八戸の鮮魚ブランディングプロジェクト

更新日:2025年09月16日

事業の目的

定置網等で水揚げされた魚に神経締めや血抜き等の高度な処理を施し、一匹一匹の価値を高めて他商品と差別化を図り、首都圏等の高級飲食店をターゲットに販路を開拓することで「八戸ブランド」を創出し、漁業者の所得向上と地域経済の活性化を図ります。事業の目的の図解。

実施団体

八戸水産価値向上実行委員会(通称「シン八戸」)

【団体概要】

地元の漁業者、鮮魚店、飲食店等24の個人・団体で組織(令和7年5月末現在)

地元の既存リソースを磨き、つなぐことで八戸ブランドを確立し、新たなバリューチェーンを構築。

業務の内容

(1)地元漁業者等に向けた漁獲物の鮮度保持技術の普及・啓発

  • 神経締め・血抜き等の技術習得機会の提供

(2)首都圏等の高級飲食店への販路開拓に向けたマーケティング活動

  • ニーズの把握(魚種、鮮度、加工方法、規格等)
  • ニーズの分析に基づく高付加価値商品の開発
  • サンプル品のテスト発送
  • アンケート調査とフィードバック

(3)漁業者と飲食店をつなぐ水産バリューチェーンの構築

  • 飲食店からのニーズに対応可能な生産・出荷・販売体制の構築
  • 新幹線をはじめとする高速輸送体制の確立に向けた調査

令和6年度の活動実績

1.地元漁業者等に向けた漁獲物の鮮度保持技術の普及・啓発

  • 船上神経締め講習会(9月 大久喜漁港)
  • 一流技術者による技術講習及び意見交換(11月 青森市)

2.首都圏等の高級飲食店への販路開拓に向けたマーケティング活動

  • 都内高級飲食店及び豊洲市場の視察・意見交換(10月 東京都)
  • 都内高級飲食店等への鮮魚発送(10~2月 16店舗、延べ30回)
  • 関西地区マーケティングのための八戸の魚PRイベント(1月 神戸市)
  • 都内飲食店経営者を招致してのニーズ調査及び試食会(2月 市内)
  • ロールモデルとなる小田原漁港の取組視察(3月 小田原市)

3.漁業者と飲食店をつなぐ水産バリューチェーンの構築

  • 実行委員会による定期的なミーティング・試食会(毎週水曜日)
  • 生産・出荷・販売体制の構築に向けた市内飲食店との意見交換(通年)
  • 新幹線を活用した都内飲食店への鮮魚輸送(3/6、3/13)
船上神経締め講習会

船上神経締め講習会

新幹線を活用した鮮魚発送

新幹線を活用した鮮魚発送

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八戸水産価値向上実行委員会の取組

実施団体である八戸水産価値向上実行委員会(シン八戸)の取組については、以下もご参照ください。

八戸水産価値向上実行委員会の取組(PDFファイル:928KB)

この記事に関するお問い合わせ先

農林水産部 水産事務所

〒031-0822 青森県八戸市大字白銀町字三島下101
漁業振興グループ・流通加工振興グループ・調査研究グループ 電話:0178-33-2115 ファックス:0178-33-2117

水産事務所へのお問い合わせフォーム

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