ごみ排出量
1. ごみ排出状況
(1)ごみ排出総量と1人1日当たりのごみ排出量について
「ごみ排出総量」とは、各年度の次のごみ(一般廃棄物)の量の合計値です。
- 八戸市が収集した家庭から出たごみ及び資源物
- 集団回収(リサイクルパートナー制度)で集められた家庭から出た資源物
- 八戸市及び八戸地域広域市町村圏事務組合の処理施設に搬入された事業所から出たごみ
また、「1人1日当たりのごみ排出量」(排出原単位)とは、人口の違う他都市との比較などのために、「ごみ排出総量」を、その年度の10月1日現在の住民基本台帳の人口と年度の日数(365日または366日)で割った数値です。
行政関与分と民間主導分
八戸市では、八戸市や八戸地域広域市町村圏事務組合の関与のもと処理される一般廃棄物を「行政関与分」と位置づけています。
市内で発生するごみ(一般廃棄物)は「行政関与分」のほか、ごみを排出する事業者が直接、一般廃棄物処分業者や古紙取扱業者に引渡し処理されているものがあります。そのうち、八戸市の一般廃棄物収集運搬許可業者が運んだ量について「民間主導分」として集計しています。
(2)ごみ総排出量の推移
八戸市のごみ総排出量は平成25年度からゆるやかな減少を続けており、令和3年度からは減少の値がより大きくなりました。
- (注意1)平成25年度は、臨時的事案分の337トン(行政関与 事業系)を含まない値
- (注意2)平成26年度は、臨時的事案分の199トン(行政関与 事業系)を含まない値
(3)1人1日当たりのごみ排出量(排出原単位)推移
行政関与分(家庭系と事業系の合計)ごみ排出量は全国平均を上回っています。
内訳をみると家庭系・事業系のごみ量はいずれも全国平均を上回っています。
2. 数値目標
八戸市一般廃棄物処理基本計画【令和4年3月策定】(PDFファイル:3.9MB)では、ごみの減量に向け「1人1日当たりのごみ排出量」(排出原単位)について、目標値と計画中間年度目安値を次のとおり定めています。
項目 | 令和8年度 (中間年度) |
令和13年度 (目標年度) |
---|---|---|
1人1日あたりの家庭系ごみ排出量 (資源物除く) |
1人1日当たり 544グラム以下 |
1人1日当たり 537グラム以下 |
年間事業系ごみ排出量 | 22,126トン | 18,311トン |
令和5年度は、家庭系ごみ排出量(資源物除く)が527グラムであり、事業系ごみ排出量については25,684トンとなっております。事業系ごみの目標達成には一層の減量が必要です。
市民・事業者の皆様には次のごみ減量のポイントを参考に、より一層のごみの減量・リサイクルに向け、ご理解とご協力をお願いします。
3. ごみ減量のポイント
減量ポイント1.生ごみを減らそう
家庭から出る燃やせるごみの約3割は生ごみです(重量比)。その中には水切りしていないものや、消費期限切れで捨てられた手付かずの食材も含まれています。
ほんの少しの工夫で生ごみの量は減ります。生ごみを減らすために次のことに気をつけましょう。
- 生ごみを捨てる際には、水気を良く切ってから捨てましょう
- 冷蔵庫の中を定期的にチェックし、消費期限切れの食材を出さないようにしましょう
- ダンボールコンポストやコンポスト容器、電動式生ごみ処理機などを利用して、生ごみを堆肥(たいひ)にリサイクルしましょう
減量ポイント2.まだ使えるものは捨てずにリユース
リユースとは物を繰り返し使うこと、つまり、物を大切にして何回も繰り返し使うことで、簡単にごみとして捨てないようにすることです。具体的には次のことに気を付けましょう。
- 本、CD、洋服、電化製品、家具などで、まだ使えるものはリサイクルショップに引取ってもらいましょう
- 八戸リサイクルプラザではまだ使える家具や自転車などを無償で引取りしています(状態の悪いものは受け取れません)。ごみとして捨てる前にまずは八戸リサイクルプラザにお問い合わせください。
お問合せ先
八戸リサイクルプラザ 電話:0178-70-2396 ファックス:0178-23-5396
減量ポイント3.店頭回収を積極的に利用しよう
スーパーなどでは再資源化を目的として、紙パック、食品トレイなどを回収するため、店頭に回収ボックスを設置しています。紙パック、食品トレイはごみとして捨てずに、きれいに洗って持ち込みましょう。
事業系ごみの処理については、事業系ごみの処理のページをご参照ください。
この記事に関するお問い合わせ先
市民環境部 環境政策課 資源リサイクルグループ
〒031-8686 青森県八戸市内丸一丁目1番1号 市庁別館6階
電話:0178-43-9362 ファックス:0178-47-0722
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更新日:2024年06月03日