令和3年度年度始めの式(令和3年4月)

• 日時：令和3年4月1日（木曜日）午前11時15分  
• 場所：庁議室

令和3年度の仕事始めにあたりまして一言ご挨拶を申し上げます。

4月1日、本日から新たな体制で市政がスタートするということになります。人事異動に伴って各部署とも体制が新たな形になったと思いますが、これまで、市民のために、また八戸市発展のために取り組んできた事業をしっかりと継続して、更に前に進めるという気持ちで臨んでいただきたいと思っています。

先程新採用の職員に、八戸のまちがここまで発展をしてきたことについては、先人、先達の大きな力があったということをしっかりと噛み締めて認識した上で、新たな仕事をしてほしいということを申し上げましたが、我々もやはり同じような気持ちで、前に進んでいくということが大事であると思っております。

最近の八戸の状況を見ますと、活力ある形でのまちづくりがしっかりと進んでいると私自身は認識をしております。その理由の一つは人口の動向であります。青森県は全体的に人口が減少し続けておりますが、当市は推計人口と前回の国勢調査との比較でみた場合に、県内10市の中で人口減少率が一番低くなっております。陸上自衛隊八戸駐屯地の関係で、ご家族も含めると1,000人位が減少しましたが、そういったことがあるにも関わらず、頑張っているという事が一つあります。また、人口当たりの出生率でも三沢市に次いで二番目であります。さらに、移住者の数も県下でトップを続けていることもあり、こういった動向を見ても、非常に活力あるまちづくりが進められていると思っております。

これには、様々なことが要因にあろうと思います。一つはやはり雇用面を支える産業であります。農業、畜産業含めて非常に活発な取組が行われておりますし、製造業についても北東北3県の中で1位2位を争う状況を続けているというようなことも非常に大きなことだと思います。また福祉の面におきましても、昨年、総合保健センターがスタートしましたが、こういった先進的な取組も大いに影響していると思っています。そして文化、スポーツの面でも非常に活発な取組が行われている、そういったことが相まってまちづくりを前に向けて進めていることが要因であると認識をしております。

今日お集りのそれぞれの部署のそれぞれの皆さんが、本当に一生懸命頑張っていることが結果に繋がっていると私は認識しています。今日新たなスタートということになりますが、この八戸市を更に元気にしていくという思い、そして、しっかりと目配りをしながら誰も取りこぼさないという思いでまちづくりを進めていくことが重要であると認識しています。職員一人ひとりが新たな気持ちで今日からまたスタートしていただくことを願います。

最後に、残念なことでありますが、不祥事がありました。本当に市民の皆様には申し訳ない気持ちでいっぱいであります。改めて綱紀粛正については職員全員にしっかりと徹底していただくことをお願いしたいと思います。

以上で私からのご挨拶とさせていただきます。