令和5年仕事始めの式(令和5年1月)
- 日時:令和5年1月4日(水曜日)午前9時45分
- 場所:別館2階会議室BC
皆様、新年あけましておめでとうございます。
比較的穏やかなお正月を迎えることができました。皆さんもそれぞれ希望をもって新年を迎えたことと思います。
昨年の仕事納めの時に申し上げましたとおり、諸課題につきましては引き続き新年も取り組んでいただくことになります。
昨年仕事納めを終えました後に、私は新幹線開業実行委員会のメンバーの方々と親しく懇談をする機会がありました。二十数年前を懐かしく振り返りながら、また、皆さん先輩でしたのでいろいろと御提言もいただきました。その中で特に強く感じましたことは、これまでの二十数年を改めて継承しながら、新幹線効果を獲得するために、より取組を強化していかなければならないということであります。あと一つは、以前も申し上げましたが、あの開業前後は経済界、市民、そして行政の連携が非常に強いものがありました。今、新幹線だけではなくいろいろな課題があるなかで、それを乗り越えていくためにも、この一体感を醸成する、その機運も盛り上げていく必要があります。おそらく当時関わっていた方々が今幹部職員になっているのではないかと思っておりますので、当時のことを思い起こしながら様々な取組をしていただきますことをお願い申し上げます。
デジタル化、そして環境問題、また、経済再生、大型公共施設の見える化、それぞれ今取り組んでいただいておりますが、まもなくビジョンや計画を公表し、それに基づいて行政が動いていくということになります。その際、一つお願いしたいことがあります。できるだけこの八戸が実施している施策や事業について、市民の皆様方にわかりやすいように伝えていただきたいということです。せっかく良い施策や事業を考えても、それが市民の理解を得て、伝わっていませんと共感に繋がりませんし、市民の本当の幸せに繋がらないと思っております。どうか情報の発信力の強化ということも意識して仕事をしていただきたいと思います。私自身も広報の在り方、全体について考えていきたいと思いますが、個別一つ一つの事業についても十分に留意いただきたいと思います。
今年もいろいろなことが予定されております。1月末から2月の初めにかけましては、国民体育大会冬季大会が開催となります。スポーツ振興として未来へつなぐ大会にするとともに、氷の都「氷都」ということを強く打ち出して、地域の活性化につなげたいと考えております。
また、5月には種差海岸が三陸復興国立公園の指定を受けて10年となります。背景には東日本大震災があります。私たちは創造的復興を目指してこれまで取組を進めてまいりました。また、第7次総合計画にもまちづくりの視点として位置付けております。改めまして10周年の事業を行うとともに、創造的復興というまちづくりも進めてまいります。
そして10月には全国都市問題会議が開催されます。意義のある会議にしていくと同時に、1,500人から1,800人ぐらいの方がいらっしゃるという予定になっておりますので、経済効果を獲得するとともに、全国からいらっしゃる市長、あるいは市議会議員、行政関係者の皆様方に行政視察もありますが、地域資源を見ていただいて北東北拠点としての八戸、北東北に八戸市あり、ということを強く印象に持ってもらう、そういうコンベンションにしていきたいとも考えております。
今年は卯年ということでぴょんぴょんと順調にいくことを願っておりますが、干支の意味からいたしますといろんな捉え方があるようであります。私といたしましては、いろいろな課題がありますが、特にコロナ禍につきましては本格的に乗り越えて再スタートをきる、そういう一年に位置付けたいと思っております。どうか皆さん、協力しあって、課題を乗り越えて、八戸の未来を切り拓いていこうではありませんか。
今年一年が八戸市にとりまして、そして皆様にとりまして飛躍の年となりますことを御期待申し上げ、私からの年頭の挨拶といたします。
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更新日:2023年01月06日