八戸市地域福祉計画
地域福祉計画とは
わたしたちのまちには、次代を担うべき子どもや、高齢で介護を必要とする方、障害のある方の他に、子育てや介護で悩んでいる方、引っ越してきたばかりの方など、さまざまな悩みや不安を抱え、何らかの支援を必要としている方も住んでいます。 行政では、これまでも、このような方々を支援するため、福祉の充実に努めてきましたが、困りごとは一人ひとり微妙に違ったり、生活の様式が様々であったりして、すべてを公的サービスだけでまかなうことは困難になっています。 そこで必要になるのは、同じ地域に暮らす住民同士の支え合いの関係であり、みんなで力を合わせ取り組んでいく「地域福祉」です。 八戸市では、社会福祉法等の関係法令の理念に基づき、地域福祉の推進のため、平成18年3月に第1期地域福祉計画(平成18~22年度)を策定しました。 その後、福祉を取り巻く環境の変容に的確に対応していくため、5年ごとに計画を見直し、現在は第4期地域福祉計画(令和4~令和8年度)に基づき、施策等を実施しています。
第3期地域福祉計画は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により計画期間を1年間延長し、平成28~令和3年度までの6年間が計画期間となっています。

住民一人ひとりが自らの選択で生活を送ることができるよう、地域の住民、行政、民間の福祉事業者などが相互に連携し、地域社会における福祉課題の解決に取り組む考え方、それが「地域福祉」です。
八戸市地域福祉計画策定の背景
- 社会環境の変化
- 少子高齢化
- 核家族化
- 地域住民のつながりの希薄化
- 地域の相互扶助体制の弱体化
- 新たな地域課題の社会問題化
- 高齢者の孤独死
- ひきこもり、とじこもり
- 子育て家庭の孤立化
- 児童、高齢者等への虐待
- 配偶者からの暴力(DV)
- 法制度の変遷
- 平成12年4月に社会福祉事業法から社会福祉法へ改正。
- 平成12年6月施行の社会福祉法第4条(地域福祉の推進)において、「地域住民等と支援関係機関の連携によって地域生活課題の解決を図る」という主旨の文言が明記される。
- 平成15年4月施行の社会福祉法第107条(市町村地域福祉計画)において、各自治体が任意で市町村地域福祉計画を策定できることが明記される。
- 平成30年4月の社会福祉法の一部改正により、市町村地域福祉計画の策定について任意とされていたものが努力義務とされる。
- 地域活動の活発化
- ボランティア
- 福祉サービス事業者
- NPO(非営利組織)
- 地域コミュニティ

地域の福祉課題の明確化
- 地域住民一人ひとりが、住み慣れた地域や家庭で自立した心豊かな生活を送ることができる社会の実現を目指す。
- 多くの市民や団体が福祉活動に取り組み、ともに助け合い支え合う地域社会の形成を図り、地域福祉を推進するための施策を計画的、総合的に進めていく必要がある。

課題を解決する方策(地域福祉計画)
第4期八戸市地域福祉計画について(令和4年2月15日策定)
近年、個人や家庭が抱える課題が複雑化・複合化し、さらには、社会的孤立やこれまでの分野ごとに整備された縦割りのサービスでは対応が難しい「制度の狭間」への対応が新たな課題となっています。
市では、このような地域福祉を取り巻く環境の変化や社会福祉法の改正等を踏まえ、誰もが役割や生きがいを持ち、支え合いながら暮らしていける「地域共生社会」の実現を目指すための指針となる計画として、第4期八戸市地域福祉計画を策定しました。
計画の位置付け
- 社会福祉法(昭和26年法律第45号)第107条の規定に基づく「市町村地域福祉計画」として策定
- 高齢者福祉、障がい者福祉、児童福祉その他の福祉に関する分野別計画で示されている基本的な理念や方向性を共有し、共通して取り組むべき事項を盛り込んだ福祉分野における最上位計画
- 再犯の防止等の推進に関する法律(平成28年法律第104号)第8条の規定に基づく「地方再犯防止推進計画」を包含
計画期間
令和4(2022)年度から令和8(2026)年度まで(5年間)
八戸市健康福祉審議会社会福祉専門分科会における審議
計画策定に当たり、福祉・保健等の各分野の有識者及び公募委員から構成する八戸市健康福祉審議会の社会福祉専門分科会において、計画の原案や最終案等に関する審議を行いました。
会議内容については、「八戸市健康福祉審議会 社会福祉専門分科会」のページをご覧ください。
計画本文
計画本文 全ページ一括(130ページ) (PDFファイル: 4.0MB)
分割ダウンロード
- 計画策定の趣旨
- 計画の位置付け
- 計画の期間
- 計画の範囲
- 地域福祉を取り巻く国の動向
- 当市における地域福祉の現状
- 第3期計画における取組の振り返り
- 第4期計画の策定に係るアンケート調査結果の概要
- 課題の認識
第3章 基本理念と基本目標(PDFファイル:547.6KB)
- 基本理念
- 基本目標
- 施策体系
- 圏域の考え方
- 基本目標1 健康で生きがいのある生活を送ることができる地域づくり
- 基本目標2 個人が尊重され誰もが公平に福祉サービスを受けられる体制づくり
- 基本目標3 地域で支え合い、安心して暮らせる地域づくり
- 基本目標4 思いやりの心と人づくり
- 協働による計画の推進(役割分担)
- 計画の周知
- 計画の進行管理
資料編・裏表紙参考資料_裏表紙(PDFファイル:890.3KB)
- 第4期計画の策定に係るアンケート調査結果
- 策定経過
- 八戸市健康福祉審議会 社会福祉専門分科会 委員名簿
- 八戸市健康と福祉のまちづくり条例
- 八戸市健康福祉審議会規則
登載事業一覧
登載事業一覧(12ページ) (PDFファイル: 552.0KB)
過去の計画期間
- 第1期 平成18~平成22年度
- 第2期 平成23~平成27年度
- 第3期 平成28~令和3年度(新型コロナウイルス感染拡大の影響により計画期間を1年間延長)
この記事に関するお問い合わせ先
〒031-8686 青森県八戸市内丸一丁目1番1号 市庁別館7階
電話:0178-43-9258 ファックス:0178-47-0746
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更新日:2025年02月25日