記者会見 令和3年10月22日

更新日:2021年10月29日

発表内容

日時:令和3年10月22日金曜日14時00分~14時16分

場所:八戸市庁本館2階庁議室

案件:Library of the Year 2021特別賞の受賞について

【案件に関する質疑】

  • Library of the Year 2021特別賞の受賞について

【その他の質疑】

  1. 新型コロナウイルス感染症について
  2. 選挙について
  3. 4年間を振り返っての所感について

Library of the Year 2021特別賞の受賞について

当市が進めている「本のまち八戸」事業の一環である、八戸ブックセンターの取組について、Library of the Year 2021の特別賞を受賞しましたのでお知らせいたします。

Library of the Yearは、これからの図書館のあり方を示唆するような先進的な活動を行っている団体等に対して、NPO法人知的資源イニシアティブが授与している賞で、2006年から毎年、図書館総合展のフォーラムとして開催されております。

選考にあたっては、図書館以外でも、Library of the Yearにふさわしい取組を行っていれば対象にしており、今回、八戸ブックセンターが特別賞を受賞したものであります。

受賞理由につきましては、主催者発表内容をお手元の資料に記載しておりますが、「本を読み・書き・話すことで本好きを増やす本のある暮らしの拠点」として、これからの時代にふさわしい公共サービスのあり方を構想し、市民に提供しているという点で評価をいただきました。

なお、八戸ブックセンターの特別賞受賞は既に確定しておりますが、11月26日にはオンライン配信による、大賞を決定する最終選考会が行われ、大賞決定後に各賞の受賞記念スピーチも予定されておりますので、御覧いただけますと幸いです。

八戸ブックセンターにつきましては、12月4日で開館5周年となりますが、これまで、多くの関係者の方々から御協力をいただき事業を進めることができているものと感謝申し上げる次第であります。

今回の受賞を励みにし、今後も、「本のまち八戸」の拠点施設として、関係団体等と連携し、市民の皆様に本に親しんでいただき、本でまちを盛り上げてまいります。

質疑回答

案件に関する質疑

Q.記者

2日前のデーリー東北さんの討論会でもブックセンターの話題になったときに、市長は、この特別賞を大変な賞だというようなお話でしたけれども、改めて、この賞の位置づけというのを市長はどのようにお考えでしょうか。

A.市長

Library of the Year、非常にこれは権威のある賞だと思っています。IRIというNPO法人が主催者ですけれども、このNPO法人は、国に非常に評価されている活動を行っておりますので、そこから受賞したということは本当に誇りに思っています。特に八戸ブックセンター自体がライブラリーではないので。これまで過去の受賞歴を見ますと、かつて図書館以外では、3団体ぐらい、特に本に関わる先進的な活動をした団体が受けられていますので、今回、ブックセンターは、その範疇で御評価いただいたのかなと大変嬉しく思っています。

 

Q.記者

ブックセンターの開館5周年が近くなっていますけれども、だいたい入館者あるいは来場者というのかどういう風なカウントをされているかわからないんですが、今ブックセンターというのはここ4年ちょっとすぎ、5年近くでどれくらいの方がお越しになっているのか目安がなんかあるんでしょうか。

A.文化創造推進課

入館者数は、平成29年度が約11万人、平成30年度、令和元年度は10万人から12万人ぐらいの人数で推移してございます。令和2年度はやはりコロナの影響もありまして、7万人ぐらいの入館者数になっております。

Q.記者

ありがとうございます。

 

Q.記者

まずはおめでとうございます。ブックセンターが受賞してですね、先ほど市長もおっしゃったようにこれは図書館じゃないんだけどもという、非常に本のあるまちとしてはですね、既存の図書館の整備とかそういうのは将来的に考えているでしょうか。

A.市長

図書館の充実、それから増設といいますか、地域的な配置も含めてですね、非常に強い要望があります。それから現図書館はかなり築年数が経っておりますので、そういったことも含めて今後検討しなければならない課題だと思っております。

 

Q.記者

市長は、以前から八戸市は本のまちということで、本に対して思い入れがあるような取り組みをされてきたと思うんですけれども、この受賞を機にブックセンターがこれから将来どんな施設であってほしいという風に願いますか。

A.市長

今、八戸ブックセンターは、非常に全国的に見てもユニークな活動をしていると思っています。ギャラリーでのいろんな展示も、本が持つ社会的な役割、それからさらにいろんな若い人たち、子どもたちも含めて興味関心を持ってもらって、そしてまた自分の人生を豊かにするような狙いを持って継続的に展示等を行っています。また、それこそ芥川賞作家であったりですね、地元ゆかりの作家をはじめ、さまざまな本に関わる編集者も含めて、そういう皆さんを定期的にお招きしてトークショーも行っています。それからカンヅメブースという、書く人も増やす取組をしておりまして、実際にもうそこで書かれたものが作品になったりですね、賞をいただいたといったことが出始めておりますので、将来に向けてといいますか、今行われている内容が濃いものになって、広がりを持っていくことを期待しているところです。

Q.記者

ありがとうございます。

その他の質疑

1.新型コロナウイルス感染症について

Q.記者

新型コロナウイルス感染症について2点ありまして、先日ワクチンの3回目接種について市の方針が示されたんですけれども、医療従事者が年内、高齢者の方は年明けという風な方向で準備が進められたようでしたが、そちらのほうのスケジュールに関する所感と、YSアリーナのほうに設置されたPCR検査センターの利用状況をお聞きしたいと思います。

A.市長

3回目のワクチン接種については、まだ国から明確な方針といいますか、形のある形で出ていませんけれども、いろいろ情報を収集していくと、有効であるという情報もありますし、ワクチンの種類によってどうかという議論もあるようでありますので、その辺も見極めながら、今後検討していきます。ただ、まだ接種を希望される方全員の2回目の接種が終わっている状況ではありません。2回目の接種が終わった方の割合というのが、10月20日時点で接種対象の人口に対して7割弱というような状況ですので、まずは希望される皆さんに来月中にはすべて接種を終えてもらうことを最優先で取り組んでいきたいと思っています。3回目の接種については、科学的な所見や効果、それから国がどう具体的に推奨していくか、それらを見極めながらしっかり対応していければと思っています。それから、PCR検査センターの状況については、後程お知らせしますのでよろしくお願いします。

Q.記者

ありがとうございます。

 

2.選挙について

Q.記者

選挙が近くなっているので、選挙の準備態勢、要は選挙管理委員会で、この辺の所はどのように考えているでしょうか。まあ衆議院選挙と市長選挙と大変選挙事務が煩雑になっている状況もあるかと思います。この辺の所をどのように考えるかというのがひとつと、投票率のアップについて伺いたいのですが。

A.市長

選挙管理委員会は、基本的に独立性がある機関なので、基本的にきちっとやっていただくよう期待しているということしかちょっと申し上げられないです。

A.田名部副市長

体制としてはですね、ダブル選挙ですので当初予定したよりは従事する職員の数、これをかなり増やしております。それがひとつ。それと4年前もたまたま同じ恰好でやってますのでそういった点からいけば、ある程度のノウハウがあると思っております。ただ投票率アップに関しては、いろんな形で工夫はしておるんですけれども、これまでもなかなか結果としてアッというほど目を見張るような数字にはなっていないです。ですから今回はそれ以上にという気持ちはありますけれども、これは結果を見てみないと何とも言えないところです。

Q.記者

ありがとうございます。

 

3.4年間を振り返っての所感について

Q.記者

あくまでも節目という意味ですけれども、市長の任期が11月16日ということで、残り1か月切りましたが、4年間を振り返っていただくと市長のこの4年間どうだったでしょう。

A.市長

私なりにまじめにコツコツやってきたと思ってます。一番大きいのは、復興計画の最終段階、創造的復興という言い方をしてきましたけれども、これをしっかり完成させるということに力を入れてきました。復興計画は平成23年9月に策定いたしましたけれども、そこで思い描いたよりは、さらにしっかり計画を実施できたのではないかと振り返っています。それから本来いろいろやらなければならないことが、コロナの影響で相当阻害されたといいますか、それは単にイベントの実施だけではなくて、例えば海外へのコンテナ航路の開設のための働きかけとか、地場産品の売り込みとか、それらを一切できないということが非常に痛手だったと思います。これまで市外に出かけて行って、向こうでいろいろ話をしながらこちらに来ていただくということが結構あったものですから、さすがにIT時代とはいえ、直接出向いていろんなことが出来なかったというのは非常に残念なことだったと思います。コロナ対策につきましては、県内では八戸が一番最初に陽性者が確認されて、そこから1年半の戦いになりますけれども、振り返ってみますと現場がしっかり対応できたと思っております。市民の皆さまに対する情報発信等についていろいろ御意見をいただくんですけれども、科学的見地やエビデンスに基づいたかたちで、正しく恐れるということを常に念頭に考えてきましたので、いたずらに恐怖をあおるということは厳に避けてきました。今の状況、これからどうなるかわかりませんですけれども、その点については、私なりに自分の方針は貫いたなと思っています。コロナについては、誰が次の市長になってもですけれども、乗り越えていかなければならない課題であることには変わりありません。

Q.記者

ありがとうございました。

会見の様子

配布資料

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総合政策部 広報統計課 広報広聴グループ

〒031-8686 青森県八戸市内丸一丁目1番1号 市庁本館4階
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