「踊りに行くぜ!!」2 vol.6 八戸公演

更新日:2020年01月07日

「踊りに行くぜ!!」2 vol.6 八戸公演のチラシ

「踊りに行くぜ!!」2.vol.6 八戸公演
JCDNダンス作品クリエイション&全国巡回プロジェクト 札幌/松山/八戸/仙台/神戸/福岡/東京

「踊りに行くぜ!!」2.は、“ダンス作品”の新作づくりに取り組むプロジェクトです。今をともに生きるアーティストが、それぞれの手法で「今」を鋭く洞察し、切り取り、また背景にして立ち上げていくダンス、それがコンテンポラリーダンスです。ダンス作品を通じて、「今」をのぞいてください。

5年ぶりに八戸に帰ってきた「踊りに行くぜ!!2.」お見逃しなく。

八戸公演では、3つのダンス作品を上演します。

踊りに行くぜ!!2. 公式ホームページ

開催日時・場所

平成28年2月7日(日曜日)15時開演 (14時30分開場)
八戸市公民館(公会堂文化ホール) 八戸市内丸1-1-1

上演作品・アーティスト・出演者

『Movement Research - Phase』 梅田 宏明(東京)[出演:黒田 なつ子、幅田 彩加、江角 由加、中村 たから]
『ナレノハテ』 目黒 大路 (鳥取) [出演:目黒 大路、佐々木 治己、中西 レモン]
『けっ!』 岩岡 傑(アムステルダム)[アドバイザー・振付:磯島 未来、出演:出演:嶋崎 綾乃、田中 稔、田茂 敦]

短髪、白黒写真で写っている梅田 宏明さんの写真
遠くを見ている感じで写っている目黒 大路さんの白黒写真
眼鏡をかけ少しパーマがかかった岩岡 傑さんの白黒写真

左から:梅田 宏明、目黒 大路、岩岡 傑

肩までの髪の磯島 未来さん白黒写真
少し斜めに写っている嶋崎 綾乃さんの白黒の顔写真
手にお椀と箸を持ち何かを食べようとしカメラ目線をしている田中 稔さんの白黒写真
左目の下にほくろがあり少し微笑んでいる田茂 敦さんの白黒写真

左から:磯島 未来(「けっ!」振付・アドバイザー)、嶋崎 綾乃・田中 稔・田茂 敦(「けっ!」出演者)

「踊りに行くぜ!!」2について

「踊りに行くぜ!!」2.は、“ダンス作品”の新作づくりに取り組むプロジェクトです。<作品制作費の支給+クリエイションの環境提供+全国巡回公演での作品上演>と、制作から上演までをフルサポートしています。
本プロジェクトは、抽象的な表現を得意とする“ダンス”の特性を活かし、作家の描きたい世界観、あるいは主題を音楽・言葉・映像・美術などと共同し、作家がオリジナルな手法を見出し、<体・ダンス>があることで表出可能な“ダンス作品”の誕生を望んでいます。ここからつくりだされる作品は、平成28年1月から3月まで全国巡回公演<札幌・松山・八戸・仙台・神戸・福岡・東京>7ヵ所でツアー公演を行います。
他ジャンルのアートでは表現できない“ダンス作品”の発明をすること、それが「踊りに行くぜ!!」2.です。

チケット情報

料金

  • 一般=前売2,000円/当日2,500円
  • 学生=前売1,000円/当日1,500円

未就学児のご来場については、お問い合わせください。(未就学児は無料)

チケット予約

オンライン予約

JCDNダンスリザーブ ―ダンスオンライン予約サービス― JCDNダンスリザーブ
「踊りに行くぜ!!」2.の全てのチケットはこちらで予約可能! JCDN会員への割引サービスあり。

窓口販売

  • 八戸市公会堂 0178-44-7171 
  • 八戸ポータルミュージアムはっち 0178-22-8228
  • 南郷文化ホール 0178-60-8080

上演作品・アーティスト 詳細情報

Aプログラム/ダンスプロダクション 【全国公募・新作】

作・演出家・振付家が、作品に必要な構成メンバー(美術・音楽・映像など)を編成し作品制作を行います。

『Movement Research - Phase』梅田 宏明(東京)

個の体で起こる動きのシステムを、個を越え複数のダンサーにまで拡張し、ダンスにおける個と群の境を無くし、一つの統一体として動きを作り上げる試み。タイトルの「phase(位相)」にあるように、ダンサーの動かす部位や立ち位置など、梅田が開発した動きのメソッド「Kinetic Force Method」を基に、ダンスにおいての空間的要素とその関係性をテーマに動きと振付を作る。

  • 振付:梅田 宏明
  • ライティング & サウンドデザイン:S20
  • 出演:Somatic Field Project
梅田 宏明/ウメダ ヒロアキ

振付家、ダンサー、ビジュアル・アーティスト。 平成14年に発表した『while going to a condition』が高く評価され、フランスのRencontres Choréographiques Internationalesに招聘される。 以後、パリのシャイヨー国立劇場共同制作『Accumulated Layout』や、YCAM共同制作作品『Holistic Strata』などが世界中のフェスティバルや劇場より招聘される。 平成21年から振付プロジェクト「Superkinesis」を開始。 他委託振付作品に、ヨーテボリ・オペラ・ダンスカンパニー『Interfacial Scale』(平成25年)、 L.A. Dance Project『Peripheral Stream』(平成26年)などがある。 平成26年には、日本の若手ダンサーの育成と、自身のムーブメント・メソッド「Kinetic Force Method」の発展を目的として「Somatic Field Project」を開始。

『ナレノハテ』 目黒 大路 (鳥取) [再演作品 「踊りに行くぜ!!」2.Vol.5 Aプログラムより]

「体」は姿勢、動作、在り様のどれをとっても社会的な影響を受ける。能動的であれ受動的であれ、私たちの体はある通念を体現している。従容とした体はもとより、抵抗の体もまた体として、体の枠を出ることはない。果たして、与えられた条件としてある「体」に叛乱を見ること、そしてその契機を見出すことは可能なのだろうか。反/非であることが決定的に拒絶され無力にさらされる体を前に、逃げ水の様に形を変えて、何かを欠いたまま、ふらふらと時に決然と「固定化された体」から逃れていく試み。

  • 作・演出・振付・出演:目黒 大路
  • テクスト・出演:佐々木 治己
  • 振付・出演:中西 レモン 美術・衣裳:大倉 礼子
目黒 大路/メグロ ダイヂ

平成13年、アスベスト館に入館。 元藤あき子に師事。 平成14年、元藤あき子・大野 慶人とのトリオ作品 『大鴉』で注目を集める。 平成15年–平成22年、室伏鴻のユニットKo&Edge Co.に立ち上げ時から参加し、世界14カ国、29都市で作品を発表。 平成22年度 文化庁新進芸術家海外研修派遣制度研修員。 今一度、舞踏の特性について考え、舞踏的身体の可能性を探り、そして提示することを目指している。

Bプログラム/リージョナルダンス 【全国公募・新作】

振付家・演出家が、作品上演地に滞在し、地元で募った出演者と新作を制作、当地で上演します。

『けっ!』 岩岡 傑(アムステルダム)

喰うか喰われるかの瞬間、必死にもがく。喰われてたまるか。必死に動く、生ける方へ向かって。死に限りなく近づく瞬間、時は永遠という名の潮流に変わる。その潮の中で、過去と未来が矛盾なく同時並列に立ち現れる。ココハドコダ。正しくココでしかないその場所で、永遠の流れにのまれ、そこであることの意味が、蒸発していくこぼれたガソリンみたく、姿を変え、どんどん消えて無くなっていく。そのツンとくる臭いだけをそこに残して。ソコニナニガアル? 生きる意味など分からなくても、ともかく進む。過ぎた昨日に、まだ見ぬ明日に喰われはしない。喰われてたまるか。ココに何かが輝くかぎり。

  • 作・演出・構成:岩岡 傑
  • アドバイザー・振付:磯島 未来
  • 出演:嶋崎 綾乃、田中 稔、田茂 敦
岩岡 傑/イワオカ タカシ

アムステルダム在住のパフォーマンスアーティスト/ダンサー/コレオグラファー。 平成9年に渡英、パフォーマンスアートを学ぶ。 在学中より自作品を作り始める。同時期にインプロビゼーション(即興)に出会い、それ以降インプロビゼーションに多くの時間を費やす。 平成14年よりアムステルダムに移住、SNDO、Das Artsにて振り付け、パフォーマンスリサーチを研究。 ヨーロッパに住み、切っても切れない自らの東洋的な 文化背景と渡英以来吸収した西洋的な観点との融合を「人とは何か?」という問いへのより全体的なアプローチと考え日々実験中。

開催クレジット

文化庁委託事業「平成27年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」
主催:文化庁/NPO法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク(JCDN)
共催:八戸市
協賛:トヨタ自動車株式会社 アサヒビール株式会社
協力:公益財団法人セゾン文化財団

企画・制作

全体企画・制作:NPO法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク(JCDN)

京都市下京区神明町241 オパス四条503 電話075-361-4685 JCDN Japan Contemporary Dance Network NPO法人 ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク

八戸公演制作 八戸市まちづくり文化推進室

八戸市内丸1-1-1 0178-43-9156

この記事に関するお問い合わせ先

観光文化スポーツ部 文化創造推進課 文化創造グループ

〒031-0031 青森県八戸市大字番町10-4 八戸市美術館内
電話:0178-43-9156 ファックス:0178-38-0107

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