平成20年 年頭あいさつ(平成20年1月)

• 日時：平成20年1月4日（金曜日）午前10時
• 場所：市庁別館2階会議室C（全館放送）

新年あけましておめでとうございます。

市民の皆様には、希望に満ちた新年をお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。

平成20年の年頭にあたり、謹んでご挨拶申し上げますとともに、皆様の市政への、あたたかいご支援とご協力に対し、厚くお礼申し上げます。

さて、昨年は、当市においては、伊調姉妹・坂本日登美選手の世界レスリング選手権金メダルや、種差海岸名勝指定70周年、白山台中学校の開校、グレットタワーみなと、長者まつりんぐ広場の完成、さらには、12月1日の新幹線はやて開業5周年など、明るい話題が数多くありましたが、一方で、全国では、地震災害や大雨などの災害も相次いだ一年でありました。

このような中で、将来都市像として「海と大地が響きあう北の中核都市～魅力・活力・市民力あふれる力が次代を拓く」を掲げ、市民の皆様との協働で策定した、第5次八戸市総合計画をスタートさせ、「地域活力の創出」、「まちの魅力創造」、「地域の安心確立」、「自治基盤の整備」を柱に各種の施策を実施して参りました。

特に、国内初となるハサップ対応型魚市場の新築を盛り込んだ漁港整備計画を策定し、全国第1号で国に受理されるなど、市の基幹産業である水産業の再生に向けた、大きな一歩を踏み出したところであります。

また、中心市街地活性化に向け、各種の取り組みを進めているほか、大規模災害時の相互応援協定の締結や、ドクターヘリ導入に向けたデモンストレーションフライトの実施など、多くの課題にスピード感をもって取り組んで参りました。

本年も引き続き、中心市街地活性化基本計画の策定や、（仮称）八戸市中心市街地地域観光交流施設の整備、縄文の里整備構想に基づく（仮称）是川縄文館の整備など多くの事業を予定しております。

さらには、協働のまちづくりをはじめとして、地域の安心安全、医療・福祉の充実、教育・文化の振興、産業振興などに関連するソフト事業にも、全力で取り組んで参る所存であります。

どうか、市民の皆様には、市勢発展のため、今後とも一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、本年が皆様にとって良き年となりますよう心からお祈り申し上げ、新春のごあいさつといたします。

八戸市長 小林 眞