平成25年仕事始めの式(平成25年1月)

更新日:2020年01月09日

  • 日時:平成25年1月4日(金曜日) 午前10時
  • 場所:市庁別館2階 会議室C

皆さん、明けましておめでとうございます。

各地から大雪の便りが届く中、八戸市は比較的穏やかなお正月を迎えられました。職員の皆さんにおかれましては、年末、三が日と御家族と水入らずの時間をゆっくり過ごされたことと思います。

昨年は、復興元年といった年でありました。国をはじめとする関係機関からの支援と協力の基に着実に前に進めることができたと思っております。何よりも、皆さんにそれぞれの持ち場持ち場において全力で取り組んでいただきました。そのことが復興元年を過ごしならしめた、このように思っております。

我々は復興を目指して頑張ってきたわけでありますが、一方で、被災地支援に心掛けてきたところであります。被災自治体への職員派遣もありますし、瓦礫の受け入れといったところもありました。その点につきましても、皆さんにはいろいろと御協力いただいたことに感謝申し上げます。いまだに自宅に戻れない方、あるいは県外から避難してきている方もおります、まだ災害は続いているとの認識のもとで継続してしっかりやっていきたいと思っております。

今年は、私にとりましては、任期の最終の年となります。政治家としては、選挙のときに約束したマニフェストの仕上げの年となろうかと思っております。マニフェストをそのまま仕事としてやるのではなく、総合計画の中に位置づけて、委員会委員の皆さんに助言をいただき、それを受けて、様々模索をしながら仕事をしてきたと思っております。そういう意味ではまさに総合計画の本旨に位置づけた施策としてやっていくことであると思います。それは、しっかりと成果を出していると認識しておりますし、経済情勢や、いろいろな社会情勢の中で新たな課題が出てくる中で、これに的確に対応しながら今日まできた、このことは、皆さんが持ち場持ち場で創意工夫しながら、何をすべきか考えながら進めていただいたことによります。

市民満足度調査におきましても、すべての項目で上昇していることにつきましても、心から皆さんの協力に対して感謝をしたいと思っております。いろいろと残された部分もありますが、残された任期の中で課題についてしっかりと前に進めて行きたいと思っておりますので御協力をお願い申し上げます。

先ほどまで、株価や為替について年明けの状況を見ておりました。大変明るい状況になっております。私が前々からそうすべきだといっていたこと、施策が進められてきており、私としては非常にうれしく思っております。我々の仕事に直接結びつきます。年明け早々いろいろな形で情報が入ってくると思います。昨年末に国に行って話を聞いてきましたが、今後、国の補正予算という形で示されてくると思います。ぜひ我々も知恵を出しながら、しっかりと受け止めていきたい。とりわけ、これまで市民要望等で、「なかなか予算がなくて無理なんです。」と言っていたものを総ざらいしていただきたいと思います。そういう中で、お金さえあれば良い仕事ができるというものは、それぞれの部署で沢山あると思っておりまして、ある意味、駄目元のものも含めてリストアップして、市民福祉の向上に繋げていく、そういう大きな作業になってくると思います。年明け早々でありますけれども、ぜひお願いしたいと思います。なぜ補正予算が良いかと言いますと、国の財政措置が、通常の国の予算に比べて大変メリットがございます。年度途中に地方にそんなに一般財源はないだろうと、だからある程度手厚くしないとどこもやらないという事情もあります。最近そういった補正予算の仕事を我々もなかなかやっていないので忘れていることもありますけれども、出来るだけそういう形で仕事を進めていきたいと思っております。

それから、今年は、なんと言っても種差海岸が復興国立公園へ編入される大きな節目の年になります。77年ぶりに新たな国立公園が青森県にできるということであります。 大変大きなイベントだと思っております。ぜひ、これを観光のみならず、八戸地域の発展のために活かして行く、そういう取り組みをしたいと思っております。あわせて、2年後には函館まで新幹線が開業することとなっております。昨年末に、函館市長、青森市長、弘前市長と話し合いをいたしました。連携しながら開業効果を活かしていこうと、どんなことができるかという話をしたところであります。種差の問題、新幹線の問題を含めて新たな環境ができてきます。そういうことを踏まえながら今後取り組んでいきたいと思っております。

最後にひとつ、これはお願いであります。「協働のまちづくり」についてです。これは、私が就任する前に皆さんがスタートさせた事業でありますけれども、私は、これに長期にわたって一生懸命取り組んできたところであります。なかなか難しくて成果が上がらない。協働のまちづくりで出来た事は一杯ありますけれども、町内会の弱体化というか、加入率の問題であったり、世代交代がなかなか進まないということがあります。やはり地域団体が一生懸命頑張って地域おこしをしていくことが、実は、まちの元気、まちの発展に繋がっていくものと信じてこれまでやってきております。

昨年、新聞等でどんなメリットがあるんだという立場からの議論がありました。「加入しても今まで何もなかった。」、そうではないといっておりますけれども、自分の住んでいる地域を良くしていく、それに、人間が奉仕をして行くことが人間にとって良いことであると、あえて言えば、そういった意識を持った人を増やしていきたいと思っております。

私は、市職員が住民自治懇談会であったり、あるいは、町内会であったり、地域のいろいろな活動に出てきて、ちょっとした手伝いをしている姿を見ると非常に感動します。婉曲な表現ですけれども、ぜひそのようなことをよろしくお願いしたいと思っております。

皆さん共々、今年1年、頑張りましょうということを申し上げさせていただき、年頭の挨拶といたします。

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