令和6年度保育料等の算定誤りについて
市が決定した令和6年9月から令和7年3月分の保育料及び副食費について、算定誤りがあることが判明しました。
現在、早急に保育料及び副食費の再算定の作業を行っており、12月24日に正しい通知書を発送できるよう準備を進めております。
このような事態が発生したことにつきまして、保育施設等利用児童の保護者の皆様及び施設の方々へ多大なご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げますとともに、今後の再発防止に努めてまいります。
経緯
保育施設の利用に当たっては、世帯の所得状況に基づき、保育料の算定及び副食費の徴収免除の判定を行っており、8月下旬に、令和6年9月から令和7年3月分の保育料算定及び副食費徴収免除の決定通知書を送付いたしました。
こうした中、11月1日、転出した児童の転出先である自治体からの問い合わせにより、市が判定に用いた子ども・子育て支援システム内の市民税所得割額に誤りがあり、決定した保育料の大半が本来より低い金額となっていたこと、また、対象外の方に副食費の徴収免除決定通知を送付していたことが判明したものです。
対象件数及び金額
令和6年9月から12月分の追加徴収が発生する対象者
(1) 保育料(0歳から2歳児クラス)
延べ件数 5,696件 / 金額 18,189,970円
実児童数 1,501人 / 対象世帯数 1,439世帯
参考:児童1人・ひと月当たり影響額 平均約3,200円程度
(2) 副食費(教育認定及び保育認定の3歳以上児クラス)
延べ件数 1,508件 / 金額 7,238,400円
実児童数 381人 / 対象世帯数 344世帯
参考:児童1人・ひと月当たり影響額 概ね4,800円程度
今後の対応
追加徴収の対象となる保護者には、お詫びの文書とともに正しい保育料等決定通知書を送付し、利用する園を通じて、差額の追加徴収の手続きをご案内いたします。
現在、保育料・副食費徴収免除対象の見直しを行い、12月24日に通知書を発送できるよう準備をしているところでございますので、大変申し訳ございませんが、今しばらくお待ちください。
発生原因
保育料及び副食費の徴収免除の判定に用いる住民税情報は、住民税課の税総合システムと連携しており、システム委託事業者が当課の子ども・子育て支援システムに取り込んでおります。
令和6年度市民税所得割額について、当市では、定額減税額を差し引いた額になるよう個別カスタマイズしていたことから、本来はこれ以上差し引く必要がないところ、当課システムに税情報を取り込む際、定額減税額を差し引く修正プログラムを適用したことにより、二重に差し引かれた金額を用いて算定したため、誤りが生じたものです。
再発防止策
システム委託事業者と市が業務執行状況を相互に確認するとともに、取り込んだ税額が正確か税担当課に確認を行い、チェック体制の強化を図ります。
本件に便乗した還付金詐欺にご注意ください
市役所職員が電話でATMの操作を求めることや、キャッシュカードをお預かりすることはありません。少しでも不審な点を感じた場合はこども未来課へご確認ください。
この記事に関するお問い合わせ先
こども健康部 こども未来課 保育グループ
〒031-8686 青森県八戸市内丸一丁目1番1号 市庁別館2階
電話:0178-43-9094 ファックス:0178-43-2144
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更新日:2024年12月17日