平成25年度始めの式(平成25年4月)

• 日時：平成25年4月1日（月曜日） 午前11時15分
• 場所：市庁別館2階 会議室C

平成25年度の年度始めに当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。

職場が替わられた皆さん、継続して同じ仕事を進めていかれる皆さん、25年度がスタートするに当たって、それぞれ新たな気持ちで今おられると思っております。

何と申しましても、八戸市は、東日本大震災で大きな被害を受けたまちでありまして、その復旧・復興の3年目が始まったということが1つ我々が思いを致さなければならないと思っております。復興計画により10年で創造的復興を成し遂げるということを我々は決めたわけでありまして、2年の復旧期が過ぎて再生期に入ったということを、それぞれの職員の心に留めていただきたいというふうに思っております。もう見た目には、そういう傷痕は見えないようにはなりましたけれども、何といってもやはりまだまだ生活再建の必要な方がおられます。それから企業でも震災を機に非常にダメージを受けたところもあります。そういったことの再生を目指して頑張っている、そういった皆さんへの支援を継続してやっていく。そしてまた、何よりも安心安全なまちをつくっていく、震災を機にそういうまちづくりに向けた取り組みを、これから本格化していかなければならないと思っております。是非、市庁職員の全力を挙げて、一致団結して頑張って欲しいというふうに思っております。

3月30日に、東北フリーブレイズが優勝いたしました。本当に、すばらしいことだというふうに思っております。平成24年度は、観光課がつくったポスターではありませんが、八戸は金メダルの年だったと思っております。そのまさに有終の美を飾るような形で、東北フリーブレイズが優勝を決めていただいた。市民とともに全員で喜びたいと思います。

そして、平成25年度は皆さんに金メダルを取っていただきたい。仕事の分野で、やはり一番になると、そういう思いで、気持ちも新たに取り組んで欲しいというように思います。財政的な面で制約はあります。首都圏の自治体と比べて、いろんな面で格差があります。お金があればできることというのはいくらでもありますが、お金がなくても一番を取る、そういう気持ちでやっていただきたいと思います。福祉の分野であったり、教育の各分野であったり、ハードも含めたまちづくりの分野であったり、観光であったり、文化・スポーツであったりと、我々は幅広い仕事をやっているわけでありますけれども、それぞれの分野でどこにも負けないまちになるぞと、そういう思いで日々仕事に取り組んでいただきたいと思っております。そのためには、情報を集めることも大事です。どこで、どんなことをやっているかという情報を集めることは基本でありまして、今は情報を得る手段がいくらもありますし、また、行ってみなければわからないと思ったら、足を運んでいろいろ聞いてくるという、そういうことを重ねながら、市民の福祉の向上のために全力を尽くすというのが我々の使命だというように思っております。八戸発展のために、今年度も職員挙げて全力で頑張りましょうということを皆様に申し上げまして、年度始めの御挨拶といたします。