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八戸大使ふるさとセミナー（豊嶋裕子氏）＠青森県立八戸水産高等学校
豊嶋 裕子（としま ひろこ）氏 / ピアニスト
開催日時
令和5年12月11日（月曜日）13時30分～15時00分（90分）
開催校
青森県立八戸水産高等学校
参加者
全校生徒 192名
演題
世界の音楽は「愛とイマジネーションで繋がっている」
セミナーの様子
まずは1曲披露！
豊嶋さんからあいさつ
校長先生からの紹介を受けて登場した豊嶋さん。
まず、ジブリ作品の「コクリコ坂」から一曲披露。この曲は船乗りに関するジブリ作品ということで選曲されたそう。
しっとりとした美しいメロディに、生徒たちは息をのんで静かに聴き入ります。曲が終わると大きな拍手が沸き起こりました。
ここで豊嶋さんからあいさつ。
「今日はみなさんが水産高校で、世界の広い海に出ていかれる生徒さんが多いと聞いて、港に関係がある曲を選んでまいりました！」
「みなさんに手伝ってもらって、ピアノだけでなく、ダンスから歌からパーカッションから、そしてさっき打ち合わせした太鼓部の人にも出てきてもらって演奏をしたいと思います！」
イギリスの港町から
ビートルズの曲を披露する豊嶋さん
まずはイギリスの港町リヴァプールの出身であるビートルズから1曲「ヘイジュード」。
「ただ演奏してもつまらないので、途中で入るコーラスをみんなでやってみましょう！」
簡単なレクチャー後、早速本番。
「better」という単語を音階を上げながら繰り返す難しいコーラスですが、豊嶋さんの歌声に載せるように生徒たちの歌声が後半に向かってだんだん大きく響いていました。
即興で！？
即興で「からくりピエロ」を歌う生徒
「さっきの打ち合わせで、太鼓部のメンバーの方が歌も上手いと聞いたので、いきなりだけど歌ってもらおうかな？」
生徒たちの拍手に後押しされて、生徒が一名出てきてくれました！当初は豊嶋さんが歌う予定だった曲「からくりピエロ」を、即興で歌ってもらうことに。
生徒の綺麗な歌声が体育館に響き渡ります。静かに聴いていた生徒たちからは、自然と手拍子が起こっていました。
海を越えて南アメリカへ
八水大漁太鼓部の生徒が曲に合わせて太鼓を披露！
続いての曲は南アメリカへ。
アルゼンチンの首都ブエノスアイレスが紹介されました。「ブエノス」は「良い」、「アイレス」は「風」という意味で、海へ出るのに良い風が吹くという意味が込められた港町なんだそう。
そんなブエノスアイレスの音楽であるタンゴから1曲「10番道路」。この曲はタンゴのリズムが取り入れられたポケットモンスターの曲です。人気アニメの登場に生徒からは「おー！」と反応が起こります！
「ここで太鼓部のみなさんに登場してもらいましょう！」
八水大漁太鼓部の生徒が5名、太鼓の前に出てきてくれました。
曲が始まると各々アドリブで太鼓を打ちます。速いリズムのピアノに太鼓の音が乗ると一気に迫力が増し、重みがありました。
北アメリカへ
校長先生も一緒にブギウギダンスの練習！
続いて「ブギウギ」が紹介されました。
ブギウギは、かつてアメリカの労働者たちが元気を出すために作った「ジャズ」の原型なんだそう。
みんなで踊って元気を出すことに！
女子生徒から校長先生までたくさんの参加者が前に並び、音楽スタート。
左右に揺れながら楽器を鳴らしたり、体全体を使ってリズムに乗ったり。
ダンスの得意な先生が、一歩前で踊った際は会場に歓声が起こり大盛り上がりでした。
先生方もノリノリです！
女子生徒はマラカスで盛り上げます
最後は決めポーズでフィニッシュ！
みんなで踊ろう！
太鼓とダンスで曲を盛り上げます
ブエノスアイレスの少し北へ。
続いてはブラジルの音楽サンバです！
「みなさんがブラジルに行ったときに、サンバが踊れたらきっと人気者になれます！」
よく知られるサンバの曲「マツケンサンバ」をみんなで立って踊ることに。
太鼓部の生徒はもう一度太鼓の前へ、校長先生と生徒2名は踊りとして出てきてくれました！
サンバカーニバルはパーカッションが肝心、たくさん用意していた楽器を生徒たちに配ります。
曲がスタート。ピアノと太鼓、その他パーカッション楽器による楽しそうな音色が流れます。前に出ていた校長先生と生徒は列をなして踊りを披露。観客席の生徒からは笑いが起こります！
大盛り上がりの中、なんと1名の生徒がステージに乱入！ダンスでより一層盛り上げてくれました。
パーカッション楽器を配ります
曲の途中で生徒が登場！
ヨーロッパへ！スペインの曲を表現しよう
青いアフロを被って登場！
観客席からは手拍子
サンバの後、先ほど壇上に上がった生徒に豊嶋さんからリクエストがありました！
ゆっくりになったり速くなったりする「スペイン」という曲に合わせて表現ダンス。なかなか難しそうです。
曲が始まると、青いアフロを被った生徒がゆっくり登場、生徒からは笑い声が起こります。難しいお題でしたが、応援の手拍子に後押しされて、最後まで踊り切りました！
鈴と朗読でクリスマス曲を盛り上げよう
クリスマスの曲に合わせて鈴を鳴らす生徒
もうすぐクリスマスということで、ポールマッカートニーの「ワンダフルクリスマスタイム」が紹介されました。
生徒の鈴の音に合わせながら曲がスタート。一気にクリスマスモードになります。
曲が終わると、豊嶋さんが作ってきたクリスマスメッセージを生徒が感情をこめて朗読します。
平和を願う素敵な内容と朗読に生徒たちは楽しそうに聴き入っていました。
豊嶋さんが作ったメッセージを朗読する生徒
最後は生徒からのリクエスト曲
「奏」を歌う生徒
最後の1曲は生徒からリクエストが寄せられた曲「奏」。
歌ってくれる生徒を募ったところ4名の生徒が立候補し、交互に歌うことに。
みなさんとてもきれいな声で思わず聴き入ってしまいました。。
中には観客席に歌いながら入っていく生徒も。大盛り上がりの中、セミナーは終了しました。
聴きながら腕を揺らす生徒も
観客席の真ん中に入っていき盛り上げます！
最後に
豊嶋さんから最後にひとこと
生徒から感謝の言葉と花束が贈られました
「みなさん素晴らしい発信力を持っていると思います。これからも頑張ってくださいね。」
最後に豊嶋さんから生徒へ、ひとこと贈られました。
人と人との隔たりがなくオープンな気迫と積極性があり、笑い声あふれる楽しいセミナーでした。
豊嶋さん、ご講演ありがとうございました。
この記事に関するお問い合わせ先
総合政策部 広報統計課 シティプロモーション推進室
〒031-8686 青森県八戸市内丸一丁目1番1号 市庁本館4階
電話：0178-43-2319 ファックス：0178-47-1485
更新日：2023年12月19日