陸奥湊地区のまちづくり

更新日:2022年12月01日

天井から蛍光灯や裸電球がぶら下がり、通路の両脇には台に載った製品が並べられ2人の女性が品物を見ている写真

(写真:改修前の市営魚菜小売市場)

陸奥湊地区では、陸奥湊駅通り地区まちづくり協議会やまちづくり会社など、地域の方々が中心となって、まちづくりについて様々な活動を行っています。

地区の概要

JR陸奥湊駅前に立地し、新鮮な魚介類を扱う公設の八戸市魚菜小売市場や民設の市場を中心に商店街を形成し、戦後から魚の行商人や仲卸業者、買い物客等によって朝の市を中心とした賑わいを形成しながら、「魚の町」として地域経済を牽引してきた地区です。

現在では、昔ながらの風情や「イサバのカッチャ」(魚を扱う女性の行商人)との対面販売における交流等が観光客から評価され、地域の水産業との結びつきの強い当市を代表する観光スポットにもなっています。

一方、生活スタイルの変化等の理由により徐々にその規模が衰退し、建物の老朽化や店子の減少等の環境変化により、かつての賑わいが失われつつある中、地域の活性化を図るための様々な検討やまちづくり活動が展開されてきました。

事業計画

「地域住民が湊町の誇りを持って住み続けることができる商店街づくり」をコンセプトとし、市魚菜小売市場を含む陸奥湊駅通り地区の再整備をリーディングプロジェクトと位置づけ、市では令和元年度より市魚菜小売市場の改修事業に着手し、令和4年11月28日にプレオープン、12月1日にリニューアルオープンしました。

また、周辺の民間市場群については令和3年8月に設立された「みちのくみなと未来株式会社」がハード面の再整備を担い、令和4年度から具体的な改修内容の検討業務に着手するほか、ソフト事業も含めた総合的なエリアマネジメントを行うこととしています。

これまでの経緯

これまでの経緯
  市の動き 地域による活動
平成11年   「湊の未来を創る会」設立
平成14年   「湊地区再生まちづくり促進協議会」設立
平成16年 「湊地区まちづくり事業基本構想」策定  
平成18年 「湊地区まちづくり事業基本計画」策定 「陸奥湊駅前地区再開発準備組合」設立
平成19年 「陸奥湊駅前地区再開発事業推進計画」策定  
平成22年   社会情勢の変化や個人負担等を理由に計画再検討(身の丈開発)を表明
平成29年   「八戸みなとまちづくり協議会」設立
「八戸みなとまちづくり再構築プロジェクト基本構想」策定
平成30年 市場を核とした湊・小中野地区まちづくり調査業務委託  
令和元年 市営魚菜小売市場耐震診断 「八戸みなとまちづくり再構築プロジェクト報告書」完成
「陸奥湊駅通り地区まちづくり協議会」設立
令和2年 市営魚菜小売市場基本・実施設計 「陸奥湊駅前地区複数棟改修事業計画」策定(現行計画)
令和3年 市営魚菜小売市場改修等工事着手 まちづくり会社「みちのくみなと未来株式会社」設立
「陸奥湊駅前地区再開発準備組合」解散
令和4年 市魚菜小売市場リニューアルオープン 「JR陸奥湊駅通り地区複数棟改修型優良建築物等整備事業」着手

この記事に関するお問い合わせ先

商工労働まちづくり部 まちづくり推進課 まちづくり推進グループ

〒031-8686 青森県八戸市内丸一丁目1番1号 市庁別館5階
電話: 0178-43-9425 ファックス:0178-46-5600

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