松くい虫被害及びナラ枯れ被害の予防について
松くい虫被害は、マツノザイセンチュウという小さな線虫がマツの木に侵入することによって、マツが枯れてしまう伝染病のことで、県内では平成27年以降、日本海沿岸部で断続的に、平成30年10月には三八地域でも被害が発生しています。
また、ナラ枯れ被害は、カシノナガキクイムシという昆虫が運ぶナラ菌により、ミズナラやカシワなどのナラ類が枯れる伝染病で、平成28年10月以降に日本海沿岸部で被害が確認されています。
もし、これらの被害が市内にまん延すると、農林水産業をはじめとする産業・経済のほか、本市が誇る自然景観や観光資源などに大きな影響を与えます。
松くい虫やナラ枯れ被害を防ぐためには、葉が黄色に変色したり、枯れたマツやナラ類を早い段階で取り除くことが大切です。
これまで八戸市においては松くい虫被害やナラ枯れ被害は確認されていませんが、自宅の庭木や街路樹など、身の回りで枯れているマツやナラ類を見つけたときは、三八地域県民局地域農林水産部林業振興課又は、八戸市農林畜産課までお知らせください。
大切な森林資源を次の世代へ引継ぐためご協力をお願いします。
この記事に関するお問い合わせ先
農林水産部 農林畜産課 農林環境グループ
〒031-8686 青森県八戸市内丸一丁目1番1号 市庁別館7階
電話:0178-43-9052 ファックス:0178-46-5697
更新日:2020年01月07日