平成24年度始めの式(平成24年4月)

更新日:2020年01月09日

  • 日時:平成24年4月2日(月曜日) 午前11時15分
  • 場所:市庁別館2階 会議室C

年度始めの式に当たりまして、御挨拶を申し上げます。

まずもって、光星学院の56年ぶりのベスト4進出、みんなで喜びたいと思っています。今日の新聞の見出しにもありましたように、優勝まで突っ走れと、そういう思いで、今日も応援できればと思っております。

さて、平成24年度の本格的な業務が、今日からスタートということであります。新体制でのスタートになります。昇任された方、あるいは配置換になった方はもちろんでありますが、皆さん新たな気持ちでこれからの仕事に胸を膨らませているという状況であると思っております。頭を悩ませている方もいるかもしれませんが、今日からが、また新しいスタートということになります。

昨年1年を振り返ってみますと、何と言っても東日本大震災への対応に明け暮れた1年であったと思います。卒業された皆さんも含めて、職員の皆さんには発災当初から全力で対応に当たっていただいた、そしてしっかりと結果を出していただいた、そのことに私としても心から敬意、そして感謝を申し上げたいと思っております。

比較的、復旧復興が進んでいると評価をいただいておりまして、そのことは皆さんの本当にこれまでの努力の結果であると思っております。しかしながら、まだまだ課題も多く、特に被災された皆さんの生活の再建、企業の復活ということについては、非常に大きな課題もあり、引き続き担当される皆さんには、そのことを念頭に被災された皆さんに寄り添って復旧に向けて頑張っていく、そのことをお願いしたいと思っております。

八戸の復旧が早く進むということから、東北全体の復興につなげていく、そういう意気込みでやっていきたい。支援する立場にもなりつつあります。いろんな形で支援できることは支援していくということも、皆さんにはいろいろ考えていただきたいと思っております。

八戸がここまで素晴らしいまちになったということを振り返ると、先人の努力があったと思っております。私も、就任して6年間でありますけれども、知れば知るほど、昔の方が素晴らしいまちをつくるために本当に必死で頑張ってきた、そのことがここにつながっていると思っております。その志を我々は引き継いでいかなければならないと改めて思っているところであります。

津波の被害がこういう状況だったということを、港湾、漁港も含めて、そういうまちづくりをしてきた結果であるということも、我々は改めて知る必要があると思っております。単に津波の大きさの問題ではなく、こういうまちにしてきた、そのことが他と比べてどうだ、ということが言えるのだと思っております。これは何も港だけではなくて、いろんな市役所の中の仕事のやり方も含めて、まちづくりを先人がやってきた、そのことに対して敬意を我々は払いながら、これからもそれを引き継いでいくという気持ちが大事だと思っております。

いつも私は言っておりますが、やはりアンテナを高くしてほしい、いろんな情報を精力的に仕入れて、それを自分の職場にどう生かせるかという観点から、やはり見ていっていただきたいと思っております。

皆さんやっていただいておりますので、釈迦に説法的なところがありますが、先端を目指してほしい、まねられる仕事をしてほしいと思っております。

八戸がモデルだと言われる、そんな仕事をこれからも皆さんには期待したい。現実にそういう形になってきつつある、なっていると思っておりますので、ただそうは言っても、なかなか優れた仕事ぶりの自治体もありますので、その辺を学びながら、良いまちづくりにかけてほしいと思っております。

一つ一つの政策課題等については、特に申し上げません。いつも皆さんと議論していることであります。ただ、その議論の中で本当に素晴らしいアイデアが出てきたり、それを実現するための皆さんの行動力を本当に私は信頼していますので、皆さんと一緒に頑張りたいと思っております。

それから一つ最後に残念なことを申し上げなければならないと思っております。

先程、新採用職員にも申し上げました。公務員というのは大変身分保障がしっかりしている。そういう意味で恵まれた職場である。しかしながら、高い倫理性を持つということが要求されているからこその身分保障だということを決して忘れないでほしいということであります。

年度末に新聞等で報道された事案について、本当に残念だと思っております。

刑事訴追は免れたということではありますが、やはり新聞で報道されている内容を見ると、非常に不適切な行為だったと言わざるを得ません。

仕事をしていく上で、公平性、AかBかをちゃんと公平に扱うことがもちろんでありますが、自分自身に利益があるかないかなどということを考えるなどということは、本当にあり得ないことだと私は思っております。

八戸のまちが良くなること、そのことに喜びを見出していく、そういう高い倫理性を持って仕事に当たっていただく、そのことを最後に皆さんにお願いをします。

今年も皆さんとともに頑張りたいと思っております。

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