年表
八戸港の出来事(江戸~昭和20年)
西暦 | 和暦 | 出来事 |
---|---|---|
1664年 | (寛文 4年) | 南部藩から分離し八戸藩(2万石)が創設される |
1665年 | (寛文 5年) | 八戸領内の産物を2隻の船で江戸へ送る |
1670年 | (寛文10年) | 河村瑞賢により東廻り航路が開設され、物資の輸送に利用されるようになる 移出品:大豆、しめ粕(しめかす)、魚油、鉄製品等 移入品:木綿、茶、紙、瀬戸物等 |
1703年 | (宝永 3年) |
湊川口へ十分一役所が設置される (現:函館税関八戸税関支署) |
1706年 | (宝永 6年) | 白子権兵衛が新堀川(小中野)を改修し、船入り場を整備する |
1825年 | (文政 8年) | 鮫浦で150メートル程の築堤工事が行われる |
1826年 | (文政 9年) | 白銀浜に防波堤が築造される |
1881年 | (明治14年) | 内務省から八戸港実測のためオランダ人技師ローエン・ホルスト・ムルデルが派遣され、翌年港湾計画ができる |
1891年 | (明治24年) | 日本鉄道線(現:東北本線)尻内駅が開業する |
1919年 | (大正 8年) | 鮫漁港の修築事業に着手する |
1924年 | (大正13年) | 青森県鮫港修築事務所が設置される (現:三八地域県民局地域整備部八戸港管理所) 八戸線が鮫駅まで開通する |
1928年 | (昭和 3年) | 内務省指定港湾となる |
1929年 | (昭和 4年) | 市制が施行(八戸町、小中野町、湊町、鮫村が合併)される |
1930年 | (昭和 5年) | 鮫港と湊港を統一し、「八戸港」に改称する |
1932年 | (昭和 7年) | 漁港修築事業完成、商港第一期修築に着手する |
1933年 | (昭和 8年) | 第一魚市場が開設(大字鮫町)される |
1935年 | (昭和10年) | 第二種重要港湾に指定される |
1937年 | (昭和12年) |
仙台土木出張所馬淵川改修事務所が設置される (現:国土交通省東北地方整備局青森河川国道事務所) 馬淵川改修工事に着手する(昭和30年放水路完成) |
1939年 | (昭和14年) |
貿易港として開港指定される(現:第一工業港) (注意)神田重雄(第2代市長) |
1940年 | (昭和15年) | 商港第二期修築に着手する 仙台土木出張所八戸港修築事務所が設置される (現:国土交通省東北地方整備局八戸港湾・空港整備事務所) |
1942年 | (昭和17年) | 海軍委託工事により蕪島が陸続きとなる(昭和18年完成) |
1943年 |
(昭和18年) |
東北海運局八戸支局が設置される (現:国土交通省東北運輸局青森運輸支局八戸海事事務所) |
1944年 | (昭和20年) | 米軍の空襲により、港内で海防艦「稲木(いなぎ)」が撃沈される |
八戸港の出来事(昭和21年~昭和63年)
西暦 | 和暦 | 出来事 |
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1947年 | (昭和22年) | 沈船防波堤工事に着手する(昭和25年完成 L=450メートル) |
1948年 | (昭和23年) |
八戸海上保安部が設置される 沈船防波堤に着工する(3隻) |
1950年 | (昭和25年) | 港湾法が公布される |
1951年 | (昭和26年) | 重要港湾に指定される |
1952年 | (昭和27年) | 出入国港に指定される |
1953年 | (昭和28年) | 八戸港港湾管理者が設立される |
1954年 | (昭和29年) | 白銀A岸壁(-9メートル)に着工する(昭和37年供用) |
1956年 | (昭和31年) | 河原木三角州地帯の臨海工業用地が完成する |
1959年 | (昭和34年) | 植物検疫港に指定される 函館検疫所八戸出張所が設置される 第二魚市場が開設(江陽四丁目)される |
1960年 | (昭和35年) | 特定第三種漁港に指定される チリ地震津波により被災する(昭和37年復旧完了) |
1964年 | (昭和39年) | 新産業都市に指定される 仙台入国管理事務所八戸港出張所が設置される |
1965年 | (昭和40年) | 木材輸入特定港に指定される |
1966年 | (昭和41年) | 八太郎北防波堤に着工する(平成10年完成 L=3,500メートル) |
1968年 | (昭和43年) | 沈船防波堤3隻のうち1隻が撤去される |
1969年 | (昭和44年) | 穀物輸入特定港に指定される |
1971年 | (昭和46年) | 植物輸入特定港に指定される 横浜植物防疫所塩釜支所八戸出張所が設置される 第二工業港が開港する |
1972年 | (昭和47年) | 八戸大橋に着工する (昭和51年暫定供用、昭和55年全線開通 L=1,323.7メートル) |
1973年 | (昭和48年) | 八戸~苫小牧間のカーフェリーが就航する 八太郎大橋に着工する (昭和52年暫定供用、昭和55年全線開通 L=421.4メートル) |
1975年 | (昭和50年) | 八太郎3号ふ頭フェリー専用岸壁に着工する(昭和56年完成) 第三魚市場が開設(大字白銀町)される |
1977年 | (昭和52年) |
中央防波堤に着工する(平成30年3月までにL=2,300メートル概成) 八太郎1号ふ頭E岸壁(-13メートル)が供用される |
1979年 | (昭和54年) | 八戸~室蘭間のカーフェリーが就航する(平成18年に休止) 八太郎トンネルに着工する (昭和58年暫定供用、昭和60年全線供用) |
1982年 | (昭和57年) | 八戸飼料コンビナートが操業開始する |
1985年 | (昭和60年) | 八太郎1号ふ頭D岸壁(-13メートル)が供用される 沈船防波堤3隻のうち2隻が撤去される |
1987年 | (昭和62年) | 中央第二防波堤に着工する (平成30年3月までにL=1,420メートル概成) |
1988年 | (昭和63年) | ポートアイランド第1.期工事に着手する (全体85ヘクタールのうち第1.期 A=35ヘクタール) |
八戸港の出来事(平成元年~現在)
西暦 | 和暦 | 出来事 |
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1991年 | (平成 3年) |
八太郎2号ふ頭H・I・L・M岸壁(-7.5メートル)が供用される |
1993年 |
(平成 5年) |
動物検疫港に指定される |
1994年 |
(平成 6年) |
八太郎1号ふ頭E岸壁にガントリークレーンが設置される |
1996年 |
(平成 8年) |
河原木1号ふ頭B・C・D・E岸壁(-7.5メートル)が供用される 河原木2号ふ頭A岸壁(-14メートル)が供用される |
1997年 |
(平成 9年) |
中国コンテナ定期航路が開設される(平成11年に休止) |
1998年 |
(平成10年) |
FAZ基盤施設(貿易センター、国際物流ターミナル)が完成する |
1999年 |
(平成11年) |
横浜港との内航フィーダーコンテナ定期航路が開設される |
2000年 |
(平成12年) |
ポートアイランド第2.期工事に着手する |
2001年 |
(平成13年) |
八太郎2号ふ頭J岸壁(-13メートル)が供用され、コンテナターミナルが移転する |
2002年 |
(平成14年) |
ガントリークレーンが2基体制となる |
2003年 |
(平成15年) |
総合静脈物流拠点港(リサイクルポート)に指定される |
2006年 |
(平成18年) |
東京港との内航フィーダーコンテナ定期航路が開設される |
2008年 | (平成20年) |
名古屋港との内航フィーダーコンテナ定期航路が開設される |
2010年 | (平成22年) |
重要港湾のうち、重点的に投資する重点港湾に指定される |
2011年 | (平成23年) | 東日本大震災により、八太郎北防波堤の約4割が損壊するなど、甚大な被害を受ける |
2013年 | (平成25年) |
種差海岸が三陸復興国立公園に指定される 八戸港災害復旧事業(防波堤、航路・泊地、護岸等)が完了する |
2014年 | (平成26年) | 天皇皇后両陛下が八戸港をご視察される(八戸港、第3魚市場、種差海岸) |
2015年 | (平成27年) |
液化天然ガス(LNG)輸入基地「八戸LNGターミナル」が操業する 韓国コンテナ定期航路が開設される |
2017年 | (平成29年) | 八太郎3号ふ頭フェリー専用岸壁(第2バース)が供用される |
【年表参考文献】
- 八戸港沈船防波堤工事誌、運輸省第二港湾建設局八戸港工事事務所、1950年
- 八戸港修築50年史、八戸市、1968年
- 八戸港史-1976-、八戸市、1976年
- 八戸港開港50年のあゆみ、青森県、八戸市、八戸港開港50周年記念式典協賛会、1989年
- 八戸港50年史、運輸省第二港湾建設局八戸港工事事務所、1990年
- 八戸港発展の軌跡と平成の歩み、八戸港振興協会、2000年
- 八戸藩-大名と江戸と国元-、八戸市博物館、2001年
更新日:2020年01月27日