特定外来生物ヒアリについて

更新日:2024年06月21日

平成29年6月の兵庫県尼崎市内におけるヒアリの確認以降、国内各地でヒアリが確認されております。

特定外来生物に指定されているヒアリは攻撃性が強く、刺された場合、火傷のような激しい痛みが生じ、体質によってはアナフィラキシー・ショックを起こす可能性があるなど、人体へ被害を及ぼすおそれがあります。

現在のところ、八戸市内ではヒアリは確認されておりませんが、八戸港から侵入する可能性も考えられますので、ヒアリと疑われるアリを発見した場合は、絶対に素手で触れないようご注意ください。

ヒアリの特徴

  • 体長は、2.5ミリメートルから6.0ミリメートル程度と大きさにバラつきがあり、全体は赤茶色で腹部が黒っぽい赤色。
  • 腹柄が2節(背中に2つのコブ)、胸部の後ろにトゲや突起がない。
  • 毒性が強く、毒針で刺されるとアレルギー反応(アナフィラキシーショック)を起こすおそれがある。
  • 土で作られるヒアリのアリ塚は、農耕地や公園などの開放的な環境に見られ、直径25センチメートルから60センチメートル、高さ15センチメートルから50センチメートルのドーム状になる。
赤茶色をしたヒアリ1匹を横方向から写した写真

写真:ヒアリ(環境省HPより)

ヒアリと疑われるアリを発見したときの対応

  • 青森県が作成した「ヒアリ等判別の簡易チェックシート」により、肉眼で確認できるヒアリの特徴と一致するかどうかを確認してください。
    ヒアリ等判別の簡易チェックシート(青森県自然保護課HPより)
  • 踏もうとしたり、巣を壊したりなど、ヒアリを刺激しないでください。
  • ヒアリと特徴が似ている場合、熱湯や市販の殺虫剤等で駆除した上で、八戸市環境政策課へご連絡ください。なお、刺される可能性がありますので、駆除に当たっては素手で触れないでください。
  • ヒアリかどうかの判定のため写真又は個体の提供をお願いすることがありますので、写真撮影又は駆除した個体の保管をお願いします。
  • 写真は可能な限り拡大して、触角を中心に頭部の撮影、又は胸部と腹部の間の間節を横方向からの撮影をお願いします。

ヒアリに刺されたときの対応

  • まずは安静(20~30分程度)にし、容体が急激に変化することがあれば、最寄りの病院を受診してください。
  • 受診の際は、「アリに刺されたこと」、「アナフィラキシー(重度のアレルギーであること)の可能性があることを伝えてください。
  • 症状としては、軽度の場合は、刺された部分の痛みやかゆみ、中度の場合は、じんましん、重度の場合は、呼吸困難・血圧低下・意識障害があります。

関連リンク

ヒアリ(特定外来生物)について(青森県自然保護課HP)

この記事に関するお問い合わせ先

市民環境部 環境政策課 環境政策推進グループ

〒031-8686 青森県八戸市内丸一丁目1番1号 市庁別館6階
電話:0178-43-9265 ファックス:0178-47-0722

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