平成27年 市長年頭のあいさつ

更新日:2020年01月09日

平成27年市長年頭のあいさつ「八戸新時代」を切り拓く八戸市長小林眞の写真を含む大きなバナー画像

 市民の皆様には、希望に輝く新年をお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。また、昨年中は市政への温かいご支援とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます 。

 さて、昨年を振り返りますと、9月24日に天皇皇后両陛下が当市に行幸啓され、津波により甚大な被害を受けた八戸港の復興状況と三陸復興国立公園・種差海岸をご視察になられました。被災地に深く御心をお寄せくださる両陛下の温かい御見舞いの御言葉と慈愛に満ちた御姿に、多くの市民が励まされたことと存じます。私は、被災者の皆様の生活再建を始めとする一日も早い「創造的復興」の実現のため、八戸市復興計画に基づく諸施策の推進に決意を新たにしたところであります。

八戸港の復興状況と三陸復興国立公園・種差海岸をご視察になられた際の上皇様、上皇后様と市長の写真

9月24日 天皇皇后両陛下行幸啓 八戸港貿易センター屋上で災害復興状況をご視察

 昨年は八戸藩開藩から350年、新産業都市指定から50年の節目の年でありましたが、文化・観光振興の面においては、7月にオープンした種差海岸インフォメーションセンターと休憩所が、三陸復興国立公園の情報発信基地として好評を博しているところであり、また、伝統祭事やアートのまちづくりへの取組が評価され、文化芸術創造都市部門において2013年度文化庁長官表彰を受賞いたしました。

種差海岸インフォメーションセンターオープンイベントでゆるキャラ2体との集合写真

7月12日 種差海岸インフォメーションセンターオープン 

 さらに、4月の市民病院周産期センター新病棟オープンを始め、赤ちゃんと保護者に絵本を配付する「ブックスタート事業」や、小学生を対象にマイブッククーポンを配付する「マイブック推進事業」の開始など、安心して暮らせるまちづくり、子育て・教育の充実したまちづくりにも積極的に取り組んでおります。

総合健診センターのカウンター前で来所者に説明をする女性職員とそばで見ている男性職員の写真

総合健診センターで行われている「ブックスタート事業」

 新たに迎えました本年も、引き続き市民生活の向上と市勢の発展に向けて、第5次八戸市総合計画後期推進計画に掲げる諸施策を着実に進めてまいります。

 現在、当市は平成28年度内の中核市移行に向けて、青森県からの事務移譲の手続きを進めております。市民に身近な基礎自治体である市が、より多くのサービスを担うことにより、スピーディーな事務処理や、きめ細かな行政サービスの提供が可能となり、地域ニーズに即した、質の高い自立的なまちづくりを進めることができるようになります。

 地方における人口減少が危惧されている中、中核市移行により「八戸新時代」を切り拓き、八戸広域圏の総合力と拠点性を高め、大きな飛躍への可能性を追求し、北東北のどこにも負けないまちの実現を目指してまいります。

 先人から引き継いでまいりました我が故郷八戸の発展に向けて、本年も精一杯取り組んでまいる所存でありますので、市民の皆様には、より一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げ、年頭のご挨拶といたします。

平成27年1月1日

八戸市長 小林眞

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