平成23年 市長年頭あいさつ

更新日:2020年01月09日

平成23年 市長年頭のあいさつ さらなる飛躍を目指して 八戸市長 小林眞の文章と、小林市長の写真

市民の皆様には、希望に輝く新年をお迎えのことと、心からお喜び申し上げます。平成23年の年頭にあたり、謹んでごあいさつを申し上げます。

昨年を振り返りますと、国内経済の状況は依然として厳しく、急速な円高の進行による企業業績の悪化懸念や失業率の高止まりなどにより、景気の回復は足踏み状態が続きました。

当市においても経済・雇用情勢は同様の状況にありましたが、このような中にあっても、八戸工大一高の夏の甲子園での初勝利や八戸大学の塩見・秋山両選手のドラフト指名、「八戸イカの日」制定など、皆様に夢と元気を与える明るい話題が数多くありました。さらには、地域経済活性化への大きな起爆剤として期待される当市誘致企業による液化天然ガス輸入基地の建設着工をはじめ、八戸港の重点港湾への選定、種差海岸の国立公園化構想など、当市のまちづくりにおいて、将来の「光」となる重要な出来事が重なった一年でもありました。また、市政においては、第5次八戸市総合計画に基づき各種施策を着実に推進するとともに、ドクターカーの運行や無料職業紹介所の開設など、現下の社会経済情勢の中で求められている課題に対して、スピード感を持って取り組んで参りました。

このような中、昨年の12月4日、青森県民の悲願であった東北新幹線が全線開業を迎えたところでありますが、基本計画決定から38年、長い歳月を経て迎えた開業は感慨ひとしおであり、この日のためにご尽力いただいた関係の皆様に心から感謝の意を表する次第であります。

さて、新たに迎えました平成23年は、東北新幹線全線開業をいかに地域振興につなげていくかが問われる年であり、八戸市の魅力創出に向けて再スタートをきる年となります。平成14年12月の八戸駅開業以来、当市は観光・経済をはじめ様々な分野で新幹線効果を享受し、地域に対する自信と誇りを深めて参りました。私は、「第二の開業」後も、引き続きプラス効果を維持し、新たな地域活性化へつなげていくため、当市が誇る自然・食・文化にさらに磨きをかけ、官民一丸となって諸施策に取り組む決意であると同時に、本年開館が予定されている中心市街地の新たな交流拠点「八戸ポータルミュージアム(はっち)」や国宝・合掌土偶の展示施設ともなる「八戸市埋蔵文化財センター 是川縄文館」など新しい資源も最大限に活用し、八戸市の魅力を全国に向けて発信して参りたいと考えております。

社会経済情勢はいまなお不透明でありますが、市民が誇りを持てる「北東北の雄 八戸市」を実現するため、新しい時代を切り開く気概を持って、当市を「さらに前へ」進めて参りたいと考えておりますので、市民の皆様には、市政に対するより一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げまして、新年のごあいさつといたします。  

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