平成27年 仕事始めの式(平成27年1月)

更新日:2020年01月09日

  • 日時:平成27年1月5日(月曜日) 午前10時30分
  • 場所:市庁別館2階 会議室C

明けましておめでとうございます。

仕事始めの式に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。

まずもって、今年のお正月は大変穏やかな正月でございました。皆さんそれぞれゆっくりと御家族の皆様と楽しい時間を過ごされたことと思います。その上でしっかりと英気を養って、新たな気持ちで登庁されたことと拝察いたします。

昨年はいろいろございました。振り返ってみますと、穏やかな一年だったと思っております。天皇皇后両陛下の行幸啓もいただき、たいへん光栄なことでございましたし、また、いろいろな事業がスタートした年でもあったと思っております。開藩350年、そして新産業都市50年ということでありましたけれども、改めてその時を振り返ってみますと、いろんないきさつがあって八戸に藩ができ、あるいはまた新産業都市にいたしましても、44ある候補地の中から、最後の最後15番目に滑り込んだということもありました。東北新幹線が八戸回りに決まったこととか、いろんなことを考えてみますと、この八戸というまちは運がいいなというふうに思います。そういう運がいいまちであると同時に、それを成し遂げた先人の努力というものも、改めて振り返って我々は学ばなければならないと思っております。そういう先人がここまでつくってくれた八戸をしっかりと立派なまちとして今後発展させていく、そういう大きな責任が我々にはあるのではないかと思っております。

今年もいろいろあります。後ほどまた、新年祝賀会等でもお話申し上げますけれども、さまざまな課題があり、いろいろとスタートさせていかなければならないと思っておりますが、何と言っても中核市に向けた取り組みをしていきたいと思います。安倍政権が地方創生の目玉として、地方中枢拠点都市圏構想を打ち出しておりまして、その前提条件の一つが中核市以上であるということであります。これは地方の活性化を図るため地方にはダムをつくり、東京に行く流れ、人・金の流れをそこで押し止める、あるいは、そこに流入させるという、そういう政策でありまして、八戸としてはそれを目指してこれから取り組んでいきたいと思っています。いろいろわかりにくいお話であります。一般の市民の皆様には、わかりにくいお話でありますけれども、丁寧にこれから説明をしていかなければならないと思います。福祉の向上に必ずつながる、そういう取り組みだということ、あるいは、教育施策の拡充につながっていくんだと。これまでも取り組んできたことをさらにより豊かな形で展開させていくんだということをしっかりと説明をしながら、取り組んでいければと思っております。是非全ての皆さんの仕事に関わる話でもありますので、丁寧にこれから市民に向き合って御説明をお願いしたいと思います。

そして今年は旧南郷村と旧八戸市が合併してちょうど10年が経過をするということで、特例の期間が終わって、新たなステージに入るということになります。新市建設計画に基づいて着実に事業を進めてきて、一体感の醸成もかなりの程度まで進んでいるというように思っておりますけれども、南郷地区の皆さんの声をしっかりと受け止めて、今後、南郷振興のために引き続き努力をしていきたいと思っているところでありますので、この点もよろしくお願いします。

いろいろ新たな事業がスタートします。屋内スケート場につきましては、いよいよ実施設計、そして造成ということにも展開していきますし、また、観光面では蕪島からのエントランスの整備といったものも本格化していくと。水産業、農業、あるいは製造業など、それぞれいろいろな分野でも新たな課題があり、新たな事業に着手しています。諸々皆さんの力を結集して、すばらしい八戸市をつくっていきたいと思います。

心はひとつであります。八戸市民の福祉の向上、より良い生活、そして子どもを余裕ある中でしっかり育てていけるような、そのようなまちをつくっていくことに皆さん一丸となって今年一年頑張っていただきたいと思います。

以上で私の年頭の挨拶といたします。

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