福祉避難所

更新日:2024年04月16日

福祉避難所とは

災害時に障がい者や高齢者等、一般の避難所生活で特別な配慮(身体的ケアやコミュニケーション支援等)を必要とする方々を対象に開設される避難所です。一般の指定避難所とは違い、災害発生時に直接避難することはできません。

〈福祉避難所への避難方法〉

災害発生時は、まずはお近くの指定避難所へ避難し、身の安全を確保していただくことが必要です。
その上で、市の職員で構成される要配慮者移送判定チームが、各指定避難所へ赴き、一般避難所での生活が可能か、福祉避難所への移送が必要かの判定を行います。判定の結果、福祉避難所への移送が必要な方は、移動していただくことになります。
(注意)福祉避難所への移動は、原則、避難者自身かご家族等により行っていただく必要があります。

市福祉避難所一覧

「市福祉避難所」は見守りにより生活ができる方のための福祉避難所です。

  • 八戸市福祉公民館(八戸市類家4丁目3番1号)
  • 八戸福祉体育館(八戸市類家4丁目3番1号)
  • 八戸市身体障害者更生館(八戸市類家4丁目3番1号)
  • 八戸市総合福祉会館(八戸市根城8丁目8番155号)

(注意)福祉避難所としている施設は、災害が発生した際に必ず全ての施設を開設するものではありません。まずは、お近くの一般の指定避難所へ避難し、身の安全を確保してください。

施設福祉避難所一覧

「施設福祉避難所」は常時介護や支援が必要な方のための福祉避難所で、市町村と協定を締結した民間の社会福祉施設です。

(注意)福祉避難所としている施設は、災害が発生した際に必ず開設するものではありません。まずは、お近くの一般の指定避難所へ避難し、身の安全を確保してください。

福祉避難所の確保状況

八戸市では、平成23年12月22日に当市を含む5市町の社会福祉事業者と福祉避難所の確保に関する協定を締結しました。(57事業所78施設)

また、平成25年4月に、八戸圏域定住自立圏構成8市町村(八戸市・三戸町・五戸町・田子町・南部町・階上町・新郷村・おいらせ町)間で、福祉避難所の相互利用を可能とする協定を締結しました。

さらに、平成29年3月、八戸圏域定住自立圏から八戸圏域連携中枢都市圏への移行に伴い、連携中枢都市圏の形成に係る連携協約に基づく変更協定を締結しました。

これにより、圏域の各市町村がそれぞれの域内の社会福祉事業者と「福祉避難所の確保に関する協定」を締結することで、他市町村の施設が相互利用可能となりました。

現在、市と協定を締結している民間福祉施設は、49法人71施設、八戸圏域連携中枢都市圏内で利用可能な施設は、103法人182施設となっています。

社会福祉事業者の皆様へ

八戸市では、社会福祉事業者と協定を締結し、福祉避難所の確保に努めていますが、大規模災害時には、福祉避難所が不足することも予想されます。

社会福祉事業者の皆様におかれましては、福祉避難所の重要性をご理解いただき、福祉避難所の指定について、ご検討くださいますようお願い申し上げます。

ご関心がある事業者様には、随時ご説明させていただきますので、福祉政策課までお問い合わせください。

主な福祉避難所指定の基準

  1. 土砂災害危険個所区域及び津波浸水想定区域の外に位置すること
  2. 耐震・耐火構造でバリアフリー化された建物であること
  3. 生活相談員等を配置し、避難者が避難所生活に関して相談・助言・その他の支援を受けられる体制があること

マニュアル等(施設福祉避難所向け)

この記事に関するお問い合わせ先

福祉部 福祉政策課 福祉政策グループ

〒031-8686 青森県八戸市内丸一丁目1番1号 市庁別館7階
電話:0178-43-9258 ファックス:0178-47-0746

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