平成18年度始めの式(平成18年4月)

更新日:2020年01月09日

平成18年度 仕事始めの式 市長あいさつ

  • 日時:平成18年4月3日(月曜日)午前10時45分
  • 場所:市庁別館2階会議室C(全館放送)

平成18年度の開始にあたりまして、ご挨拶を申し上げます。

みなさんには、新しい年度を迎えて、組織も人事も新たな体制になりましたが、八戸市民の幸せのために、全力で職務に励んでいただきたいと思います。

今回の組織改正の大きな点でございますけども、防災安全推進室を設置したということがひとつの大きな柱であります。これはマニフェストの中でも申し上げてきたわけですけども、安全安心なまちをつくるということが、すべての行政の基本であると思っております。2,200人の職員が、勤務時間だけではなく、いついかなる場所においても、いったんことがあったら市役所に駆けつけると、そういう心構えでいてほしいというのが、まずもってのお願いであります。

それから、3年間にわたって進めてきたグループ制がすべての職場に行き渡りました。このグループ制の効果、メリットを充分に職務の遂行の中で発揮していただきたいと思います。ただ単に組織の中にグループという名前を付けただけではないということです。

要するに、全体としてグループが仕事をし、またグループ同士も協力するという体制を築いてほしい。あるグループの中である一人だけ超過勤務をやっていると、これは明らかにグループ制のメリットが生かせていないということであると思います。課の中で、あるいは部の中で相互に補完しあうような、そういう仕事振りを期待しております。

私はひとつだけ言葉で申し上げると「人間のきずな」というのを、これから仕事の場においても、地域活動の中でも活かしていただきたいということを申し上げたいと思います。お互いの信頼関係に基づいて、お互いをよく理解し、そして許していくというような人間関係が職場の中で築かれていけばよいと思っております。そういう中で、組織の力が大きく発揮できると私は確信しておりますので、そういうことを年度の始めにあたって皆さんにお願いしたいと思います。

それから、地域活動の場面においても人間のきずなというのを考えていただきたい。実は、先般連合町内会長さんの集まりがありまして、そこで言われたことは、地域活動に市の職員がなかなかでてきてくれないと、関係ないというような形で無視されることも多いと聞きました。非常に残念だと思います。

ただ私は「地方公務員法という法律の労働関係の中で、職務の命令はできるけれどもプライベートな部分まで強制はできないのでご理解いただきたい」とお話しましたけれども、私たちは協働のまちづくりということで、市民の皆さんに一緒にまちを作りましょうと、地域活動に出てきてくださいと訴えているそばで、部署は違えども、市の職員がそういう活動になかなか出ていかないというのは、悲しいことだなと思っています。もちろん強制はしない訳ですけれども、地域の中に市の職員が出ていって、地域の中でまた人間のきずなを強めていくとそういうことを心から期待しております。

昨年、みなさんに選挙で訴えたマニフェストというのが、いろいろな形で予算の編成も含めて、いろいろな形で緒についてきたなという実感を持っております。是非市民の幸せのためにみんなで力を合わせてこれから一生懸命仕事をしていきましょうということを訴えて、年度当初の挨拶といたします。

八戸市長 小林 眞  

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