令和4年仕事始めの式(令和4年1月)
- 日時:令和4年1月4日(火曜日)午前9時45分
- 場所:別館2階会議室BC
皆様、新年あけましておめでとうございます。
雪に見舞われましたが、比較的穏やかで静かなお正月、そして気持ち新たに新年を迎えたことと思います。今年一年よろしくお願いいたします。
まずは、年末にも申し上げましたが、コロナのことに触れなければなりません。今日午後から記者会見を行い、新たなコロナ対策についても公表しますが、全国的にも感染が増えてきております。状況次第では、再び皆様の御協力をいただくという場面もあろうかと思いますが、まずは年頭にあたりましてそのお願いを申し上げます。
昨年の12月議会で、既にPR経費を議決いただいておりますが、今年は蕪島が国の天然記念物の指定を受けて100年という年になります。また、東北新幹線八戸駅開業から20年という年になります。初めてここで挨拶した際、八戸の発展の歴史の中で、新産業都市が大きな契機になったということを申し上げましたが、最近では、やはりこの新幹線の八戸駅開業、これが八戸にとっては大きなインパクトでありました。それは、交通のアクセスが向上しただけではなく、この開業の前後に、八戸市民が本格的に観光ということを意識したのではないか、観光は中国の古典「易経」に由来する「光を観る」ということだという説がありますが、これまで当たり前に見ていた、先程申し上げた蕪島や種差海岸、えんぶり、三社大祭、これらを地域の「光」と捉えて観光開発に繋げ、そして観光振興を行ってきた、これがまさに新幹線開業の前後ではなかったかと、私はそのように受け止めております。20周年という節目を迎える今年、今一度その「光」、地域資源と言ってもいいと思いますが、それを見つめ直し、磨きをかけることも大事ではないかと考えております。
新しい「光」もあります。それは昨年11月にスタートした美術館であり、また屋内スケート場をはじめとする大型公共施設であります。これらを有効活用しながら、また、文化・芸術・スポーツと連携を図りながら、あるいは中心市街地においては商業機能と連携を図りながら、観光振興はもとより八戸の市民の豊かさに繋げていかなければなりません。
正月の新聞の広告の中で「対話を積み重ねて共感を」というスローガンを掲げさせていただきました。どうかこの「対話」と「共感」ということを皆さんの中でも心がけていただきたいと思いますし、市民の皆様にも浸透させていきたいと考えております。
今年は寅年です。実は私も年男ですが、この壬の寅は「新しいことが立ち上がる」あるいは「生まれたものが成長する」という意味もあると言われております。今は難しい変化の時でありますが、このような時だからこそ、八戸市が、市民が、そして皆さんが果敢に様々なことに挑戦し、生み出し、成長し続ける、そのような一年にしていきたいと考えております。
いよいよ新年度予算の編成に入ります。その編成の中で積極的に発言いただきたいと思いますし、また、各課におかれましては、市民との「対話」を通じて、いただいた意見をどんどんと市政に反映させていく、そのような運営も行いたいと思っておりますので、御協力をよろしくお願いいたします。
今年一年が八戸市にとりまして、また、皆様にとりまして希望に満ちたより良き一年となりますことを祈念申し上げ、年頭の挨拶といたします。よろしくお願いいたします。
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更新日:2022年01月07日