点では、鉄塔に損傷が見つかったという報告だけで、過去の大地震のときも倒壊しなかったことから、今回も大丈夫だという報告を受けたことから市長は切迫性がないと認識された。ということでしょうか。

A.市長

その後、20時30分に青森河川国道事務所から国道45号の通行止めについて検討しているという連絡があったことから、市としても同じタイミングで避難指示が発令できるよう、調整準備を開始したものです。

Q.記者

NTT東日本から同じ内容の報告を受けていたにも関わらず、河川国道事務所と市の判断に違いが出た、ということでしょうか。

A.市長

河川国道事務所に報告した方と八戸市に報告した方は別の方でしたので、河川国道事務所にどのように報告したか内容までは把握していませんが、八戸市への説明を聞く中では先ほどのような判断にいたりました。

Q.記者

鉄塔に倒壊の恐れがあるというプレスリリースは12月10日の深夜に受け取りましたが、市に倒壊の恐れがあるという報告がされたのは10日の夕方でいいのでしょうか。

A.担当者

NTT東日本からは17時から1時間ほど報告を受けています。

また、NTT東日本からは鉄塔に損傷があり、今すぐに倒壊するおそれはないが、今後大きな地震が発生した場合に倒壊する可能性があること。その詳細については、明日市長へ正式に報告したいという話を伺いましたので、我々が市長に伝えたものです。

Q.記者

当時は既に後発地震情報が出ていたので、今後は大きな地震が発生したら倒壊する可能性があるというところはわかっていたということですね。市が避難指示の検討に着手するタイミングは適切だったとお考えでしょうか。

A.市長

タイミングとして十分だとは思っていませんが、市として適切に判断したと考えています。今後は、状況を把握した際には速やかに指示の必要性を判断するようにしていきたいと考えています。

Q.記者

被害額の76億円という額は、現時点の額だと思いますが、今後変更があった場合は発表されるのでしょうか。

A.市長

今後も対策本部を開催いたしますし、発表いたします。

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