平成24年仕事始めの式(平成24年1月)

• 日時：平成24年1月4日（水曜日）午前10時
• 場所：市庁別館2階会議室C（全館放送）
• 参集範囲：課長級以上の職員    

皆さん、明けましておめでとうございます。

八戸市、大変穏やかな正月を迎えることができました。職員の皆さんにおかれましても、御家族とゆっくりと過ごされたことと思います。また、希望に満ちた新年を迎えて、これからのことにいろいろと思いを馳せたお正月であったのではないかと思っています。

申し上げるまでもなく、昨年は大変な年でありました。東日本大震災への対応、本当にお疲れ様でした。

間もなく発災から10箇月が過ぎようとしています。まだ自宅に戻ることができない方も被災者の中には数多くおられるという中で、災害は継続している状況というのが正しい認識だと思っています。

その中で、復旧復興に向けて様々な取り組みをそれぞれの部署部署でやっていただいている、そのことに心から感謝申し上げたいと思います。

今、我々が進めている段階というのは、被災地の中でも最も進んだ形での取り組みが行われていると認識をしています。年末には、国の3次補正も通過をし、また、関連の法案も通りました。復興に向けた条件がきちんと整ったと思っています。

皆様に今お願いしているのは、それを最大限活かす形で、復興交付金事業の中の基幹事業、または効果促進事業や、あるいは復興特区等の制度を活用して、非常に不幸な厳しい出来事であったこの震災をばねにして、八戸をより素晴らしいまちにしていく、そういう仕事をこれからやっていただきたいと思っています。

八戸は、これまでも幾多の災害を乗り越えてきましたし、そして乗り越えるたびに、まちとして、素晴らしいまちになってきたという歴史があります。我々は、これからの将来の世代、将来の今の子ども達、また、これから生まれてくる子ども達に対しても、あの時の先人がよくやってくれたと思えるような、そういうまちづくり、それを心掛けながら仕事をやっていければ、と思っています。

復興だけではありません。我々は、総合計画等、本当に市民生活に密着した仕事を様々な立場立場でやっていかなければならないと思っています。それをしっかり継続していく、市民福祉の向上を更に追求をしていく、総合計画に則った様々な戦略プロジェクト等も、災害があったからという言い訳は許さず、きちんと進めていっていただきたいと思っています。

復興元年という言い方が正しいかどうかは分かりませんが、振り返った時に平成24年、2012年に八戸が素晴らしく立ち上がってきたと思われるような、そういう仕事をこれから皆さんとともにやっていきたいと思っています。

頑張りましょう。