第32回(令和3年度)八戸市景観賞決定!
令和3年7月31日まで募集の第32回八戸市景観賞が決定しました。
- 建築物部門 「グランフォート別館LUMO」
- 建築物部門 「清水寺観音堂」
- 建築物部門 「AG Designオフィス兼自宅」
- 景観づくり活動部門 「糠塚・大慈寺と周辺地」
- 生きた景観部門 「私の街を学ぶ~多賀台小学校・通学路で見つけた景観」
市民の皆さまから23通(21箇所)のご応募をいただき、八戸市景観市議会による現地視察も含めた厳正な審査結果を受けまして、次の5箇所を第32回八戸市景観賞に決定いたしました。
建築物部門 「グランフォート別館LUMO」
所在地
八戸市大字新荒町33
選考理由
建物と庭園が一体となって、街中とは感じさせない異国感を演出している。庭園のデザインも秀逸で、手入れの行き届いた多種多様の植栽が見られ、心地よい空間を創出している。多目的フリースペースとして一般利用が可能なことから、通りから直接見通すことはできないが、隠れ家として、人々が集い語らえる潤いの場を形成している。

建築物部門 「清水寺観音堂」
所在地
八戸市大字是川字中居18-2
選考理由
周囲の自然環境との調和が素晴らしく、落ち着いた佇まいの建築物である。茅葺屋根の全面葺き替え工事が行われており、その技術継承を期待したい。歴史を感じる圧巻の佇まいで、国の重要文化財として多くの人に知ってもらい、後世に残していきたい貴重な建造物の一つである。
建築物部門 「AG Designオフィス兼自宅」
所在地
八戸市西白山台3丁目16-28
選考理由
高低差のある土地の良さを活かし、擁壁と築山をうまく利用されている。敷地境界にはフェンス等を設けず、隣地敷地との連続性にも配慮されている。広々と感じさせる庭園と建物との調和が素晴らしく、住宅街の景観形成のアイデアとして高く評価できる。

景観づくり活動部門「糠塚・大慈寺と周辺地」
所在地
八戸市長者1丁目6-59
選考理由
歴史的建造物で静寂に包まれた空間が広がり、訪れる人々に豊かな癒しの時を与えてくれる。山門を中心に左右に白壁と板塀を組み合わせた周辺景観は、歴史に触れながら散策を楽しむことができる空間である。広い敷地内は手入れが行き届いており、歴史・文化・観光面からも多くの人に知ってもらいたい素晴らしい場所である。
生きた景観部門「私の街を学ぶ~多賀台小学校・通学路で見つけた景観」
所在地
八戸市多賀台
選考理由
人と景観の繋がりが子供たちに伝わることで、良好な景観まちづくりに関わる意識を持った人が育てられる。景観学習を通じて、子供たちが自分の住む町の再発見に繋がる素晴らしい活動である。地元を愛する人を育てる活動は、未来へ繋がる学びであることから、これに続く活動が他地区へも広がるためのモデルケースとして評価できる。
八戸市景観賞は、いつでも応募できます
お気に入りの景観や、地域で取り組んでいる景観づくりの活動などを、ご応募ください。
この記事に関するお問い合わせ先
都市整備部 都市政策課
〒031-8686 青森県八戸市内丸一丁目1番1号 市庁別館6階
都市計画グループ 電話:0178-43-9420 ファックス:0178-41-2302
区画整理グループ 電話:0178-43-9128 ファックス:0178-41-2302
空き家対策グループ 電話:0178-43-2824 ファックス:0178-41-2302
更新日:2021年12月22日