臨時記者会見 令和6年11月26日
発表内容
日時:令和6年11月26日 火曜日 11時~11時13分
場所:八戸市庁本館2階 庁議室
案件:
1.令和6年12月定例会提出予定議案について(総務部 総務課)
2.令和6年度12月補正予算の概要について(財政部 財政課)
- 令和6年12月定例会提出予定議案について
- 令和6年度12月補正予算の概要について
1.令和6年12月定例会提出予定議案について
令和6年12月定例会に提案する議案の内容がまとまりましたので、その概要について御説明いたします。
令和6年12月定例会の開会日は、来月3日、火曜日を予定しております。
提出予定の議案は33件で、全て当初提案となっており、その内訳は、予算案件13件、条例案件7件、契約案件2件、その他案件11件であり ます。
また、報告事件は3件となっております。
2.令和6年度12月補正予算の概要について
12月定例会に提案する令和6年度補正予算の内容がまとまりましたので、その概要について説明いたします。
今回の補正予算は、新たに、2030年までの水素等供給体制の構築に
取り組むため、次世代エネルギー導入推進事業費を計上するとともに、
障がい者自立支援給付費等扶助費、特別保育事業費など、当面予算措置を要するものについて計上いたしました。
また、県の給与改定に準じ、職員等の人件費を追加計上したほか、道路改良事業費などについて施工時期の平準化を図るため、債務負担行為を設定いたしました。
一般会計の補正予算額は 22億8,036万5千円で、補正後の総額は1,007億3,949万5千円であります。
補正予算の主なものですが、
- 次世代エネルギー導入推進事業費 100万円
- 障がい者自立支援給付費等扶助費 8億8,000万円
- 生活保護費 1億円
- 特別保育事業費 1億4,173万8千円
- 子ども医療費扶助費 4,000万円
- 後期高齢者医療療養給付費負担金 1億8,496万6千円
- ワイン用ぶどう鳥獣被害対策事業補助金 200万円
- 中小企業振興補助金 2,941万7千円
- 職員等人件費のうち給与改定分 4億8,296万1千円
- 道路改良事業費は債務負担行為の設定として、期間は令和6年度から7年度まで、限度額は6億6,000万円
であります。
これに対応する補正財源の主なものは、国・県支出金、繰越金であります。
詳細につきましては、お手元の資料のとおりでありますので、説明は割愛させていただきます。
案件に関する質疑
1. 令和6年12月定例会提出予定議案について
Q.記者
条例関係の他7件を確認させてください。
A.担当者
職員の給与に関する条例一部改正のほか、寒冷地手当支給条例の一部改正、いじめ防止対策推進条例の制定、南郷の体育施設、屋内運動場、カッコーの森エコーランドの条例の一部改正、幼保連携型認定こども園の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正となっています。
Q.記者
21日の経済協議会で、魚市場の委託手数料率の引き上げについても、提出する予定であると報告がありましたが見送った理由をお聞かせください。
A.市長
今年4月に市の附属機関であります八戸市魚市場運営審議会に諮問し、審議を経て8月にいただいた答申内容に基づき、卸売業者が委託者である漁業者から収受する委託手数料の率を改正することとし、今月21日開催の経済協議会において説明を行ったところですが、市議会からさまざまな御意見をいただきましたことから、ここで一旦立ち止まり、時間をかけて慎重に検討するため、このたび議案の提案を取りやめることとしたものです。
Q.記者
手数料率や施行時期などを検討するということでしょうか。
A.市長
内容と提案時期については、これから考えてまいります。
Q.記者
卸売業者の経営安定は、急を要すると思いますが、その点はどのようにお考えでしょうか。
A.市長
卸売業者であります株式会社八戸魚市場の経営状況は、6期連続で赤字となるなど極めて厳しい状況にあると認識しています。委託手数料率を引き上げることにより、漁業者の収入に影響を及ぼすものでありますが、一方で卸売業者がなくなるのは困るという考えもあります。
私といたしましては、八戸魚市場運営審議会の審議答申内容を尊重し、委託手数料率の引き上げが必要と考えていますが、市議会の御指摘を踏まえまして、ここで一旦立ち止まり、時間をかけて慎重に検討を進め、業界、市議会のさまざまな意見を聞きながら判断してまいりたいと考えています。
委託手数料は卸売業者の主な収入の一つですので、経営状況を考慮し、なるべく早い時期に、関係者の協議調整を行い、議案を提案したいと考えています。
Q.記者
早い時期とは、年度内ということでしょうか。
A.市長
これから判断してまいります。
Q.記者
どういった意見から、取りやめを判断したのでしょうか。
A.市長
協議会の中での御意見をいただきました。水揚げが減少する中で株式会社八戸魚市場の経営状況から手数料率を引き上げなければならないことはある程度やむを得ないものと理解はしているが、4%に引き上げをすることで八戸港へ水揚げする船への影響があるのではないか。巻き網船にとって手数料率を1%引き上げすることは大変な金額となり影響が大きい。関係者から株式会社八戸魚市場の経営努力が足りないと聞いている。赤字だからといって安易に利用者が手数料を引き上げるのではなく、時間をかけて検討するべきである。と協議会の中で御意見いただいたことから、取りやめの判断をいたしました。
Q.記者
審議会答申を受けていますが反故にするということではないですよね。
A.市長
答申を重く受けていますので、今後適切に判断してまいります。
2.令和6年度12月補正予算の概要について
Q.記者
次世代エネルギー導入推進事業費は、どのような費用が予算として計上されているのでしょうか。
A.担当者
先進地の企業のヒアリングや先進的な取組をしている自治体の視察等の経費が含まれております。
Q.記者
次世代エネルギー関係の経費としては、初めて予算化するということでしょうか。
A.担当者
はい。
Q.記者
性被害を防止する保育所への対応ですが、施設数を教えてください。
A.担当者
31施設になります。市内の保育所等に希望調査をして、希望があった施設31施設全て対応できる予算となっています。
Q.記者
パーテーションは園児用のものですか。
A.担当者
着替えが見えないような普通のパーテーションになると思います。
案件1_令和6年12月定例会提出予定議案について(モニター資料) (PDFファイル: 185.0KB)
案件1_令和6年12月定例会提出予定議案について(補足資料) (PDFファイル: 79.6KB)
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更新日:2024年11月26日