【八戸特派大使通信】第6回 小池田 章
小池田 章(こいけだ あきら)/ フレイン・エナジー社代表取締役社長
昭和40年生まれ。北星学園大学経済学部卒業。NPO法人燃料電池・水素エネルギーネットワーク理事長。株式会社電制代表取締役社長。八戸市地域新エネルギービジョン策定委員会委員。八食センターと水素生成・回収システムの特性調査を実施。
八戸応援団
八戸の皆様、はじめまして!! 私は札幌で水素エネルギー開発企業(フレイン・エナジー、電制)を経営し、またNPO法人「燃料電池・水素エネルギーネットワーク」を主催している者です。
私が八戸と縁を頂いたのは4年ほど前、青森県新エネ視察団(現助役も参加)が北海道へ視察にお越しいただいたときからです。その後、八戸の積極的な取り組みを応援しよう!! とエネルギー関係者で八戸応援団なるものを結成したのが縁で、現在私も水素エネルギーを中心として、市や市民の方と交流を頂いています。
私が八戸に来て改めて感じたことは「決断が早い・目的意識が明確・この街は強くなろうとしている」ということです。新エネルギーやまちづくりに関して一番重要であることは、市民が参加し、未来を具体的に創造し„推し進める強い力„であると感じています。私は北海道においても新エネルギーの事業を行っていますが、八戸市や青森県に強い関心を持っているのは、この推し進める強い力があるからです。
市民の皆様もご存じかと思いますが、八戸では世界でも先進的なマイクログリッド実証実験を実施し、市民エネルギー会社をめざしたり、八食センターでは廃棄物を利用した水素エネルギーの調査事業を行うなど具体的な取り組みをしています。鉄腕アトムなどの未来を描く漫画が現実となってきているように、私もこの取り組みに少しでも参加し、明日のエネルギー社会をいち早く体験できたらと願っています。
また八戸は、三社大祭やえんぶりなどの伝統的なお祭りやみろく横丁など、来るものを楽しませてくれることも大きな魅力で、市民の方や八戸出身の方のみならず、私のような新参者も八戸に引き寄せられる大きな要因になっていると思います。
大使を指名していただいておりますが、本来の気持ちは八戸応援団であります。これからも伝統的なものと先進的なものがベストミックスした豊かなまちづくりを応援いたします。
(「広報はちのへ」平成17年 10月号掲載記事)
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更新日:2020年01月07日