記者会見 令和7年1月21日
発表内容
日時:令和7年1月21日 火曜日 14時00分~14時20分
場所:八戸市庁本館2階庁議室
案件:
- 青の煌めきあおもり国スポ ボランティア及び企業協賛の募集について(観光文化スポーツ部 国民スポーツ大会準備室)
- 八戸市美術館における冬の展覧会の御案内について(観光文化スポーツ部 美術館)
1.青の煌めきあおもり国スポ ボランティア及び企業協賛の募集について
- 新大橋の開通について
- 前八戸市長小林氏が八戸学院大学次期学長に就任することについて
- 自治体情報システムの標準化について
- 臨時財政対策債について
青の煌めきあおもり国スポ ボランティア及び企業協賛の募集について
青の煌めきあおもり国スポ ボランティア及び企業協賛の募集についてお知らせいたします。
ボランティアの募集についてですが、国スポ・障スポと競技別リハーサル大会の運営を支え、参加者を温かくおもてなしするボランティアを募集するものであります。
募集するボランティアは、2種類ありまして、一つは、SNSなどでの情報発信のサポートや市内のイベント等での運営サポートなどを行う「広報・市民運動ボランティア」であり、もう一つは、競技会場での受付・資料配付、選手などへのドリンクサービス、環境美化・清掃活動の補助などを行う「競技会運営ボランティア」であります。
募集人数は800人程度で、先月、募集を開始したところであり、既定の人数に達するまで募集する予定としております。
応募要件は、ボランティア実施時に中学生以上で、市内に在住、通勤、通学している個人や、市内に活動拠点を有する団体などとしております。
応募方法でありますが、市のホームページからインターネットで申込みできるほか、国民スポーツ大会準備室窓口、公民館などに設置している登録申込書に必要事項を記入し、窓口へ持参、郵送、FAXでお申込みいただけます。
国スポの冬季大会は、数年に一度、当市を会場に開催されておりますが、本大会につきましては、約50年に一度しか回ってこない、貴重な機会となります。
大会参加者や一般観覧者を、市民の皆様と共に、心のこもったおもてなしでお迎えし、一緒に大会を盛り上げてまいりたいと考えておりますので、積極的な御応募をお待ちしております。
企業協賛の募集についてですが、訪れる全ての人をおもてなしの心で温かく迎えるため、広報や歓迎装飾に係る物品又はその他大会の運営に要する用具等の御支援をいただくものであります。
御協賛をいただきますと、ホームページ等での紹介により、企業イメージや知名度の向上につながるほか、協賛物品等に企業名や団体名を表示することができ、PRの機会となります。
協賛の内容についてでありますが、原則として大会の広報及び歓迎装飾に係る物品、又はその他大会の運営に要する用具等の受入れによるものといたします。
協賛の実施方法といたしましては、提供又は貸与とし、協賛物品等の搬入、据付け、撤去等にかかる費用は、原則として協賛者の負担となります。
協賛の例といたしましては、国スポの広報に関連する物品として、クリアファイル、うちわ、ボールペンなど、市民運動に関連する物品として、花いっぱい運動の花、プランター、学校観戦用メガホン、ミニタオルなどあります。
また、歓迎装飾用関連物品として、歓迎のぼり旗、横断幕、懸垂幕、看板、公共交通車両ラッピングなど、おもてなし用関連物品としては、大会参加記念品、特産品、飲料水などがあります。
詳しくは、配付資料又は市ホームページで御確認ください。
協賛制度につきましては、全国の皆様を官民が一体となってお迎えし、大会を盛り上げる機運の醸成につながりますので、多くの企業・団体等の皆様のお申込みをお待ちしております。
八戸市美術館における冬の展覧会の御案内について
日ごとに寒さが増す時期となりましたが、八戸市美術館より、この冬の企画展「八戸アーティストファイル2025 Finding Our Beauty」を御案内いたします。
この展覧会では、新しい試みとして、地域の文化関係者と美術館が「プレゼンター・推薦者」となって、今、紹介したいアーティスト8名を選出しました。
八戸ゆかりのアーティストが、「現在の八戸のアートシーン」を捉え、私たちのまちの創造性を見出し、未来へとつなぐことを目的とした展覧会です。
この展覧会は、来月15日から4月7日まで、美術館ホワイトキューブをメインの会場として開催いたします。
プレゼンターに推薦されたアーティストの皆さんを御紹介いたします。
国内、イタリアの美術学校にて芸術を学んだ石橋貴美子さん、「糸で写真を編む」手法で、暮らしの中の個人と社会との関係性を作品にする加藤千晶さん。
八戸地域を中心にグラフィックデザイナーとして活躍する佐々木遊さん、八戸の豊かな自然からインスピレーションを得た画家 庭田薫さん。
大学時代から一貫して人のいない室内空間を描き続ける画家 三村紗瑛子さん、はっちオープニング特別事業「八戸のうわさ」を制作した山本耕一郎さん。
絵画・デザイン・音楽・クラフトなど、多彩な表現活動を展開するYAMさん、八戸を代表する広告写真家であり、自ら写真教室も開催する米内安芸さんなど、八戸のアートシーンをリードする個性豊かなアーティストが揃いました。
この展覧会は、今回限りのものではなく、ほかにも御紹介したい八戸ゆかりの作家さんは沢山いらっしゃいますので、今後定期的に開催してまいりたいと考えております。
また、関連企画として、会期中いつでもお楽しみいただけるプロジェクトや、鑑賞プログラム、音楽ライブや中・高校生向けのアートキャンプなどの開催も併せて予定しております。
今の八戸のアートシーンを是非体感していただきたいと思いますので、皆様の御来館を心よりお待ちしております。
案件に関する質疑
1. 青の煌めきあおもり国スポ ボランティア及び企業協賛の募集について
Q.記者
国スポにかける市長の期待や御所感をお願いします。
A.市長
国スポに名称が改められてから初めて開催された佐賀国スポを見てまいりましたが、非常に盛り上がっていました。青森県の国スポ、特に八戸市では、より一層盛り上がるよう、大会の開催に向けて準備を着実に進めているところです。
Q.記者
中高生が学校のある日にボランティアに参加したいとなった場合、欠席の扱いにならないのであれば、参加しやすいと思いますが、どういう扱いになるのでしょうか。
A.担当者
教育委員会と協議したうえで、検討する必要があると考えています。
Q.記者
まだ決まってないということでしょうか。
A.担当者
はい。
Q.記者
応募を開始したのが先月16日で約1ヶ月経過していますが、現時点でどの程度の応募があったのか教えてください。
A.市長
15人です。この会見を機に今後、増えていくことを期待しています。
Q.記者
応募された方々は、広報・市民運動ボランティアと、競技会運営ボランティアのどちらになるのでしょうか。
A.担当者
希望するボランティアをしていただく予定です。
Q.記者
募集人数を800人としていますが、それぞれの募集人数について教えてください。
A.担当者
競技会運営ボランティアが700人程度、広報・市民運動ボランティアが100人程度と考えています。
その他の質疑
1.新大橋の開通について
Q.記者
3月の開通に向けて調整が進められているようですが市長の御所感をお伺いします。
A.市長
新大橋整備事業につきましては、これまで令和7年度末の完成を予定しておりましたが、事業に必要な財源を確保できたこと、自然災害や建築資材などの調達の遅れによる工事の停滞がなかったことなどから、工事期間を1年間短縮できたことで、令和6年度内に完成する見込みとなりました。
今後、新大橋が開通することにより、新大橋を含むそれぞれの橋に交通量が分散されるため、橋での混雑が緩和されるものと考えています。
また、中心街方面と産業道路とのアクセスが向上することから、物流の効率化および近隣商業施設との利用者増加など、地域経済の活性化に好影響をもたらすものと期待しています。
さらには、八戸港と幹線道路を結ぶ物流道路、地域住民の通勤通学の生活道路、災害時における応急復旧活動を支援する道路として、安全安心な機能を十分に発揮されるものと考えています。
交通量の変化に伴う道路交通への影響を軽減するため、現在、交差点改良や車線増設の工事を実施しています。開通後においても、交通量調査を実施するなど、交通量の変化に注視しながら、関係機関と協議し、必要に応じて交通対策を検討してまいります。
開通日につきましては、3月22日で調整していますが、現在も工事中であり、完成後の検査、関係機関との調整があることから、正式に開通日が決まりましたら、改めてお知らせしたいと考えています。
なお、開通式典では招待者によるテープカット、くす玉開披、渡り初めの他、地元小中学校による吹奏楽演奏や郷土芸能の披露を行う予定です。
2.前八戸市長小林氏が八戸学院大学次期学長に就任することについて
Q.記者
期待や御所感をお願いします。
A.市長
まずは新学長に就任することについてお祝いを申し上げたいと思います。当地域のニーズに合った特色ある大学運営をしていただけるものと期待をしています
Q.記者
行政とも連携して地域を盛り上げていきたいと新学長会見でおっしゃっていましたが、連携について市長はどのように考えていらっしゃいますか。
A.市長
八戸産学官連携推進会議を中心に、これまで同様に産学官の連携を強化しながら、実効性のある取組を進めていきたいと考えています。
Q.記者
かつて選挙で争ったライバルですが、今後は、学長と市長という立場で連携していくということでしょうか。
A.市長
当然連携していかなければならないと考えています。
3.自治体情報システムの標準化について
Q.記者
市では、20ある基幹業務のうち、生活保護システムの移行が困難と説明していましたが、最新の状況とそれに対する市長の受け止め、行政サービスの提供を含めた影響、今後の対応方針について伺います。
また、政府は昨年末に期限内の移行が間に合わないシステムを特定移行支援の対象とすることを示しましが、政府に期待することや求めたいことがあればお伺いします。
A.市長
昨年末の国の基本方針改定によりまして、期限内の移行が困難であるシステムは、移行困難システムから特定移行支援システムへとその名称が変更されています。
システム標準化についての直近の状況といたしましては、令和6年8月に、移行対応を予定していたシステムベンダーより、人手不足等を要因として、当初令和7年度内であった移行スケジュールの延伸の申し出があったところです。
その後、生活保護システムを含めた15業務のシステムについて、新たに移行スケジュールの見直しおよび特定移行支援システムとしての申請を行い、令和6年12月に、国から、これらが特定移行支援システムとして認められました。
これらのシステムについては、令和8年度以降の安全確実な移行を第一としながら、可能な限り早期の移行を目指して、関係ベンダーとの調整を進めるとともに、現行システムの利用を延長するなどの対応をとる方針となっています。
このことから、特定移行支援システムに該当していることによる市民に対する行政サービス等の提供については、影響がないものと考えています。
4.臨時財政対策債について
Q.記者
臨時財政対策債の新規発行が、制度創設以来、初めてゼロとなりました。市としてこれまでの臨時財政対策債をどう位置づけて財政運営を行ってきたのか。また、臨時財政対策債にはどのような点に問題があったかのかお伺いします。また、新規発行がゼロになったことへの評価もお伺いできればと思います。
A.市長
臨時財政対策債は、制度上、後年度の元利償還金の全額が基準財政需要額に算入されることから、普通交付税の振りかわりと位置付けており、当市においても平成13年度の創設からこれまで一般財源の一部として活用してきたところであります。
臨時財政対策債の償還に対する市の実質的な負担はないものの、長きに渡り多額の発行が続いたことから、表面上の市債残高の増加に繋がるなどの影響があったと受け止めています。
令和7年度の発行額がゼロとなったことは、地方の財源不足額の全額が普通交付税により措置される本来の形に戻ったものと受け止めております。また今後も新規発行額を抑えることで、市債残高の縮減に繋がるものと考えています。
案件1_青の煌めきあおもり国スポ ボランティア及び企業協賛の募集について(モニター資料) (PDFファイル: 842.5KB)
案件1_青の煌めきあおもり国スポ ボランティア及び企業協賛の募集について(補足資料) (PDFファイル: 274.6KB)
案件1_青の煌めきあおもり国スポ ボランティア及び企業協賛の募集について(パンフレット) (PDFファイル: 2.6MB)
この記事に関するお問い合わせ先
総合政策部 広報統計課 広報広聴グループ
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更新日:2025年01月21日