「踊りに行くぜ!!」2 vol.6 八戸公演
「踊りに行くぜ!!」2.vol.6 八戸公演
JCDNダンス作品クリエイション&全国巡回プロジェクト 札幌/松山/八戸/仙台/神戸/福岡/東京
「踊りに行くぜ!!」2.は、“ダンス作品”の新作づくりに取り組むプロジェクトです。今をともに生きるアーティストが、それぞれの手法で「今」を鋭く洞察し、切り取り、また背景にして立ち上げていくダンス、それがコンテンポラリーダンスです。ダンス作品を通じて、「今」をのぞいてください。
5年ぶりに八戸に帰ってきた「踊りに行くぜ!!2.」お見逃しなく。
八戸公演では、3つのダンス作品を上演します。
踊りに行くぜ!!2. 公式ホームページ
開催日時・場所
平成28年2月7日(日曜日)15時開演 (14時30分開場)
八戸市公民館(公会堂文化ホール) 八戸市内丸1-1-1
上演作品・アーティスト・出演者
『Movement Research - Phase』 梅田 宏明(東京)[出演:黒田 なつ子、幅田 彩加、江角 由加、中村 たから]
『ナレノハテ』 目黒 大路 (鳥取) [出演:目黒 大路、佐々木 治己、中西 レモン]
『けっ!』 岩岡 傑(アムステルダム)[アドバイザー・振付:磯島 未来、出演:出演:嶋崎 綾乃、田中 稔、田茂 敦]
左から:梅田 宏明、目黒 大路、岩岡 傑
左から:磯島 未来(「けっ!」振付・アドバイザー)、嶋崎 綾乃・田中 稔・田茂 敦(「けっ!」出演者)
「踊りに行くぜ!!」2について
「踊りに行くぜ!!」2.は、“ダンス作品”の新作づくりに取り組むプロジェクトです。<作品制作費の支給+クリエイションの環境提供+全国巡回公演での作品上演>と、制作から上演までをフルサポートしています。
本プロジェクトは、抽象的な表現を得意とする“ダンス”の特性を活かし、作家の描きたい世界観、あるいは主題を音楽・言葉・映像・美術などと共同し、作家がオリジナルな手法を見出し、<体・ダンス>があることで表出可能な“ダンス作品”の誕生を望んでいます。ここからつくりだされる作品は、平成28年1月から3月まで全国巡回公演<札幌・松山・八戸・仙台・神戸・福岡・東京>7ヵ所でツアー公演を行います。
他ジャンルのアートでは表現できない“ダンス作品”の発明をすること、それが「踊りに行くぜ!!」2.です。
チケット情報
料金
- 一般=前売2,000円/当日2,500円
- 学生=前売1,000円/当日1,500円
未就学児のご来場については、お問い合わせください。(未就学児は無料)
チケット予約
オンライン予約
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「踊りに行くぜ!!」2.の全てのチケットはこちらで予約可能! JCDN会員への割引サービスあり。
窓口販売
- 八戸市公会堂 0178-44-7171
- 八戸ポータルミュージアムはっち 0178-22-8228
- 南郷文化ホール 0178-60-8080
上演作品・アーティスト 詳細情報
Aプログラム/ダンスプロダクション 【全国公募・新作】
作・演出家・振付家が、作品に必要な構成メンバー(美術・音楽・映像など)を編成し作品制作を行います。
『Movement Research - Phase』梅田 宏明(東京)
個の体で起こる動きのシステムを、個を越え複数のダンサーにまで拡張し、ダンスにおける個と群の境を無くし、一つの統一体として動きを作り上げる試み。タイトルの「phase(位相)」にあるように、ダンサーの動かす部位や立ち位置など、梅田が開発した動きのメソッド「Kinetic Force Method」を基に、ダンスにおいての空間的要素とその関係性をテーマに動きと振付を作る。
- 振付:梅田 宏明
- ライティング & サウンドデザイン:S20
- 出演:Somatic Field Project
梅田 宏明/ウメダ ヒロアキ
振付家、ダンサー、ビジュアル・アーティスト。 平成14年に発表した『while going to a condition』が高く評価され、フランスのRencontres Choréographiques Internationalesに招聘される。 以後、パリのシャイヨー国立劇場共同制作『Accumulated Layout』や、YCAM共同制作作品『Holistic Strata』などが世界中のフェスティバルや劇場より招聘される。 平成21年から振付プロジェクト「Superkinesis」を開始。 他委託振付作品に、ヨーテボリ・オペラ・ダンスカンパニー『Interfacial Scale』(平成25年)、 L.A. Dance Project『Peripheral Stream』(平成26年)などがある。 平成26年には、日本の若手ダンサーの育成と、自身のムーブメント・メソッド「Kinetic Force Method」の発展を目的として「Somatic Field Project」を開始。
『ナレノハテ』 目黒 大路 (鳥取) [再演作品 「踊りに行くぜ!!」2.Vol.5 Aプログラムより]
「体」は姿勢、動作、在り様のどれをとっても社会的な影響を受ける。能動的であれ受動的であれ、私たちの体はある通念を体現している。従容とした体はもとより、抵抗の体もまた体として、体の枠を出ることはない。果たして、与えられた条件としてある「体」に叛乱を見ること、そしてその契機を見出すことは可能なのだろうか。反/非であることが決定的に拒絶され無力にさらされる体を前に、逃げ水の様に形を変えて、何かを欠いたまま、ふらふらと時に決然と「固定化された体」から逃れていく試み。
- 作・演出・振付・出演:目黒 大路
- テクスト・出演:佐々木 治己
- 振付・出演:中西 レモン 美術・衣裳:大倉 礼子
目黒 大路/メグロ ダイヂ
平成13年、アスベスト館に入館。 元藤あき子に師事。 平成14年、元藤あき子・大野 慶人とのトリオ作品 『大鴉』で注目を集める。 平成15年–平成22年、室伏鴻のユニットKo&Edge Co.に立ち上げ時から参加し、世界14カ国、29都市で作品を発表。 平成22年度 文化庁新進芸術家海外研修派遣制度研修員。 今一度、舞踏の特性について考え、舞踏的身体の可能性を探り、そして提示することを目指している。
Bプログラム/リージョナルダンス 【全国公募・新作】
振付家・演出家が、作品上演地に滞在し、地元で募った出演者と新作を制作、当地で上演します。
『けっ!』 岩岡 傑(アムステルダム)
喰うか喰われるかの瞬間、必死にもがく。喰われてたまるか。必死に動く、生ける方へ向かって。死に限りなく近づく瞬間、時は永遠という名の潮流に変わる。その潮の中で、過去と未来が矛盾なく同時並列に立ち現れる。ココハドコダ。正しくココでしかないその場所で、永遠の流れにのまれ、そこであることの意味が、蒸発していくこぼれたガソリンみたく、姿を変え、どんどん消えて無くなっていく。そのツンとくる臭いだけをそこに残して。ソコニナニガアル? 生きる意味など分からなくても、ともかく進む。過ぎた昨日に、まだ見ぬ明日に喰われはしない。喰われてたまるか。ココに何かが輝くかぎり。
- 作・演出・構成:岩岡 傑
- アドバイザー・振付:磯島 未来
- 出演:嶋崎 綾乃、田中 稔、田茂 敦
岩岡 傑/イワオカ タカシ
アムステルダム在住のパフォーマンスアーティスト/ダンサー/コレオグラファー。 平成9年に渡英、パフォーマンスアートを学ぶ。 在学中より自作品を作り始める。同時期にインプロビゼーション(即興)に出会い、それ以降インプロビゼーションに多くの時間を費やす。 平成14年よりアムステルダムに移住、SNDO、Das Artsにて振り付け、パフォーマンスリサーチを研究。 ヨーロッパに住み、切っても切れない自らの東洋的な 文化背景と渡英以来吸収した西洋的な観点との融合を「人とは何か?」という問いへのより全体的なアプローチと考え日々実験中。
開催クレジット
文化庁委託事業「平成27年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」
主催:文化庁/NPO法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク(JCDN)
共催:八戸市
協賛:トヨタ自動車株式会社 アサヒビール株式会社
協力:公益財団法人セゾン文化財団
企画・制作
全体企画・制作:NPO法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク(JCDN)
京都市下京区神明町241 オパス四条503 電話075-361-4685 JCDN Japan Contemporary Dance Network NPO法人 ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク
八戸公演制作 八戸市まちづくり文化推進室
八戸市内丸1-1-1 0178-43-9156
この記事に関するお問い合わせ先
観光文化スポーツ部 文化創造推進課 文化創造グループ
〒031-0031 青森県八戸市大字番町10-4 八戸市美術館内
電話:0178-43-9156 ファックス:0178-38-0107
更新日:2020年01月07日