平成20年度始めの式(平成20年4月)

• 日時：平成20年4月1日（火曜日） 午前11時
• 場所：市庁別館2階 会議室C

平成20年度の年度始めの式にあたりまして、一言ご挨拶を申し上げます。

まずもって、皆さんには、日ごろから市民福祉の向上を第一義として、それぞれの持ち場で全力で仕事に取り組んでおられることに心から感謝を申し上げます。

人事も新たになったわけでありますけれども、気をさらに引き締めてこれからも取り組んでいただきたいと思います。

平成18年度に第5次総合計画を策定いたしました。前倒しをして19年度に反映させようということで、基本構想・前期推進計画という形で策定したわけであります。そして、19年度に総合計画がスタートしたということであります。20年度、新たな年度になりますが、前年度に引き続いて計画に盛られたそれぞれの事業をひとつひとつ実現していくということを心がけていただきたいと思っております。

私は、みなさんがそれぞれの立場でいろいろ知恵と工夫によって、様々なアイデアを出されて、仕事を進めておられるということに感謝をしています。素晴らしいことだと敬意をもって見させていただいているということを、改めてこの場でお話をさせていただきたいと思います。ひとつひとつの事業を取り上げればきりがないわけですけれども、大変課題も山積しております。乗り越えなければならない壁も多くあるわけでありますけれども、皆で一致団結、連携をして、市民のために、市民の幸せのためにがんばっていただきたいと思います。

先ほど、37名の職員に、地域担当職員としての辞令を交付させていただきました。本来の業務に加えて、新たな役割を担っていただくということでありますけども、自ら積極的に手を挙げてこられた職員に対して、本当に心強い思いをした次第であります。また、ある意味でそれらの職員にとっては、労働強化にもつながるような仕組み、改革でありますけども、これを受け入れて、同意していただいた職員団体のみなさんにも感謝を申し上げたいと思います。

ついては、それぞれの所属長におかれましては、これらの職員が、地域担当職員としての仕事も充分できるようにご配慮をお願いしたいと思います。また、最近、地域の様々な会合、町内会等の会合で、現役職員の顔を見かけることが多くなったと思っておりまして、非常にありがたいことだと思っております。われわれは、市の職員として、協働のまちづくりということで、地域を元気にしていこうという取り組みをしています。行政と市民が対等の立場で、それぞれの地域コミュニティの活性化ということに取り組んでいるわけでありますけども、市職員が地域住民という立場で積極的にそういったことに参加しているということは、本当にありがたいと思いますし、また引き続き、これからも新たに参画していただくことを願っています。なにも町内会長やリーダーになっていただく必要はないわけでありまして、皆さんの行政マンとしての知識経験を、いろんな町内会活動のサポートという立場で発揮していただくとありがたいと思っております。これもお願いであります。

平成20年度、新たな年度になりました。市民福祉の向上ということを最初に申し上げましたが、われわれの仕事は、一途にそのためにやっているものであります。そのことを再認識しながら、新たな年度でがんばっていこうと思います。是非協力をお願いします。