平成19年 仕事始めの式(平成19年1月)

更新日:2020年01月09日

仕事始めの式 市長あいさつ

  • 日時:平成19年1月4日(木曜日)午前10時
  • 場所:市庁別館2階会議室C(全館放送)
  • 参集範囲:課長級以上の職員

新年あけましておめでとうございます。

今年は本当に穏やかなお正月、近年にない晴天続きで、皆さんもゆっくりと過ごされたことと思います。今日からまた新たな気持ちで、市民のために一生懸命皆さんとともに仕事をして参りたいと考えております。

1月というのは、我々の仕事が年度単位であることを考えますと、まさに集大成、ラストスパートの時期であり、そういう意味で、平成18年度、これまでやってきた仕事をきちっとまとめてひとつの成果を出していくということが当面の我々にとっての課題であります。

また、いよいよ今月から、19年度に向けた予算査定の作業も本格化して参ります。

昨年策定しました第5次の八戸市総合計画に基づいて具体的な事業を展開していくのが19年度で、それに向けた準備があり、実際に4月からは新しい年度が始まり、そういった仕事に着手をしていくことになります。

私も市長に就任して2年目の年になりますが、昨年は組織作り、体制作りに邁進をした年であり、今年はそれを踏まえて実績に結びつける、そういう年であると考えておりますので、職員の皆さんのご協力をよろしくお願いしたいと考えております。

年頭にあたって何点か申し上げたいわけでありますが、その前に、1年間皆さんと仕事をして参りまして、本当に優れた職員が多いし、アイディアも抱負で、やる気、モラルも高い、このように感じております。

ただ、少し感じたことを申し上げさせていただくと、場の風を読むと言いますか、場の雰囲気と言いますか、そういうことについて少し考えることが必要ではないかなという感じがありました。

場というのは、市役所で言えば市民の皆さんとお会いする窓口であったり、あるいは種々の会議の場であったり、説明会の場であったり、現地に行って色々対応したりと、様々な場があるわけでありますけれど、見ていると、マニュアル化されたような対応が少し目立つのかなと思っています。

間違いない仕事をするためにはマニュアルは必要ですし、それに沿ってきちっとやるということは大事でありますが、日々我々は市民の皆さんと接しているわけでありますから、その場その場で市民の皆さんの気持ちも様々であると思いますので、それを汲み取って、それに対して応えるためにはどうすればよいかというのを臨機応変に考えていくということを心掛ける必要があると、これは私自身も含め、そう思っています。

会議の進行等にしても、予定通りに終わるということが、我々にとっては重要ではありますけれども、実はそういうことよりも、いろんなことが実際につくり出される、会議によって人と人とが出会って意見交換をして新たなものが生まれる、ということが非常に大事だと私は思います。

そういう意味で様々な場で市民と接する中で、そういう場に応じた対応をするということを心掛けていただければなというのがひとつの願いです。

それから、もうひとつは批判精神を持とうということであります。

昨年もいろんなことがございましたけれど、本当に、目の前に与えられた事をきちっと滞りなくやるというだけではなく、今自分がやっている事がどういうことかということを常に批判的な目で見ながら、あるいは、自分がやっている事に対して反対の意見もあるだろうということを念頭に置きながら仕事をしていきたいと考えております。

別な言い方をしますと、大所高所でものを見、決めて、ことを進めるにあたっては、必ず賛成の人もいれば反対の人がいるような場面が多いと思います。反対の人に対してどういう説明が出来るのかということを常に考える必要もあるのではと。そういう意味で、批判精神を持ちながらということを今年1年の課題にして頂ければと思います。

新年早々堅苦しいことを申し上げましたけども、市民のために本当に実のある、成果のある行政運営をしていくための心構えとして、年頭にあたって述べさせていただきました。

ともあれ、我々の仕事が八戸市民の幸せにつながるということを意識し、また、今年1年の目標にしながら、皆さんとともに頑張っていきたいと思います。

今年も一生懸命頑張りましょう。

八戸市長 小林 眞  

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