平成22年 市長年頭あいさつ

更新日:2020年01月09日

平成22年 年頭あいさつ 「北東北の雄」を目指して 八戸市長 小林眞の文章と、八戸市の海沿い上空からの写真を背景にした小林市長の写真

市民の皆様には、希望に輝く新年をお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。また、昨年中は、八戸市政につきまして、温かいご支援とご協力を賜り厚くお礼申し上げます。

さて、昨年の国内情勢を顧みますと、政治においては政権交代により国の政策やその決定システム等が大きく転換され、また、経済では、100年に一度とも言われる世界的景気後退の影響を受け国内景気は低迷し、雇用情勢も悪化するなど厳しい状況が続きました。さらに、新型インフルエンザの流行は、社会的不安として国民の日常生活にも大きな影を落としたところであります。

このように政治・経済・社会情勢が大きく揺れ動いた一年でありましたが、当市においては、是川の風張1遺跡から出土した「合掌土偶」が、発掘から20年の時を経て国宝に指定されたほか、「八戸せんべい汁」がB-1グランプリで3大会連続となる準グランプリを獲得するなど、八戸市の知名度を全国的に高め、郷土への愛着と誇りを抱かせる明るい話題も数多くありました。また、市政においては、市制施行80周年記念事業の開催、ドクターヘリの運航、八戸ポータルミュージアムの建設着工、学校耐震化事業の推進など各種施策に積極的に取り組んで参りました。

本年も引き続き、第5次八戸市総合計画に基づく各種施策を推進するとともに、ドクターカーの運行など八戸圏域定住自立圏構想に基づく施策の実施、ハサップ対応型魚市場の整備、(仮称)是川縄文館の整備など進行中のプロジェクトを着実に進めていくほか、新しいマニフェストでお示しした「安心・安全社会の実現」、「さらなる活力創出」、「新たな行財政改革と住民参画」の3つの柱を中心に、医療・福祉、安全・安心、産業・雇用、環境、教育・文化・スポーツ等、全ての分野にわたり総合的に市政を運営して参りたいと考えております。

私たちの住む八戸市は、北東北随一の産業集積、陸海空の交通拠点性、美しい自然環境、豊かな歴史・文化・食を兼ね備え、人にも地域にも無限のエネルギーと潜在力があり、北の中核都市として大きな発展の可能性を秘めております。 私は、市民の皆様から温かいご支援を頂き、再び市政を預かるにあたり、こうした当市の持つ資源や潜在力を結集して、新たなマニフェストに掲げた諸施策を着実に実現することにより、八戸市を北東北のどの都市にも負けない、「北東北の雄」とするべく全力を挙げて取り組む所存であります。

市民の皆様には、八戸市の今後益々の発展のため、より一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、皆様のご健勝とご多幸を心からお祈り申し上げ、新春のごあいさつといたします。

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