令和6年度年度始めの式(令和6年4月)

更新日:2024年04月05日

  • 日時:令和6年4月1日(月曜日)午前11時15分  
  • 場所:市庁別館2階会議室BC

本日で能登半島の地震が発生してからちょうど3か月が経過いたします。まだまだ厳しい状況が続いておりますが、被災地で一日も早く日常が取り戻されますこと、そして復興を皆さんと共に願いたいと思います。

また、これまで市の職員、そして市民病院、水道企業団の職員を派遣いたしておりますが、この経験を活かすとともに、昨年筆頭部として設置をいたしました危機管理部を中心に、常に災害に備えておいていただきますようお願いをいたします。

先ほど課長級以上の異動職員に辞令を交付させていただきました。本日より新しい体制の下で新年度がスタートいたします。

昨年度を振り返りますと、やはり5月にコロナの感染症法上の位置付けが5類に移行したことが大きな節目であったと思います。それ以降、昨年の八戸市の10大ニュースのトップにもなりましたが、三社大祭、七夕まつり、南郷ジャズフェスティバルなどがにぎわい、今年2月の八戸えんぶりも同様でありました。

このことはコロナの制約がなくなったということに加えまして、数年のコロナ禍を経て、市民も、そしてまた観光客も三社大祭を始めとする八戸の地域資源の大切さ、すばらしさを再認識し始めたのではないかと、私は受け止めております。従いまして、これを一過性として終わらせるのではなく、チャンスと捉え、更なる地域活性化につなげていかなければなりません。

最近の傾向といたしまして、以前にも増して、高校生、大学生を中心に、地域、まちづくりに対する関心が高まり、具体的な提言もなされております。地域課題の解決を起業創業につなげていこうという動きも見られております。既に「八戸市まちの魅力創生ネットワーク会議」を設置し、若者・女性の提言を受け、皆さんと意見交換をした上で、具体的に予算化をいたしておりますが、今後とも若者だけではなく幅広い世代の意見、提言を受けながらまちづくりに活かしていきたいと考えております。

また、窓口の業務改革プロジェクトも今年度から本格的にスタートいたします。第8次の行財政改革大綱の策定にも入ってまいります。先ほど申し上げましたコロナ禍後の変化、そしてデジタル化、AIも浸透してきている、今本当に変化の時代を迎えております。こういう時代だからこそ、いま一度、八戸の地域資源を見つめ直し、活かしていかなければなりません。そして、市民と共に八戸の新しい価値を創造し、未来を切り拓いていこうではございませんか。

未来共創推進戦略を中心に市政全般にわたって事業を展開してまいります。皆様方の引き続きの御協力をよろしくお願い申し上げまして、年度始めの挨拶といたします。

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