八戸発!JAMSTECの海洋STEAM教材
1.概要
八戸市教育委員会では、国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)の「海洋STEAM事業」に協力しています。その中で、八戸市立吹上小学校を協力校として、小学校向けの「海洋STEAM教材」を開発しています。
これまで、小学校での導入事例や教材は、全国的に見ても数多くありませんので、本教材は全国に先駆けた取組であると言えます。

2.STEAM教育について
文部科学省では、STEM(Science, Technology, Engineering, Mathematics)に加え、芸術、文化、生活、経済、法律、政治、倫理等を含めた広い範囲で"A"を定義し、各教科等での学習を実社会での問題発見・解決に生かしていくための教科等横断的な学習を推進しています。
感染症の世界的な感染拡大や人工知能の驚異的な発達など、将来の予測が困難な時代の中で、未来の社会の創り手となる子どもたちを育てていくためには、「答えのない問い」を追究し課題解決していくSTEAM教育の理念が重要だと考えます。

3.「海洋STEAM教材」を使った授業について
八戸市立吹上小学校(第6学年)において、「海洋STEAM教材」を試行的に使った授業が行われました。
使用した教材のテーマは「海の生き物と環境の変化について」です。子どもたちは、テキストを見て海が抱える様々な問題を知り、これまでの生活経験や、社会科・理科等で学習したことも活用しながら解決方法を考えました。
これらの実践から、小学校におけるSTEAM教育では、次のような成果が見られました。
- すべての子どもにとって「自分事」となること
- これまで学習したことを駆使して、「正解のない問い」を考える学びとなること
- この先、中学校・高等学校…と、生涯にわたって、「課題解決のために学ぼう」とする意欲につながること
4.教材等の掲載場所
JAMSTECが八戸市教育委員会と協力して作成した「海洋STEAM教材」は、JAMSTECのウェブサイト(海洋STEAM教材ライブラリー)と一般社団法人「学びのイノベーション・プラットフォーム」のウェブサイト(PLIJ STEAM Learning Community)に掲載されています。
令和7年5月より、中高生向けの教材「深海探査の探究」(4巻)・「北極の研究と船」(5巻)が追加されました。中高生向けの内容ではありますが、アレンジをすれば一部を小学校でも活用可能です。
- JAMSTECのウェブサイト
https://www.jamstec.go.jp/steam/ - 学びのイノベーション・プラットフォームのウェブサイト
https://community.plij.or.jp/

5.八戸市教育委員会と国立研究開発法人海洋研究開発機構との海洋STEAM教育事業に関わる連携協定締結式(令和8年3月18日)
八戸市教育委員会と国立研究開発法人海洋研究開発機構(以下、海洋機構)は、市教育委員会がもつ教育基盤と海洋機構が有する海洋科学技術に関する知見や研究資源を融合させ、質の高い海洋STEAM教育を推進し、次世代の海洋人材育成と地域社会の発展に貢献することを目的に連携協定を締結しました。
連携し、協力する事項は次のとおりです。
- 海洋STEAM教育を推進するための教材開発に関すること
- 海洋STEAM授業の実践及び展開に関すること
- 教育関連施設との連携に関すること
- 地域海洋教育モデルの構築に関すること
- 海洋STEAM事業推進コンソーシアムに関すること
- その他必要な事項
6.国立研究開発法人海洋研究開発機構の市長訪問(令和8年3月18日)
このたび、国立研究開発法人海洋研究開発機構(以下、海洋機構)は、八戸市教育委員会と海洋機構とで、これまで取り組んできた海洋STEAM推進事業を一層充実・発展させていくために連携協定を締結したこと、また、海洋機構が監修、市教育委員会が編著として作成した「海洋STEAM教育ハンドブック」が完成、発刊したことの報告を目的として市長を訪問しました。

この記事に関するお問い合わせ先
教育委員会 教育指導課
〒031-8686 青森県八戸市内丸一丁目1番1号 市庁本館5階
実践支援グループ 電話:0178-43-9519
青少年グループ 電話:0178-43-9461
少年相談センター 電話:0178-43-2142
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更新日:2026年03月24日