SPECIAL INTERVIEW

責任を十分に果たす!
この気持ちが原動力です。

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国際消防救助隊登録隊員 田代 量泰

最後の砦【オレンジ】

 拝命時から、オレンジの制服を身に纏った先輩に理由もなく強い憧れを抱いたことを覚えています。国際救難色である「オレンジ」は、暗闇でも白銀世界でも良く映える色。日常業務でも目立つことから、常に職員の先頭に立ち模範となる先輩救助隊員の背中を追ってきたように思います。消防・救急・予防・通信など、全業務が住民生活の安全確保に直結する中、防ぐことができなかった最も過酷な現場に入り活動する部隊が救助隊です。火災現場のみならず、交通事故、水難事故、機械事故などあらゆる現場で人命救助活動を行うため、【今】、この時も終わりなき訓練を継続しています。憧れた救助隊員となりましたが、「オレンジ」の制服の重さを感じた日を忘れず、生涯継続していくのみです。

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国際消防救助隊:IRT【愛ある手】

 当消防本部は、海外における大規模な災害が発生した場合に、被災地において捜索救助活動等の国際緊急援助活動を実施する「国際消防救助隊(International Rescue Team of Japan Fire)」に、発隊した昭和61年から名を連ねています。
 当時、他省庁に先駆けて消防庁と全国の消防本部が力を合わせて作った「国際消防救助隊(IRT)」に手を挙げた当本部。我々には大先輩方の気概と篤い想いが引き継がれています。全国726消防本部、職員約16万人の代表である登録77消防本部、登録隊員599名の一員として、国際協力に寄与し、ワッペンに描かれた「愛ある手」を、要救助者に差し伸べることができる救助者であるため、仲間とスキル(知識・技術・経験)と身体を磨き続けています。

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消防における主力

 私たちの仕事の目的は、「国民の生命、身体及び財産を災害から保護する」ことです。その目的達成のため我々は24時間交替制で職務を全うしています。消防における主力は「人」です。その能力を最大限発揮できるか否かも、チームを束ねる「リーダー」=「人」の双肩にかかっています。自らにも危険が伴う命に係わる仕事、我々はゲマインシャフト(運命共同体)です。コミュニケーションを大切にし、意見を積極的に取り入れ実行する。「人」が「人・リーダー」を育成し、未来へ繋ぎ続けています。
 これからの八戸広域消防の未来を一緒に作っていく「人」「リーダー」になりませんか。

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八戸地域広域市町村圏事務組合消防本部

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