八戸大使ふるさとセミナー(豊嶋裕子氏)@八戸市立多賀台小学校

更新日:2023年10月26日

豊嶋 裕子(としま ひろこ)氏 / ピアニスト

開催日時

令和5年10月23日(月曜日)10時45分~12時00分(75分)

開催校

八戸市立多賀台小学校

参加者

3~6年生児童 119名、教職員 10名

演題

勇気・イマジン・愛

セミナーの様子

多賀台小学校ではピアニストの豊嶋さんを招いて、「音楽のつながり」を学ぶ八戸大使ふるさとセミナーが開催されました。

音楽から想像してみよう!

オリンピックについて知ってる人という質問に挙手する児童

好きなスポーツは?の質問に手を挙げる児童

先生の紹介後、早速学習発表会がスタート。

「みんなはスポーツ好きですか?」

サッカー、ラグビー、野球、バレーなど元気な声が挙がり空気が和みます。

 

スポーツと、来年パリで開催されるオリンピックを関連付けて、1曲目を紹介します。

「1曲目はフランスのドビュッシーさんという方の曲です。」

「どんな感じか、雰囲気を想像しながら聞いてみてください!」

と伝え演奏が始まりました。曲は流れるような美しいメロディですが、とても難しそうです。

 

演奏後、児童に感じたことを発表してもらいました。

「難しそう」「なめらかな感じ」「急いでるような」「穏やかな気持ちになる」

など、感じることは十人十色。

1曲目にドビュッシーの曲を披露する豊嶋さん

ドビュッシーの曲を披露

1曲目の感想を発表数生徒

感じたことを発表!

どんなイメージも正解です。想像力を膨らまして聞いてほしい。

「今日は、想像力を広げて、音楽も見えない糸でつながっているという話をしていきます。」

感想発表後、今日のテーマが伝えられました。

どんなイメージも正解だと説明する豊嶋さん

想像力を膨らまして聞いてみてほしいと説明する豊嶋さん

リズムに乗って楽しい気持ちで!

2曲目で使うタンバリンの練習をする児童と校長先生

タンバリンのリズム打ちに参加する校長先生

2曲目は「東京ブギウギ」。

海外で作られたジャズの曲を日本人が真似して作った曲だそう。

 

タンバリンで参加してくれる児童を募ったところ、沢山の児童が手を挙げてくれました!

「校長先生も!」

豊嶋さんの一言に校長先生が登場した時は、体育館にどっと楽しそうな歓声が挙がりました。

 

リズムを少し練習してから、早速本番!

愉快なメロディとタンバリンの音色に児童も手拍子を送ります。

東京ブギウギを楽しそうに聴く児童

手拍子を送る児童

東京ブギウギを見て笑う児童

見ている児童も楽しそうです

みんなを笑わせよう!

からくりピエロでピエロを演じる児童

ピエロに扮してみんなを笑わせる児童

次に紹介されたのは日本のオリジナリティ溢れるボーカロイドの曲から、「からくりピエロ」です。

 

「ピエロは自分は悲しいけれど、みんなを笑わせようとしてるんです。」

曲名に関連してピエロについて説明します。

「だから、だれかピエロになって盛り上げてほしい!」

ピンクと青のかつらをもって豊嶋さんが提案すると、児童2人が出てきてくれました。

 

曲がスタート。ピエロになった児童はとことんみんなを笑わせようと、変顔をしたり、かつらをとってとぼけてみたり。体育館に手拍子と楽しそうな笑い声が響きます。

 

「いいピエロでした!素晴らしい!ありがとう。」

終始大盛り上がりでした。

アニメの曲をロック風に・・・

紅蓮華をロック調で演奏する豊嶋さんと児童

児童と連弾でロック調の「紅蓮華」を披露

続いてロック音楽に関するお話がありました。

「ジャズを生み出した人々は、実はロックも生み出しているんですね。」

「日本のJPOPやアニメはロックにとても影響を受けています。ですから、ロックフィーリングを日本のアニメで表現してみましょう!」

紹介されたのはアニメ「鬼滅の刃」の有名曲「紅蓮華」です。

児童から「あー!」と声が挙がります。

 

連弾してくれる児童を募ったところ、児童が1人出てきてくれました。弾き方をレクチャーして、早速演奏!

 

ロック調のリズムが刻まれたかっこいい「紅蓮華」が響きます。

 

ピアノが得意という児童、連弾後に1曲披露してくれました!

素晴らしい演奏に、大きな拍手が沸き起こります。

連弾に手拍子を送る児童

児童も手拍子で後押し

ピアノの得意な児童が1曲即興で披露

児童が1曲即興で披露!

日本の裏側へ!楽器と踊りでリズムに乗ろう♪

サンバの曲で楽器役に立候補するたくさんの児童

楽器で曲を盛り上げるため、半分近くの児童がステージ前に大集合!

続いての音楽は日本の裏側、南アメリカへ。

ブラジルにあるラテン音楽とジャズが混ざって生まれた音楽「サンバ」が説明されました。ここでは日本のサンバ曲「マツケンサンバ」を紹介。

 

ブラジルのサンバといえば、1年に1回の夜通しパーカッションと踊りで盛り上がる祭典リオのカーニバルがあります。そんな祭典をイメージして、ステージ前にはたくさんの楽器が用意されていました。

「やりたい人はでてきてください!!」

楽器が足りなくなるほど、半分近くの児童が出てきてくれました!

 

演奏が始まると、思い思いにリズムを打ちます。校長先生はうちわで、先生も踊りで盛り上げます。楽器の音と手拍子が重なって楽しそうな音色でした。

うちわを持って盛り上げる校長先生

校長先生もうちわで参加!

聴いている児童も楽しそうに手拍子を送ります

他の児童も立って手拍子♪

先生も一緒に!

一曲披露する校長先生

豊嶋さんの伴奏で「少年時代」を歌う校長先生

「ここで、校長先生にちょっと歌でも歌っていただきましょう!」

なんと校長先生の歌がリクエストされました。児童からは大歓声です。

 

ロック音楽のビートルズに影響を受けて作られた曲「少年時代」が披露されました。

低く綺麗な歌声が体育館に響きます。

校長先生の歌に笑顔になる児童

曲が終わると児童から「ブラボー!!」の声が!

つづいて、先生のリコーダーと豊嶋さんのピアノによるコラボ演奏!

曲はミュージカル音楽「サウンドオブミュージック」から1曲紹介されました。

 

優雅なピアノの音色と、リコーダーの高くはっきりとした音色の組み合わせは、ミュージカルを想起させる含みのある演奏でした。

先生のリコーダーとピアノのコラボ演奏

先生のリコーダーと豊嶋さんのピアノでコラボ演奏♪

友人からプレゼントされた曲に心を込めて

東京の友人が作った曲を心を込めて歌う豊嶋さん

東京の友人が作ってくれた曲を心を込めて歌う豊嶋さん

「ここで弾き語りを披露してもいいですか?」

東京にいる、シンガーソングライターを目指す友人が、若いながらも病気と闘いながら作ってくれた曲「ミルキーウェイ」が紹介されました。

 

歌詞に注目して聞いてほしいと一言伝えて曲が披露されました。語り掛けるような美しい詩に心を込めて歌います。児童は静かに聴き入っていました。

最後はみんなで合唱!

振り付けをしながら歌う児童

「エイヤー!」と元気よく腕を上げる児童

最後はみんなで「青い空に絵を描こう」を合唱しました。

「エイヤー!」と合いの手を入れる場面では、元気よく腕を上げる児童がちらほら。

明るいエネルギー溢れる1曲でした。

 

曲が終わると、児童からアンコールの声が挙がります。

先生からの提案で「U&I」を合唱することに!

 

先生の歌声に先導され、児童も丁寧に歌ってセミナーは終了しました。

歌を先導する先生

先生の美しい歌声で先導

つられて歌いだす児童

児童もつられて歌います

豊嶋さんにお礼の挨拶をする児童

最後、代表児童から豊嶋さんへお礼の言葉が贈られました。

多賀台小学校での八戸大使ふるさとセミナーは、世界の音楽とそのつながりを学びながら、先生から児童まで一体となって音楽を楽しむことのできたセミナーでした。

 

豊嶋さん、ご講演ありがとうございました。

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