平成26年 仕事始めの式(平成26年1月)

• 日時：平成26年1月6日（月曜日） 午前10時
• 場所：市庁別館2階 会議室C

皆さん、明けましておめでとうございます。

今年の、去年からと言ったほうがいいかもしれませんけれども、年末年始、大変長い休暇でありました。皆さんにおかれましては、家族の皆さんとゆっくりと楽しい時間を過ごされたと思います。ただ、都合上、出勤された皆さんには、大変御苦労様でございました。

年末の仕事納めの式でも申し上げましたけれども、昨年は大変、八戸にとって大きな災害もなく穏やかで、そして、いろいろ明るい話題が多かった良い年であったと思っております。年頭に当たって、そのような流れをより大きなものにしていきたい、そういう年になるように皆さんとともに頑張っていきたいと思っております。

災害からの復旧の関係では、一つ区切りがついたとはいえ、まだ被災された皆さんの生活の再建であったり、ダメージの大きかった企業の経営再建など、大変課題も多いわけでありますけれども、我々も全力で取り組んでいかなければならないと思っております。そしてまた、さらにより強いまちをつくっていく、創造的復興という形でありますけれども、そのことにも全力で取り組んでいきたいと思います。

また、県外から当市に避難して来られている皆さんもおられます。県内では一番多い避難者の数であります。一義的には県の仕事ではありますけれども、我々もサポートできることは、できるだけサポートしていく、そういう心構えで取り組んでいければと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

大きな夢を抱きながら、新しい年、皆さん仕事への意欲に燃えていると思いますけれども、まずはしっかり足元を見つめて、ミスのない着実な仕事ぶりを発揮していただきたいと思っております。行政改革推進課からも、仕事の改善について、いろいろ皆さんにデータが送られていると思いますけれども、今やっていることがそのとおりすべていいのか、見直す視点がないのか、ということを改めて考えていただいて、より筋肉質と言いますか、パフォーマンスの良い仕事ぶりに期待をさせていただきたいと思っております。

それから、実は年を改め新しい組織が一つできました。屋内スケート場建設推進室というものが、総合政策部の中にできました。御案内のように、昨年末に市立でやるということで決着を受けまして、これから我々が、直接いろいろな業務を進めていかなければならないということで、体制整備を急いだところであります。

いろいろその決着に至る経緯と、それから維持管理等のお話はありますけれども、それはいろいろな課題として、これから引き受けてしっかりやっていくわけでありますけれども、やはり夢を語りたいなと思っております。氷都八戸の再生ではなく、新たなステージをつくっていく、そういう思いで皆さんも、全庁を挙げてバックアップして、良い施設にしていきたいと思っております。国際大会が毎年開かれるような施設というものは、今まで八戸にはなかったわけでありまして、そういう新たなステージに行くんだということで、本当に皆さんも頑張っていただければありがたいなと思っております。

それからもう一つは、やはり中核市に向けた体制をこれから本格的に整備をしていきたいと思っております。おそらく新年度で新体制を組んで本格的な取り組みということになるわけでありますけれども、中核市になるということの意味について、改めて皆さんそれぞれが、通常の仕事の中でしっかりと意識をしていただきたいと思います。

2千近い事務が下りてきます。これは、ただ単に下りてきて、県がやっていたのを市がやるようになったというだけでは、ほとんど意味がないと私は思っております。

もちろん、身近なところでいろいろな手続が済むということについては、市民の方から見れば利便性が増すわけでありますけれども、それだけではなく、今まで県でやっていた仕事を、より効率の面でもサービスの面でも向上させていく、そういう形で仕事を見直していく、まさに中核市になること自体が市民の側から見たら大きな行財政改革だったね、というような形をつくっていきたいと思っております。

漫然とただ、中核市だからステータスが上がるんだという話ではなく、これから進める市としてやっていく仕事が、市民の幸せにつながるという形の取り組みをしたいと思っておりますので、是非いろいろな先進事例もありますので、その辺の勉強もしていただいて、八戸市民のためにいろいろ知恵を出していただければと思っております。

今年一年、八戸市の発展と市民の福祉の向上のために、みんなで頑張りましょう、という誓いを共有させていただいて、新年に当たっての私からの御挨拶とさせていただきます。