櫛󠄁引地区産業廃棄物不適正処理現場周辺の監視状況について

櫛引地区産業廃棄物不適正処理現場は、平成28年12月28日までに生活環境保全上の支障の発生を防止するための代執行工事が終了いたしました。

現在は、当該現場からの有害物質の流出等がないことを確認する目的で、周辺地下水のモニタリング調査や現場の監視を実施しています。

現場周辺の地下水調査として、以下の項目及び頻度で分析を行っています。

• 現場上流井戸：有害物質3項目を含む5項目（3か月に1回）+PFOS及びPFOA（年1回）
• 現場下流井戸：有害物質3項目を含む5項目（3か月に1回）＋ダイオキシン類、PFOS及びPFOAを含む33項目（年1回）
• 最下流井戸：有害物質3項目を含む5項目（3か月に1回）+PFOS及びPFOA（年1回）
• 現場直近下流井戸：総水銀他（3か月に1回）＋ダイオキシン類、PFOS及びPFOAを含む33項目（年1回）

なお、現場下流井戸および現場直近下流井戸において、PFOSおよびPFOAが指針値を超過していますが、市が廃棄物処理施設に係る専門家として委嘱している八戸工業大学鈴木教授より、「現場最下流部（No.5）において、PFOSおよびPFOAの合計濃度5ng/L未満（定量下限値以下）であり特段の問題はないと認識しています。」とご意見をいただいております。