記者会見 令和3年9月27日

更新日:2021年10月20日

発表内容

日時:令和3年9月27日月曜日14時00分~14時22分

場所:八戸市庁本館2階庁議室

案件:ふるさと寄附金における電子感謝券の取り扱い開始について

【案件に関する質疑】

  1. ふるさと寄附金における電子感謝券の取り扱い開始について

【その他の質疑】

  1. PCR検査センターの開設について
  2. 施設の開館の見通しについて
  3. 新型コロナウイルスの感染状況について
  4. 時短要請協力金の進捗状況について

 

ふるさと寄附金における電子感謝券の取り扱い開始について

ふるさと寄附金における電子感謝券の取り扱い開始について、お知らせいたします。

当市では、平成20年度よりふるさと寄附金事業に取り組んでおり、令和2年度は全国的な新型コロナウイルス感染拡大の巣ごもり消費やVISITはちのへへのPR業務委託を背景に、約3,500件64,600,000円、前年比で約2.1倍の寄附を受けております。

このような中、ふるさと寄附金のさらなる利便性の向上を図るため、ふるさと寄附金のお礼の品として、ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」が提供するサービスである電子感謝券の取り扱いを10月14日から八戸都市圏交流プラザ「8base」で開始いたします。

電子感謝券は、自治体が定めた加盟店での買い物や食事などに利用できる地域限定の電子ポイントで、八戸市へのふるさと寄附金のお礼の品として電子感謝券を選択すると、寄附の決済と同時に寄附金額の30%のポイントが、お手持ちのスマートフォンやタブレットの電子感謝券アプリを通じて付与され、ポイントは1ポイント=1円として利用することができます。

8baseでは、飲食や買い物を目的に来店した方にふるさと寄附金のPRを行うとともに、寄附を希望した際には、その場で寄附を可能とし、返礼品として電子感謝券を選択した場合には、8base内での飲食への利用や様々な地場産品をすぐに手にしていただくことができます。

市といたしましては、電子感謝券の取り扱いを通じて、寄附者の利便性の向上とともに、8baseの認知度向上や来店者の増加、さらには、関係人口や八戸都市圏ファンの創出・拡大も目指したいと考えております。

質疑応答

案件に関する質疑

1. ふるさと寄附金における電子感謝券の取り扱い開始について

Q.記者

現在、8baseの利用者が年間どれくらいいるのかというのと、今、ふるさと納税が注目を浴びているんですが、八戸市の場合、どのようなところにふるさと納税を使っているのかと、この2点お願いいたします。

A.市長

まず、ふるさと納税の寄附の使い道については、寄付された方に希望がある場合にはそちらに使うという仕組みを作っています。希望がない場合には一般財源というかたちで受けます。

Q.記者

たしか、八戸市にふるさと納税をするとどの使い道にしたいですかというのが出てきて、子どもたちだとか未来にとか選べました。

A.総合政策部部長

現在、寄附項目は41項目ございます。協働のまちづくりでありますとか国際交流の推進、震災復興、あと芸術文化、スポーツ、貿易振興、雇用対策といったものが41項目ございます。

Q.記者

それで大体どの辺が多く使われているのかなあと思いまして。

A.市長

かなり項目が多いので、後程でもいいですかね。

Q.記者

後でいいです。あと8baseの利用状況をお願いします。

A.総合政策部部長

昨年開業以来、約24万人の来店者がいます。

A.市長

東京にあるものですから、緊急事態宣言の影響を受けて、今現在でも営業時間は朝の11時から夕方の6時までと短縮しており、それからレストラン部門は閉鎖しています。非常に限定的な運営になっていますけれども、宣言が解除されるとまた多くの来店が期待できると思っています。非常に場所もいいですし、利用客も想定をかなり超えるかたちで御利用いただいている状況ではあります。

 

Q.記者

電子感謝券は、今のところ8baseでしか使えないということになるかと思うんですが、取扱いは、他県の店舗でということになるんでしょうけれども、使える店舗を増やす予定、計画はありますか。

A.市長

一定の基準のもとで加盟店を募集して、そこでも使えるようなかたちを考えております。例えば、八戸市内でも、返礼品は市民は対象とならないので、来街者といいますか、周辺の町村の方が、八戸市内の返礼品のポイントを扱っているお店を指定させていただいて、地元の食材を使った料理をやっておられるところとかで利用できますというかたちをこれから検討していきたいと思います。まずは、8baseでポイントの取り扱いをスタートさせて、運営の仕方を少し研究した上で次のステップを目指していきたいと思います。外から来られる方が簡単なアプリを入れればポイントでお店を御利用できますというようなかたちを、市内にも作っていけるよう頑張っていきます。

 

Q.記者

電子感謝券なるものは、県内ではかなり普及されているものなのでしょうか。

A.市長

まずアンテナショップでの利用については、北海道と福井県坂井市のアンテナショップで同様のことをやっているということですが、県内市町村のアンテナショップでは初です。それから県内での利用実績はというと、三戸町が道の駅等の町内の店舗でやっているようです。

Q.記者

交流人口の拡大にもかなり貢献は期待してますか。

A.市長

もちろん納税していることが必要ですけれども、納税の手続きというのもですね、ふるさとチョイスというサイトで直接特例納税であったり、確定申告する場合はこうだとか丁寧に解説したり説明していますので、非常に手軽です。まずは、これくらい税金を払ってるなというのが頭にあれば、その制度を活用できる範囲内でふるさと寄附金を納めていただいてポイントを使えて、あとで手続きするというかたちです。

 

Q.記者

仕組みについてだったんですけれども、事前にふるさとチョイスのサイトに寄附をして、事前にポイントをもらうこともできるし、8baseに行ったらその場で寄附をしてもらう事もできるということですか。

A.市長

もちろんそうです。

Q.記者

もう一回、8baseのPRというのは、具体的にはどうやってしていく予定ですか。

A.市長

8baseでふるさと納税を利用して買い物もできるし食事もできるということを、こちらの出身の方とかゆかりのある方を中心に輪を広げるようなかたちで集中的にPRしていきます。また、月に何回かこちらの情報を出すイベントをしたりというようなPRを中心にやっています。8base自体は、移住相談といいますか、こちらのまちづくりの状況であったり、あるいは求人といいますか、どういう仕事があるかとかどういう会社がありますということも、知ることができる施設ですので、来場された皆さんを対象としていろんなPRをさせていただいてます。有楽町と新橋の間の高架下ですので、むしろ通りすがりの一般の方にもかなり寄っていただけると思っていて、今、そういう皆さんに八戸を知っていただく場所になっていると思っています。

Q.記者

その8baseで開かれるイベントの機会などにPRして、訪れた人達にも機会があれば説明をしていく予定ですか。

A.市長

電子感謝券自体は、8baseにおいでになる皆さんには、常に御利用できますよとお話するかたちをとりたいと思います。

その他の質疑

1.PCR検査センターの開設について

Q.記者

PCR検査の拡充の件で、市は民間機関と連携して準備を進めていて、検査センターを公共施設等に設置するというようなお話しがあったんですけれども、そのあたり詳しく教えていただきたいのと、このスケジュール感といいますか今後検討するというお話があったので教えていただきたいです。

A.市長

全国的にPCR検査センターを展開しておられる企業にずっと照会をしていて、かなり全国的にも需要があるものですから、開設までどれくらいかかるかについては、まだはっきりしたところは言えないんですけれども、実は今日、その企業に市内の施設を視察していただいております。開設を予定しているPCR検査センターは、検体の採取から検体を送って検査するまでのすべてを2日ででき、それをすぐメールでお知らせしますというような非常にスピーディーな検査体制で、それから非常に検査費用が安いです。他の自治体でやっておられるのを調べていただければ大体いくらか分かると思いますけれども、そういう安価なかたちで検査を受けることができるということです。設置までどれくらい期間がかかるか現場を確かめていただいているところで、その上で日程が固まり次第、発表させていただきます。八戸市にはいろいろな企業の方がおられて、東京の会議に出るとかあるいは出張等で陰性証明がどうしてもいるんだというお話が結構あります。市としては、従来の国の方針どおり疑いのある方に対応していくということが基本だったんですけれども、デルタ株も全国的には少し収束の状況にありますので、そういう検査を受けられるサービスといいますか場所を提供するのが基本だと思っています。今、照会している企業にいろんな運営にあたってのサポートの話をしながら、できるだけ早く開設できるように努力しているところです。

 

2.施設の開館の見通しについて

Q.記者

昨日八戸市で確認された陽性者は4名ということでしたが、最近の感染状況と、9月いっぱい基本的に市の施設は休館になっていますけれども、来月以降の見通しと取扱いについて教えてください。

A.市長

先週の段階になりますけれども、県から、明日の会議で来月以降の方針を正式に決めるということで、事前に市の意見を聞かれました。市では、市内の感染状況のほか、施設を使用したいという声が本当に寄せられている状況を踏まえ、今の状況が続くのであれば県独自の緊急対策を解除していただきたいという意見を申し上げています。実は現在、一部施設は10月以降の仮予約を受け付けていて、県の処置が継続するようであれば予約はキャンセルするという対応をしており、県の判断待ちという状況です。

 

3.新型コロナウイルスの感染状況について

Q.記者

最近の感染状況についてはいかがでしょうか。

A.市長

先週、陽性者数の発表が多い日があったんですけれども、限定的な場所、隔離された状態の中で医療体制の整った場所でのクラスター発生によるものでした。どうしても治療といいますか入院者と医療スタッフとの接触というのは、やむを得ない部分があったのかなと思っていますけれども、それ以外の部分での新規陽性者についてはかなり減ってきていますので、全国的な動向と同じように少し希望を持てる状況になっていると思っています。

 

4.八戸市営業時間短縮要請協力金の進捗状況について

Q.記者

時短要請の協力金の受付が始まってから2週間、進捗状況が分かれば教えていただけませんか。

A.市長

協力金の申請の受付期間は、営業時間短縮要請期間が終わった翌日9月13日から10月29日までとしているところです。申請の受付件数は9月24日の数字で、254件です。これらの申請に対して、30日までには169件の皆様に支給が済む見込みで、そういうスピード感でやらせていただいています。

 

Q.記者

254件というのは対象区域内の店舗の何割くらいですか。

A.市長

申請書を郵送したのは733件で、先ほど申し上げた254件から9月24日現在までに申請を出していただいております。申請件数は、最大で733件だと思います。

Q.記者

この辺の見解としては、対象の3割程度の支給申請がされたというようなことですね。

A.市長

これは協力金ですので、申請があれば協力いただいたお店には必ずお支払いします。いわゆる支援金の方は、お店に9月末までの状況を見た上でそれ以降に申請していただいて、市が内容を精査させていただいてからお支払いする予定です。

Q.記者

これからが経済、要は先ほどおっしゃられた感染の落ち着きが全国的にみられる中で、これからという部分では、経済対策というのは非常に市に対して期待されるところがあると思いますが。

A.市長

経済対策は本当に重要なことだと思っていまして、今の支援金の前の支援金もそうなんですけれども、定額でお支払いするというかたちでしたので、どうしてもきめ細かなかたちでお支払いできず、一定規模以上の事業者の皆さんには苦しい状況がかなり続いていると思います。持続化給付金は一回限りという事ですし、市では、もう少し国に対して要望していかなければなりませんけれども、そういう額として影響が大きい皆さんに対してどう対応してくかというのが課題かなと思っています。いずれにしても、経済活動が普通に戻ってくる状況の中でもコロナによる影響を引きずっていかざるを得ないところがありますので、その辺のケアというか、サポートが非常に課題かなと思っております。事業者の皆さんにいろいろお聞きすると、やっぱりお支払いする金額が問題としてでてくるかなと思ってまして、何とかしなければならないなと思っています。

会見の様子

配布資料

モニター投影資料

この記事に関するお問い合わせ先

総合政策部 広報統計課 広報広聴グループ

〒031-8686 青森県八戸市内丸一丁目1番1号 市庁本館4階
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