八戸港港湾計画
港湾計画とは
港湾計画は、港湾法において「港湾の開発、利用及び保全並びに港湾に隣接する地域の保全に関する政令で定める事項に関する計画」と規定されている法定計画で、重要港湾以上の港湾管理者(八戸港については青森県)が策定を義務付けられております。
この計画は、港湾の能力、港湾施設の規模と配置、港湾の環境整備と保全等の事項が定められており、港湾整備のマスタープランとなります。
八戸港港湾計画(平成21年11月改訂)
北東北地域の産業活動を支え、持続的な発展への貢献を目指して「世界に開かれた北東北のゲートウェイ港湾」を実現するため、平成30年代後半を目標年次として、以下のように港湾計画の方針を定めています。
- 北東北を代表する工業港・物流港としての物流機能の強化【物流・産業】
- 港への親しみや利用について地域住民等が享受できる魅力ある空間の確保【交流・人流】
- 省資源化への対応【環境】
目標年次における港湾の能力
平成19年実績
取扱貨物量
外貿(うち外貿コンテナ):700万トン(60万トン、3.4万TEU)
内貿(うちフェリー):1,860万トン(950万トン)
合計:2,560万トン
船舶乗降旅客数
15万人
平成28年(参考)
取扱貨物量
外貿(うち外貿コンテナ):730万トン(100万トン、5.9万TEU)
内貿(うちフェリー):2,070万トン(1,230万トン)
合計:2,800万トン
船舶乗降旅客数
17万人
平成30年代後半(目標)
取扱貨物量
外貿(うち外貿コンテナ):1,070万トン(130万トン、8万TEU)
内貿(うちフェリー):2,230万トン(1,110万トン)
合計:3,300万トン
船舶乗降旅客数
20万人
八戸港港湾計画図(平成21年) (PDFファイル: 3.7MB)
主な改訂の内容
- コンテナ貨物を集約するためポートアイランド3期地区に多目的物流ターミナルを計画
- ポートアイランド2期地区に大規模エネルギー基地並びに造船関連施設を計画
- RORO船集約と大型客船に対応するためポートアイランド1期地区の岸壁改良を計画
- 開放的な親水空間を確保するため沼館地区の第一工業港に面した緑地を計画
- 港内の静穏度を確保するため中央第一防波堤の法線の変更を計画

更新日:2020年01月27日