記者会見 令和4年6月21日

更新日:2022年07月05日

発表内容

日時:令和4年6月21日   火曜日  14時~14時40分

場所:八戸市庁本館2階庁議室

案件:

  1. 「八戸市プレミアム食事券」の購入申込の受付開始について(商工労働観光部 商工課)
  2. 景観啓発事業 八戸サマーフォトコンテストについて(まちづくり文化スポーツ部 まちづくり推進課)
  3. 新型コロナワクチンの接種促進について(健康部 保健予防課)

【案件に関する質疑】

      1. 「八戸市プレミアム食事券」の購入申込の受付開始について

      3. 新型コロナワクチンの接種促進について 

【その他の質疑】

      1. 参議院議員通常選挙の争点について

      2. 地震防災対策について

会見の様子

配布資料

1.「八戸市プレミアム食事券」の購入申込の受付開始について

今年度実施する経済対策の1つであります「八戸市プレミアム食事券事業」につきまして、このたび、食事券の購入申込みの受付を開始することといたしましたので、その概要をお知らせいたします。

まず、食事券の発行内容でありますが、去る4月28日の臨時市長記者会見において発表いたしましたとおり、6,500円分の食事券を5,000円で8万セット販売いたします。

次に、食事券の利用店舗でありますが、6月1日より、実行委員会事務局において、特設Webサイト又はファックスにて受付を開始したところ、

6月13日までに、389店舗の飲食店から参加申込みがありました。

飲食店の詳細につきましては、今週中に参加店舗が掲載されたチラシを市内各戸に配布いたしますので、そちらを御確認ください。

飲食店の皆様には、短い期間に、多数のお申込みをいただきありがとうございました。

なお、参加店の申込みは、食事券の利用期間終了まで引き続き受付を行いますので、まだ申請をされていない方は、是非、検討をお願いいたします。

続きまして、食事券の購入申込方法でありますが、特設Webサイト、もしくは専用ハガキでの事前予約制となっており、申込期間は、今週の金曜日、6月24日から7月15日までとなります。

なお、申込みの上限は、お一人様5セットまでとなっており、応募多数の場合は、抽選となります。

仮に抽選となった場合には、申し込んだ方全員に抽選結果をハガキでお知らせしますので、当選した方は、7月29日から8月28日までの間に購入をお願いします。

また、購入申込みに係る専用ハガキの設置及び投函場所、並びに、当選した方の食事券との引換場所は、さくら野百貨店八戸店等、市内11か所となります。

なお、先週16日に発表した商品券ではなく、4月28日に発表した食事券の販売申込の受付開始となりますので、お間違いのないようお願いいたします。

詳細につきましては、八戸市プレミアム食事券実行委員会 事務局までお問い合わせください。

購入対象者に制限はありませんので、市民の皆様をはじめとして、多くの皆様からの申込みをお待ちしております。

2.景観啓発事業 八戸サマーフォトコンテストについて

次に、景観啓発事業「八戸サマーフォトコンテスト」を実施しますので、お知らせいたします。

市では、昭和62年に「八戸市景観賞」を制定し、これまで90件の優れた建築物や景観形成に向けた市民活動などを表彰し、市民の意識の高揚に努めてまいりました。

この景観賞でありますが、昨年度の八戸市景観審議会において、今後は隔年での選定とし、間の年は景観について身近に感じていただくための普及啓発事業に力を入れることとなり、今年度はこの啓発事業の最初の年となります。

その第一弾として行うのが、今回の「八戸サマーフォトコンテスト」であります。

この内容でありますが、「八戸の夏」をテーマに、八戸の夏を連想するものであれば、過去に撮影した写真を含め、一人何点でも応募可能としております。

応募資格は、八戸市内在住または通勤・通学している当市にゆかりのある方で、応募方法は、スマホなどで撮影した作品を、SNSのサービスアプリのひとつであるインスタグラムを利用し、御自身のアカウントで当コンテストの公式アカウントをフォローして、チラシに記載のハッシュタグをつけて投稿していただくものであります。

応募期間は本日から8月31日までで、受賞作の発表は10月末を予定しております。

また、受賞された方には、副賞を用意しております。詳細は、お配りしている資料をご覧いただきたいと存じます。

今回のコンテストは、これまで景観に関心のあった方はもとより、若い世代が日常的に使用しているデジタルメディアを活用する、当市の事業ではこれまでにないコンテストとなります。

これにより、未来の八戸を担う若い世代の方たちに景観に対する関心を高めていただき、また、ふるさと八戸を考えるよい機会となるよう、多くの作品が寄せられることを期待しております。

3.新型コロナワクチンの接種促進について

最後に、新型コロナワクチンの接種促進について、お知らせいたします。

お配りしている資料を御覧願います。

新型コロナウイルス感染症につきましては、6月に入りましてから昨日まで、計1,058人の陽性者を確認しております。

5月以降、一週間平均で見た新規陽性者数は減少傾向にありましたが、ここ一週間ではいずれの日も前の曜日を上回り、再度増加の兆しがあるほか、施設や学校等でのクラスターも散発しております。

依然、高止まりの感染状況であると認識しておりますが、幸い、多くの方が軽症又は無症状で、病床の逼迫や保健所運営体制に支障をきたしている状況にはなく、必要な対応をとることができていると考えております。

市内陽性者の年代別の状況といたしましては、1月以降見られた傾向が続いており、30代以下の「若い世代」が7割近くを占めております。

この世代は、ワクチン接種率がようやく5割を超えたところにあり、引き続き、こうした「若い世代」を含め希望する方に対し、お早めに3回目接種を受けていただくよう呼びかけてまいりたいと考えております。

このことに関し、本日は大きく2点、お知らせをいたします。

まず、ファイザー社ワクチンによる集団接種の実施についてであります。

総合保健センターにおける集団接種は、2月21日から5月末まで、18歳以上を対象にモデルナ社ワクチンで3回目接種を実施してまいりました。

接種対象者の中心が、高齢者以外の世代に移った3月下旬以降、集団接種の利用が伸び悩みを見せてきたことを踏まえ、今月6月からは、規模を集約しつつ、市の在庫を活用して、12歳以上の方を対象にファイザー社ワクチンによる3回目接種を実施しており、これを7月まで継続いたします。

なお、国からのワクチン供給の見通しも踏まえ、8月からは再び、モデルナ社ワクチンを使用して、4回目接種と3回目接種を並行して受け付けすることとしております。

次に、個別接種を実施する医療機関に係る周知についてであります

現在、ワクチン接種を実施している約100の医療機関のうち、半数近い医療機関で、かかりつけの方以外についても接種を受け付けていただいております。

かかりつけ医や集団接種の実施日程に都合が合わない場合も、こうした医療機関で接種が受けられる場合があり、必要に応じて御利用いただきたいと考えております。

最新の医療機関一覧は、市ホームページに掲載するとともに、市コールセンターでも、対応可能な医療機関を御案内しております。

なお、接種の予約自体は、それぞれの医療機関で受付していることを申し添えます。

一般的に、若い世代の方々については、ウイルスに感染した場合でも軽症や無症状で済む場合が多く、そのためもあってか、副反応を懸念して3回目のワクチン接種を敬遠する傾向があると言われております。

一方で、感染状況におきましては、ワクチンの接種対象ではない小さなお子様が感染し、それが同居家族に広がる家庭内感染が相次いでおり、小さなお子様の保護者やきょうだいに当たるのが、こうした「若い世代」であると考えております。

こうしたことからも、接種対象となる年代の方々には、お一人でも多く、また、お早めに3回目のワクチン接種を受けていただくよう、引き続きお願いしてまいりたいと考えております。

質疑応答

案件に関する質疑

1. 「八戸市プレミアム食事券」の購入申込の受付開始について

Q.記者

食事券についてですが、これから実際に申し込みがされた後に、利用が多くなって経済の立て直しに大きく寄与していくのだと思っていますが、市長の期待感を改めておうかがいしたいのと、一方で、コロナも高止まりしている状況で、やはり食事というのは感染リスクがかなり高いと考えられますので、使用にあたっての注意等呼びかけをお願いします。

A.市長

とにかく経済を回すということをあらゆるところで発信してまいりました。それがようやくプレミアム食事券の発行、さらに7月の中旬からは商業団体の方々のイベントを支援する事業もスタートいたしますので、経済がより回っていくということを期待しております。短期間で事業者の方からお申し込みがあり、事業者の方々の期待も大きいと思いますので、市民の皆様方をはじめ周辺の方にもご利用いただきたいと考えております。

感染対策については、特に連休明けから、私自身も会合に出席する場面が多くなってきておりますが、各会場、主催者で感染対策をしっかりやっているという認識をもっております。ある会合では司会者や主催者が感染対策を会場でも呼びかけておりました。各店舗で呼びかけをして、私自身も呼びかけをしてまいりますけれども、引き続き感染対策がしっかり図られた上でこういう事業が回っていくものと認識をしております。

 

Q.記者

プレミアム食事券について二点ほどおうかがいします。まず、6月13日までに389店舗から申し込みがあったということですが、389店舗という数字をどのように捉えてらっしゃるか、八戸市内に何店舗の飲食店があり、389店舗からの申し込みというのは少ないのか、十分な数になっているのか、さらに、経済対策の一つということなんですけれど、経済に対する波及効果がお分かりになるようでしたら教えていただければと思います。

A.市長

まず一点目の390前後の数字ですけれども、二週間という短期間で応募いただきましたので想定通りかなと思っております。詳細については、担当からお答えします。

A.担当者

まず、登録の数につきましては第一回目の時は約450店舗でしたので、近いような数字となっております。しかしながら、まだ締め切りではございませんので随時ふえていくと期待しております。全体の事業者数につきましては捉えておりませんが、前回と同程度の実績を見込んでおります。

経済に対する波及効果つきましては予算額でございますけれども、5億2千万円程度を見込んでおります。

 

Q.記者

現時点で見込んでいる経済波及効果は発行する分ということですね。

A.担当者

産業連関表にはまだあてはめてないので波及効果という数字を正確に捉えてございませんが、販売金額×プレミアム率30%ですので、すべて使われると、販売金額の1.3倍の利用金額が波及効果になると言えます。

 

3.新型コロナワクチンの接種促進について

Q.記者

案件3のコロナワクチンの接種促進の件ですけれども、集団接種の利用が、高齢者以外の世代では伸び悩んでいるということですが、それは市としては想定外だったのでしょうか。

A.市長

全国と比較しても接種率が低いという状況ではないと思います。一般的に若い世代の方々については、ウイルスに感染した場合でも軽症や無症状で済む場合が多いという理由でワクチン接種を敬遠する傾向がみられているとのことですが、できるだけ第3回目の接種を受けていただきたいと考えております。

その他の質疑

1. 参議院議員通常選挙の争点について

Q.記者

明日から参院選が始まります。そちらに関しておうかがいしたかったんですけれど、国政選挙ということで、各政党が争点を出して論戦が始まっていますけれども、市長からみた今回の参院選の争点というのはどのように捉えていらっしゃいますでしょうか。

A.市長

我が国の将来の針路に係わる幅広い課題が争点になると考えております。市長という立場において、今般の物価高をふまえた経済、財政政策のあり方やその経済対策も含めた新型コロナウイルスへの対応のあり方に着目しております。加えて、巨大津波が想定されておりますので、津波避難対策をはじめとした防災対策、少子化対策及び人口減少対策、そしてデジタル、グリーン社会へどのように対応させていくのかというところにも着目しております。

Q.記者

八戸特有の争点はありますか。

A.市長

物価高をふまえた経済、財政政策のあり方や新型コロナウイルスへの対応のあり方と考えております。

 

2. 地震防災対策について

Q.記者

防災の面でおうかがいしたいと思います。先日政府の中央防災会議において巨大地震の特別強化地域などの指定について内閣総理大臣が諮問されましたが、まさに日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震に係る地震防災対策は八戸地域にとって重要な案件だと思います。この諮問にあたって国に期待されること、あるいは県を通じて意見が聴取されるようですので、八戸市としての考えというものを改めてお聞きしたいのですが。

A.市長

意見を聴取されるというような機会があるのであれば、是非市の意見を聴取していただきたいということにつきます。

会見の様子

配布資料

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