平成25年 市長年頭あいさつ

更新日:2020年01月09日

平成25年 市長年頭あいさつ「創造的復興に向けて全力」八戸市長 小林眞の文章と、芝生の広がる海辺の写真を背景にした小林市長の写真

市民の皆様には、希望に輝く新年をお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。また、昨年中は、市政への温かいご支援とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます 。

さて昨年を振り返りますと、ロンドンオリンピック女子レスリング競技で、小原日登美選手と伊調馨選手がそろって金メダルに輝いたほか、高校野球では光星学院硬式野球部が3季連続準優勝となる甲子園での快進撃を見せ、さらに、ご当地グルメの祭典B−1グランプリin北九州で、八戸せんべい汁研究所が悲願のゴールドグランプリを獲得するなど、八戸市の知名度を高め、八戸市民であることに誇りを感じる、非常に明るい話題が相次いだ一年でありました。

このような中、市政においては、東日本大震災からの復旧・復興を最優先とし、災害公営住宅の建設や住宅再建への各種支援のほか、防災行政無線の整備、自主防災組織の育成助成、あおもり生業(なりわい)づくり復興特区の推進など、創造的復興に向けた取り組みを進めて参りました。

また、南郷区を舞台とした南郷アートプロジェクトの各種事業の推進、八戸の工場に光をあてた工場アートの企画実施、ものづくりの面白さを紹介したクラフト展「はっち市」の開催など、地域の魅力づくりや賑わい創出にも積極的に取り組んだところであります。

さらに、昨年12月1日には、東北新幹線八戸開業10周年の節目を市民の皆様とお祝いするとともに、平成27年度に予定されている北海道新幹線新函館開業を見据えて、道南地区を含めた新たな広域の枠組みで、当市への誘客体制の構築を図る必要性を強く認識したところであります。

新たに迎えました平成25年も、引き続き市勢の発展と市民生活の向上に向けて、第5次八戸市総合計画を着実に推進するとともに、被災者の皆様の生活再建をはじめ、東日本大震災からの一日も早い創造的復興を成し遂げるため、八戸市復興計画に掲げる諸施策の推進に全力を挙げて取り組んで参ります。

特に本年5月には、蕪島を起点とする種差海岸が三陸復興国立公園として指定される予定であることから、その効果を最大限引き出し、復興に向けた弾みとしていくため、北の玄関口としての整備や観光誘客の推進等に取り組むなど、観光を核とした地域経済の振興につなげて参りたいと考えております。

私たちの住む八戸市には、誇るべき地域資源が数多くあり、北の中核都市として大きな発展の可能性を秘めています。私は、これら地域資源を結集し、次の、そしてその次の世代も八戸が好きになるようなまちづくりに向け、全力で取り組む所存でありますので、市民の皆様には、市勢発展のため、さらに一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申しあげますとともに、本年が皆様にとって良き年となりますよう心からお祈り申し上げ、年頭のご挨拶といたします。

平成25年1月1日

八戸市長 小林 眞  

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