臨時記者会見 令和7年9月2日
発表内容
みちのく記念病院に対する行政処分の決定等について
みちのく記念病院に係る対応につきまして、先般、当市から県に対し、医療法の規定による行政処分が必要な旨を通知しておりましたが、本日、県が、同院を開設する医療法人杏林会に対しまして、行政処分を行ったことから、行政処分を求めた保健所設置市として、御報告するものであります。
まず、これまでの経過でありますが、市では、県の協力を得ながら、本年2月19日から5月15日までに、計6回、医療法に基づく立入検査を実施してまいりました。
立入検査の結果、医療法に違反する事項が確認されたことから、市では、これらの事実に関し、法の規定による行政処分の必要性が認められると判断し、7月18日付けで、その旨を、行政処分の権限を有する県に対し、通知しておりました。
この市からの通知を受けまして、県には、内容を精査していただくとともに、関係法令に基づき必要な措置等を御検討いただいておりましたが、本日、9月2日付けで、みちのく記念病院を開設する医療法人杏林会に対しまして、医療法の規定による行政処分が行われたところであります。
行政処分に係る県の判断といたしましては、市が提出した通知や事実関係について精査した結果、同院において、「医師の正確な勤務時間等を把握してこなかった」、「医師の勤務時間等に関して、市及び県に対して事実が認められない報告をしてきた」という事実が明らかになり、これらのことは、医療法第15条第1項に違反するとともに、その運営が著しく適正を欠くものであるため、同法第24条の2第1項の規定による「改善措置命令」を行ったというものであります。
措置の具体的内容でありますが、「みちのく記念病院の健全かつ適切な運営及び医療提供体制を確保するため、管理者は、医師の勤務時間、勤務内容、勤務場所等の勤務管理を適正に実施できるよう、客観的な方法により勤務時間等を把握する体制を構築すること」、「医師の正確な勤務時間等を把握してこなかった経緯、また、医師の勤務時間等に関して、市及び県に対して事実が認められない報告をしてきた原因を調査し、再発を防止する対策を講ずること」という二つの項目であり、令和8年2月28日までに、措置を講ずるよう命じております。
また、行政処分に伴う対応といたしまして、本年3月7日付けで、市及び県が、それぞれ改善勧告を行っていた「病室の定員超過」、「構造設備の無許可変更・使用」などの事実につきましても、その問題の背景には、同院における法令遵守意識の希薄さが認められるとの共通認識の下、本日、市保健所及び三戸保健所の双方から、同院に対し、改めて行政指導を行ったところであります。
市における具体的対応といたしましては、改善勧告を行った「病室の定員超過」などの事実につきまして、その後、立入検査等で改善状況を確認しておりますが、一連の立入検査等において、医師の勤務実態や入院患者の管理状況などに関し、事実と異なる報告が行われてきたという事情に鑑み、法令遵守意識という観点から、改めて、このような事態が発生した原因・経緯を検証し、再発防止策を講じるとともに、職員の法令遵守意識の向上に資する対策に取り組むよう求めたものであり、県の行政処分に併せて、本日、9月2日付けで、市保健所長から同院に対し、行政指導の文書を交付したものであります。
本日の県の決定に対する市の受け止めでありますが、法令違反の事実が認められ、県に対し行政処分を求めていた中で、結果として、このたびの行政処分に至ったということにつきましては、安全・安心な地域医療への信頼を大きく損なうものであり、病院等を指導・監督する役割を持つ保健所設置市として、改めて、大変重く受け止めております。
行政処分の原因となった事実関係は、一連の臨時立入検査で明らかになったものであり、市では、これまでも、従来の立入検査では実態把握に至らず、必要な改善が図られてこなかったという事実を真摯に受け止め、検査体制について、着手可能なところから、見直しを図ってきたところであります。
このたびの行政処分に際しては、市及び県の双方が、立入検査に関する問題意識を共有したところであり、今後は、県と共に、関係機関を交えて、これまでの定期・臨時の立入検査を振り返りながら、従来の検査体制の課題を洗い出し、医療機関に対する指導・監督の在り方について、検証・検討を行ってまいりたいと考えております。
また、同院の健全かつ適切な運営及び医療提供体制が確保され、このたびの行政処分・行政指導に対し、着実な改善が図られるよう、引き続き、県と連携を図りながら必要な対応を行うとともに、今後も、地域において良質かつ適切な医療が提供される体制が確保され、市民が安全・安心な医療を受けられるよう、関係機関と連携して、信頼の回復に努めてまいります。
さらに、同院には、速やかに適切な改善策を講じていただき、一刻も早い信頼の回復を、切に願っております。
私からは以上であります。
案件に関する質疑
1.みちのく記念病院に対する行政処分の決定等について
Q.記者
今回の行政処分の内容に対して、市長の見解をお伺いします。
A.市長
県において市からの通知内容等を精査し、改善措置命令が必要であると御判断いただいたものと認識をしているため、県の判断を尊重しています。
Q.記者
今回の処分の対象が医師の勤怠管理についての内容のため、一般の方は殺人事件の犯人隠避に対しての処分ではなく、なぜ医師の勤怠管理に対しての処分なのか受け止めにずれが生じると思います。これまでの市長会見でも、行政処分の対象について、殺人事件が焦点にならないのはなぜか、というお話があったかと思いますが、今回、医師の勤怠管理が処分対象になっているということについては、市として何かお考えがあるのでしょうか。
A.市長
市が提出した通知内容が医師の勤務実態に関するものとなっておりますので、それに対して、県として適切に判断されたものと認識しています。
Q.記者
警察の捜査もあり、書類がないというようなお話もありましたが、今後、病院の対応について、市としてさらに深く調べたり、改めて処分を求めていくというお考えはあるのでしょうか。
A.市長
警察の調査が進む中で新たな問題が出てくれば、別の行政処分が下されることも考えられると思いますが、みちのく記念病院に対しましては、今後も県と連携しながら、指導・監督してまいります。
Q.記者
措置の履行期限が2月28日となっていますが、その期日までに病院側はどのような対応をする必要があるのでしょうか。
A.担当者
まず、今月中に改善計画を県に提出していただきます。そして提出された改善計画を踏まえて、その内容が確実に実施されているかどうか、2月28日まで確認していくという流れになります。
Q.記者
今月末までに改善計画を県に提出することは強制ですか。また、改善計画について、今後、途中で立入検査が入ると思いますが、市としてどのような検査を何回の頻度で行うのか教えてください。
A.担当者
改善計画書については、今月末までに提出するよう県から法人側へ伝えています。
今後、県が改善計画書をもとに随時立入検査を行うと思いますが、市も同行する予定です。具体的な頻度についてはまだ県と打ち合わせしておりませんが、随時行うことを予定しているところです。
Q.記者
みちのく記念病院は一度こういった計画をやりますと言っておきながら、その計画を実行していなかったというようなことがあったと思いますが、提出予定の改善計画を受けて、病院を信頼できるという確証は、市長はお持ちですか。
A.市長
今回、市からも行政指導を行ったわけですが、その背景には、みちのく記念病院側の法令遵守意識の希薄さが認められるものであったと、市及び県の双方が判断して、既に改善が図られている事項についても、法令遵守意識という観点から、改めて検証と再発防止策を講じるほか、職員の意識向上に資する取り組みを求めたところです。
Q.記者
今までの検査体制や、医療機関に対する指導・監督の在り方について検証・検討するとありますが、具体的な課題と、今後どのようなスケジュールで検証・検討していくか、お伺いします。
A.市長
まずは、現場の実態把握に重点を置き、病院職員からのヒアリングを行っています。また、現地視察時間を十分に確保するため、関係書類の一部について、検査前に事前提出を求めるなど、検査体制の見直しに着手しているところです。今後の具体的な対応につきましては、県におきましても、改善措置の進捗を確認するため、随時立入検査を実施する予定としておりますので、市といたしましても本日の行政処分や行政指導に対して、着実な改善が図られるように引き続き県と連携を図りながら必要な指導・監督を行ってまいります。
具体的な対応といたしましては、県と連携しながら進めていくということになりますけども、市といたしましては、様々な関係機関と検証・検討を行い、より実効性のある指導・監督の在り方について考えてまいります。
Q.記者
実効性というところで、病院への改善要請や、検査体制の見直しもありますが、第三者委員会の設置は候補として一つあると思います。市として、第三者委員会の設置を行う予定は、今のところあるのでしょうか。
A.市長
今回の改善措置命令にあたりまして、客観的な助言を得ることを目的に、青森県医療勤務環境改善支援センターの支援を受けるよう、県から病院に対し指示があったと伺っていますので、外部の意見等を取り入れ、病院の適正な管理運営体制が確保されていくことを期待しています。
第三者委員会の設置につきましては、現状、考えておりません。
Q.記者
今回の県の行政処分は法人に対して通知されていると思いますが、市の行政指導の通知先は病院ということでよろしいでしょうか。
A.担当者
病院を開設する法人に対しての通知です。
Q.記者
県と同様に医療法人杏林会に対しての通知であるとの事ですが、時間や渡し方について、詳細を教えてください。
A.担当者
本日、八戸市総合保健センターにおいて、県の担当者から処分に関する通知を行いました。それとあわせて、市保健所所長から杏林会に対して、市の行政指導について通知いたしました。
Q.記者
みちのく記念病院に対しての行政指導は、今回で何回目になりますでしょうか。
A.担当者
2回目になります。
Q.記者
前回の3月7日に続いて2回目の行政指導ですね。7月の定例市長記者会見では、市としての対応は、県に対して処分の検討を依頼する通知をした時点で終わりだと伺っておりましたが、あの時点から今日に至るまで、何か新しい発見等があり、新たに行政指導を行うことになったということでしょうか。
A.担当者
7月18日に、県に行政処分を求めると通知した際の質疑応答の中でそのように回答いたしましたが、その後、病院から入院患者数の報告が間違っていたと自主的な報告がございました。
その件に関しては、他の調査機関の調査において判明し、その調査機関から、保健所にも報告をした方が良いと助言があり、報告を受けたところです。
その他の調査機関の調査が継続中なものですから、詳しい内容はお答えできませんが、3月7日に改善勧告をした事項について、県と市で改善を確認していたものの、このような点も踏まえて、法令遵守意識の低さが、長年の病院の風土としてあると判断し、県と協議を重ね、改めて本日付けで、三戸保健所長並びに市の保健所長から行政指導の通知をしたという経緯です。
Q.記者
他の機関とは具体的にどちらになりますか。
A.担当者
回答は差し控えさせていただきます。
Q.記者
他の調査機関の調査中に、病院側から患者数の報告に誤りがあったと報告があったことについて、市の対応は考えていますか。
A.担当者
その点についても行政指導の中で、原因を検証し、再発防止策を講じていただくよう、お伝えいたしました。
Q.記者
今回、地域の医療を担う病院に対して、改善措置命令が通知されたということ、改善勧告では変わりきれなかった部分があるということに対して、市長自身がどのような思いを持っているのか、改めてお伺いします。
A.市長
法令違反の事実が認められ、この度、行政処分に至ったことについては、病院等を指導・監督する役割を持つ保健所設置市として大変重く受け止めています。
行政処分の内容について、着実な改善措置を講じ、安全・安心な地域医療の信頼回復に繋げていくことが重要であると考えています。
Q.記者
過去、計6回にわたって立入検査をされたということですが、過去の検査の中で感じられた見解や今後の展開を教えてください。
A.市長
国のマニュアルに基づいて検査を実施していましたが、結果的にはそれで見抜けなかったということで、まずは、現場の実態把握に重点を置き、病院職員からのヒアリングや現地視察時間を十分に確保するため、関係書類の一部について、検査前に事前提出を求めるなど、検査体制の見直しに着手しているところです。
また、市ではこれまでも、従来の立入検査では実態把握に至らず、必要な改善が図られてこなかったという事実を真摯に受け止めて、検査体制について着手可能なものから見直しを図ってきたところです。
Q.記者
今回の改善措置命令の内容で、医師の勤務実態の正確な把握をしていなかった部分については、何をもとにして勤務実態がないということを認定したのかお伺いします。
A.担当者
みちのく記念病院からは、タイムカードで管理していると報告を受けておりましたが、立入検査を繰り返す中で、タイムカードの内容に疑義があるということがわかってまいりました。そして、そのことについてヒアリングを重ねたところ、事務担当の方が画一的に打刻していたということがわかりました。また、何回か立入検査を重ねていくうちに、実態に疑義があるということが判明いたしました。
限られた時間の中で立入検査を行わなければならず、このような実態を確認するのに、かなりの時間を要したものでございます。
Q.記者
行政指導に従うか従わないかは任意だと思いますが、行政処分の場合、強制力があると思いますが、行政処分が守られなかった場合、どのような措置がなされるのでしょうか。また、今回の行政処分を受けて、先方はどのような反応を示しており、それに対しての市長の見解をお伺いします。
A.担当者
来年の2月末までの履行期限を設けて行政処分を通知しています。
もし履行期間までに改善が見込めないということになれば、業務の一部停止、全部停止といった次の段階に進むことになります。
Q.記者
業務の停止以外にペナルティの内容はありますか。
A.担当者
ペナルティの内容としては今の改善措置命令以外では、管理者の変更命令や、許可の取り消しがありますが、今回の行政処分が着実に実行されないことの次の段階とすれば、業務の停止という取扱いになります。
また、本日10時に行政処分を言い渡した際、法人側からはお詫びと今後は適切に対応していくというようなコメントがございました。
Q.記者
それを受けた市長のお考えをお伺いいたします。
A.市長
まず、病院側には適切に改善策を講じていただき、継続性を持って適切な管理運営体制の確保に努めていただきたいと思います。
市といたしましても、今後も地域の医療提供体制に大きな影響が及ばないよう、県をはじめ関係機関と十分に連携しながら、必要な対応を行ってまいります。
Q.記者
国のマニュアルをもとに立入検査が進められているということでした。この件は全国的に見ても珍しいケースで初めてのことかもしれませんが、マニュアルの見直しや再発防止について、国に対する要望は必要だと思います。
八戸市としてやれることはやっているということは、重々存じていますが、国のマニュアルの改定も、今後、視野にあるのかお伺いします。
A.担当者
今後、これまでの検査体制や、みちのく記念病院に係る対応の流れの振り返りを行う予定です。
その中で、必要があれば、国に対してのマニュアルの見直しや改定についての話が出てくることも想定しています。
Q.記者
今後、病院側も信頼回復の道をたどっていくことになると思いますが、行政処分が出ている中で虚偽の報告が発覚し、今回改めて行政指導という形となり、信頼回復の道はかなり難しいところもあると感じています。みちのく記念病院は地域にとって非常に重要な医療機関ですが、適切な医療提供体制を確保するため、市として検討していることや、また、病院に求めていることはありますか。
A.市長
立入検査は国が定める立入検査要綱に基づいて実施をしていますが、今回の問題は、定期の立入検査では見抜けませんでした。これまでの立入検査では実態把握に至らず、必要な改善が図られてこなかったという事実を真摯に受け止め、みちのく記念病院に対する定期・臨時の立入検査を振り返り、従来の検査体制の課題を洗い出し、医療機関に対する指導・監督の在り方について、まずは検証・検討を行いたいと考えています。
また、病院の健全かつ適切な運営及び医療提供体制が確保され、この度の行政処分・行政指導に対し、着実な改善が図られるよう、引き続き、市としても県と連携を図りながら、必要な対応を行うとともに、今後も地域において良質かつ適切な医療が提供される体制が確保され、市民が安全・安心な医療を受けられるよう、関係機関と連携して信頼の回復に努めてまいりますし、みちのく記念病院には、速やかに適切な改善策を講じていただき、一刻も早い信頼の回復を切に願っています。
Q.記者
今回の処分対象となった医師の勤務実績について具体的に何人が水増しされて常勤医だと報告されていたのでしょうか。
A.担当者
12人が常勤医だと報告をいただいておりましたが、実際は12人の内7人が非常勤の医師でございました。
Q.記者
以前、知事の発言の中で、13人の常勤医がいると発言していたと記憶しておりますが。
A.担当者
令和6年4月以降の状況ということで確認しております。
Q.記者
週32時間以上の勤務時間が常勤医師であることの条件だと思いますが、実際は非常勤医師7人の方の勤務時間はどれぐらいあったのでしょうか。
A.担当者
週32時間の条件には満たしておりませんでした。28時間程度は勤務していたという医師がいたなど、具体的な勤務時間は人により異なります。
Q.記者
一切勤務していない方はいなかったということですか。
A.担当者
はい。
Q.記者
病院側はなぜこのような虚偽の報告をしたのでしょうか。
A.担当者
今後、原因を調査して再発防止策を講じることとなりますので、その中で明らかになってくると考えております。
Q.記者
今月末までに提出される改善計画の中に記載されていくということですか。
A.担当者
はい。
Q.記者
今までの検査は国のマニュアルに則って行っていたとのことですが、今まで見抜けなかった要因は、国のマニュアルに原因があると捉えてよろしいでしょうか。
A.担当者
国が定める検査項目はかなりのボリュームがあり、それを毎年1回の定期立入検査で確認いたします。
一概に国のマニュアルに不備があるというようなことはございませんが、医療機関の現状が把握できるよう、市長の指示によって見直しをしています。
今後、県と一緒に振り返りながら実効性のある立入検査について考えてまいります。
Q.記者
国のマニュアル自体が、現場と乖離しているのではなく、検査項目を実行していくにあたっての工夫が足りていなかったと捉えてよろしいでしょうか。
A.担当者
今考えれば、そういう部分を工夫していれば、少しでも現場の確認に時間を割くことができたということで、見直しを図ったということです。
Q.記者
みちのく記念病院は元々多くの患者を受け入れていた病院でしたが、定員超過が解消して健全化した結果、逆に地域の患者を受け入れるための病床数が減少する結果にも繋がる。患者を受け入れる力が地域の中で低下する。
例えば精神疾患を持っている方や終末期医療の方を受け入れる場所が八戸市の中で減る結果にも繋がるかと思います。行政として、受け入れ体制について考えている部分はありますか。
A.担当者
精神科病床の部分が大きいかと思いますが、地域の課題としては、現在、市民病院の精神科病床が休床しています。
地域の中で課題はいろいろありまして、精神科の医師が不足しているということも大きな要因としてあります。そうした点につきましては、令和6年度に県と青森県立中央病院と弘前大学で医師派遣の三者協定を結んでいますので、市としても、機会を捉えて、いろいろと医師確保の要望をしてまいりたいと考えております。
Q.記者
以前、今八戸市立市民病院事業管理者が医師の育成には5年ぐらいかかるというようなお話もありましたが、何か新しい取組を行う考えはありますか。
A.担当者
今管理者が議会答弁の中で5年程度と発言したのは、研修医として入り、臨床医師として働くまでの期間のことをお話されたのだと思いますが、若手の育成の他に、経験のある医師の確保について、県にも伝えていきたいと思います。
Q.記者
病院側からの報告が事実と異なっていたことを聞いたときの感情や、病院が真摯に対応してくださらなかったことへの思いをお伺いいたします。
A.市長
事実と異なる説明や報告があったことに関しましては、遺憾に思っています。
Q.記者
市長として今回の事件の教訓についての考えをお伺いいたします。
A.市長
法令違反の事実が認められて、この度の行政処分に至ったことにつきましては、病院を指導・監督する役割を持つ保健所設置市として大変重く受け止めています。行政処分の内容について、着実な改善措置を講じ、安全・安心な地域医療の信頼回復に繋げていくことが重要であると考えています。
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更新日:2025年10月23日