記者会見 令和3年6月15日

更新日:2021年07月05日

発表内容

日時:令和3年6月15日火曜日14時00分~14時40分

場所:八戸市庁本館2階庁議室

案件:

  1. 八戸市美術館開館日及び開館記念事業の参加アーティストについて
  2. 八戸版新型コロナウイルスワクチン職域接種方式について

【案件に関する質疑】

  1. 八戸市美術館開館日及び開館記念事業の参加アーティストについて
  2. 八戸版新型コロナウイルスワクチン職域接種方式について

【その他の質疑】

  1. 聖火リレーについて
  2. 市長選挙について
  3. 八戸の飲食店について

1.八戸市美術館開館日及び開館記念事業の参加アーティストについて

八戸市美術館の開館日及び、開館記念事業の参加アーティストについて、お知らせいたします。

まず、開館日でありますが、令和3年11月3日といたします。

開館日につきましては、これまで、本年11月としてきたところですが、現在、館内の温湿度や空気環境が安定しつつあること及び、美術館前広場工事や館内の備品購入・設置などの諸準備が順調に進んでいるなどの状況を考慮し、11月の最初の休日であり、文化の日でもある、11月3日を開館日に決定いたしました。

開館に先立ち、本年8月から9月にかけて、プレ事業を行ってまいりますが、11月3日の開館日は、8月8日から数えてちょうど88日目にあたることから、プレ事業の第一弾は、8月8日(日曜日)に行うことを考えております。

次に、美術館の開館日である令和3年11月3日から行う、開館記念事業の参加アーティストについて、お知らせいたします。

開館記念「ギフト、ギフト、」は、展覧会とプロジェクトにより構成され、八戸を代表する地域資源である「八戸三社大祭」を企画の出発点として

‶ギフト"を考える事業であり、八戸市美術館の「出会いと学びのアートファーム」というコンセプトを体現する内容となっております。

約300年にわたってこの地で受け継がれてきた「八戸三社大祭」に根付く‶ギフト"の精神は、これまでの社会で求められてきた価値とは異なる豊かさを生み出すヒントになるのではないかという着想から、その精神をアート作品を通じて改めて見つめ直していただく機会にしたいと考え、アーティストにつきましては、市内外から、写真や映像、切り絵、陶芸、音楽、及び建築など、多方面からご参加いただくことといたしました。

参加アーティストは、写真家の浅田(あさだ)政志(まさし)氏、田附(たつき)勝(まさる)氏、現代美術家の江頭(えがしら)誠(まこと)氏、KOSUGE1-16(こすげいちのじゅうろく)、田村(たむら)友一郎(ゆういちろう)氏、陶芸家の桝本(ますもと)佳子(けいこ)氏、映像作家の大澤(おおさわ)未来(みらい)氏、ピアニスト・美術家の向井山(むかいやま)朋子(ともこ)氏、地元を拠点に活動する切り絵作家の大西(おおにし)幹夫(みきお)氏のほか、美術館の設計者である西澤(にしざわ)徹夫(てつお)氏・浅子(あさこ)佳英(よしひで)氏・森(もり)純平(じゅんぺい)氏も、作品を出品いたします。また、「八戸クリニック街かどミュージアム」が所蔵する浮世絵コレクションより作品を展示することとしております。

美術館の開館日に向け、効果的な広報活動を行いながら準備を進めてまいります。

2.八戸版新型コロナウイルスワクチン職域接種方式について

八戸版新型コロナウイルスワクチン職域接種方式についてお知らせいたします。

国では、新型コロナウイルス感染症にかかるワクチン接種に関する地域の負担を軽減し、接種の加速化を図っていくため、今月から、企業等における職域単位でのワクチン接種を可能としたところであります。このたび、当市におきましても、八戸版の職域接種方式について、国及び関係者と合意の上、決定いたしましたのでご報告いたします。

それでは、資料「八戸版新型コロナウイルスワクチン職域接種方式について」をご覧ください。

 目的ですが、国が示す職域接種のスキームでは、地方の企業単体が接種を希望しても、接種の実現に時間を要することから、八戸版職域接種方式により、当市におけるワクチン接種を一層加速し、一人でも多くの市民が早期にワクチンを接種し、安心・安全な市民生活を送ることができる環境づくりを行うものであります。

実施体制につきましては、実行委員会方式とし、関係機関が実行委員会を組織し、国への申請、医療従事者の確保等の業務を企業から受託し、早期の接種につなげるものであります。

構成員は、八戸商工会議所、八戸市医師会、八戸薬剤師会、八戸市立市民病院、東北医療福祉事業協同組合(SGグループ)、八戸市商工労働観光部、健康部等となり、事務局は八戸市を予定しております。

実行委員会の所掌事項ですが、(1)国への申請代行、(2)接種を希望する企業への相談支援、(3)医療従事者の確保、(4)接種会場の提供、(5)会場運営等を行います。  八戸版職域接種方式のイメージといたしましては、図でお示ししておりますが、実行委員会が、接種を希望する方が1000人以上となる企業群、組合群等からの委託を受け、国への申請代行、接種の調整をいたします。また、職域接種会場を用意し、会場の運営状況を踏まえて、「SGグループ、市民病院、各企業の産業医」の連合接種チームから医療従事者を含め必要な職種、人数を確保し、会場運営も担当することとなります。

八戸版新型コロナウイルスワクチン職域接種方式によって、早期にワクチン接種を希望する企業の皆様の速やかな接種を支援し、安心して地域経済活動に取り組むことができるよう進めて参ります。

地元企業の皆様におかれましては、実行委員会での相談体制が整い次第改めてお知らせして参りますので、ご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

質疑応答

案件に関する質疑

1.八戸市新美術館開館日及び開館記念事業の参加アーティストについて

Q.記者

新美術館に期待していることをお話し願います。老朽化した旧美術館の建て替えだけではなく、青森銀行及び県警の協力があった中での新美術館の開館となりますが、期待感を改めてお願いします。

A.市長

新美術館の建設に取り組み始めてから非常に長い時間がかかりました。前の美術館、これは博物館法に位置付けられた青森県で最初の美術館で非常に歴史があり、重要な役割を果たしてきたわけですが、多くの市民の皆様から税務署を改造した美術館であるため、高さが足りない、広さが足りないなど様々な意見や建て替えの要望をいただいており、市としても対応を検討してきたところです。今回、美術館の建て替えを中心市街地活性化基本計画の中に盛り込み国から支援を得られる形で事業を展開してきましたが、当初はなかなか国の了承を得られず、既にある建物を同じような建物に建て替えるだけでは国は支援できないというやり取りを続けながら、1期・2期・3期と中心市街地活性化基本計画を見直す中で、大学と連携して様々なコンセプトを盛り込んだ建て替えとすることで国の支援を受けられることになりましたので、私が進めてきた事業の中でも非常に強い思い入れがあります。今回佐藤慎也さんを新たな美術館長に任命し、まさに種を撒き、それを育てて八戸の未来を創るという、いわば美術・芸術がまちづくりに積極的に関わるというコンセプトでこれから運営をしていこうと考えており、これまでの歴史ある美術館を受け継ぎ新たな美術館がまちづくりにおける重要な役割を果たしていけるように市も努力していきます。また、多くの市民の皆さまが直接美術館に関わって、そのことが皆さまの豊かな人生に繋がる場にしていければと思っています。いよいよ建物が完成し、開館記念事業の参加アーティストが固まりましたので、開館日を迎えることを期待しているところです。

Q.記者

美術館の件で8月8日からプレオープン期間に入ると伺いましたが、8月8日から11月3日にかけての88日間の間に行うイベントについて具体的にはどこまで決まっているのでしょうか。

A.担当者

今決まっていることは8月8日に第1弾のイベントを行うということで、この日は館内の一般公開や音楽イベントを考えていますが、具体的な内容は来月に告知をしたいと考えています。第2弾や第3弾のイベントについても、8月から9月にかけて複数回行っていく予定で、スケジュールについては詳細も含めて来月発表したいと思っております。

2.八戸版新型コロナウイルスワクチン職域接種方式について

Q.記者

職域接種方式について、八戸版とうたっておりますがどんなところに独自性があるのか説明をお願いします。

A.市長

国の職域接種の計画では企業が直接国に申請することになっています。そして医師の確保から接種会場の開設、運営に至るまで全て企業が行うこととなっています。今回の八戸版新型コロナウイルスワクチン職域接種方式は、事務局を八戸市が担当し、市と八戸商工会議所や八戸市医師会等の関係機関が実行委員会を組織して、医師の確保から接種会場の開設、運営に至るまで全て実行委員会が行うこととしております。八戸版は企業の負担を最小限にして中小の企業でもグループを作れば国の職域接種方式を活用できる点が特徴です。

 

Q.記者

昨日、ワクチンの集団接種が八戸市でも始まりましたが、他の自治体では、64歳以下のワクチン接種について様々な動きがあります。例えば青森市ですと、今月下旬からワクチン接種を始めて10月末には完了する見通しだと小野寺市長が発表しておりますが、八戸市の64歳以下のワクチン接種の見通しを教えてください。

A.市長

今の段階では、64歳以下の一般の方のワクチン接種の具体的なスケジュールについて固めきれていません。高齢者のワクチン接種の状況を見ながら、順次どのような順番でワクチン接種を行うか決定し次第皆さまにお知らせし、接種券の送付を行っていきたいと思っています。医療従事者の皆さまに対しては、通常の診療もしっかり行っている中でワクチン接種への従事をお願いしていますので、業務量や業務時間等の状況を見ながら今後どのように進めていくのか検討していきたいと考えております。

 

Q.記者

八戸版新型コロナウイルスワクチン職域接種方式について追加でお伺いします。ワクチンの職域接種の開始時期や実行委員会の立ち上げ時期、組織の構成について、スケジュールと方針を教えてください。

A.市長

実行委員会は早急に立ち上げたいと思っています。ワクチンの職域接種の開始時期については国とのやり取りの中で、現在国に対して職域接種の申込が殺到しており、今すぐに申請を受けても手続きに少し時間をいただくことになりますと言われています。そのため、国が手続きを行う間に八戸市は会場の設営やスケジュール調整を行い、国からワクチンの支給を受け次第、遅滞なくワクチン接種を行えるよう準備をしていきたいと思います。

 

Q.記者

今回の八戸版新型コロナウイルスワクチン職域接種方式のポイントは、中小企業でもグループを作れば職域接種が可能になるところと思いますが、グループの作り方については商工会議所が呼び掛けてとりまとめる予定ですか。

A.市長

八戸市にはいろいろな業界団体がありそれぞれ業種ごとに組合を持っておられますので、そこが核になって加盟する各企業に呼び掛けてグループ結成に向けて話を進めていくと思います。この職域接種方式の検討を進めるにあたりいろいろな方から御相談を受けまして、どうしたら皆さんの御要望に応えられるか国と交渉を重ねながら枠組みを作ったところですので、グループの結成から職域接種までの形が固まってくれば各業界の皆さんが手を上げてこられると思っております。

 

Q.記者

スケジュールについてお伺いします。国への申請について、一番早いものではいつごろから申請したいという目標はありますか。また、企業に対して申請を受け付ける時期や制度の内容を説明する機会が近いうちにあると思いますが、この辺についてどのようにお考えですか。

A.市長

まずは実行委員会を立ち上げて相談を受けられる体制を構築した後に、相談を受け付ける予定です。ただ実際、一部の企業やグループでは先行して、自分たちなりにできることことがあればすぐ取り掛かりたいとおっしゃっており、名簿の整理といった職域接種に向けた準備を実際に進めておられるところもあると思います。具体的な日程についてはもう少しお待ちいただきたいと思います。

 

Q.記者

八戸版新型コロナウイルスワクチン職域接種方式の仕組みを作るにあたっては、国との協議は終えられていると伺いましたが、いつごろから検討を始められましたか。

A.市長

加藤官房長官が記者会見で職域接種の方針を示した直後からいろいろな機関と調整しています。1,000人以上の企業を対象に職域接種を行うという話を伺い、その条件だと八戸市は制度を活用できず不公平な制度だ思っていましたので、いろいろ調査、研究を行い、国に八戸版新型コロナウイルスワクチン職域接種方式の提案をして認めてもらった形になっています。

 

Q.記者

実行委員会方式で自治体が積極的に出てきて職域接種を行うケースは全国でもあまり例がないと思います。八戸市の仕組みはモデルケースになると思うのですがこの点についてはどのようにお考えですか。

A.市長

他の自治体の状況は把握していません。我々が国から教えてもらっている情報は、各企業でどのような取り組みをしているのかという情報だけですので、その他の自治体の動きについては報道、テレビ、新聞等を通じていろいろな工夫をしておられるところがあると伺ってますが、それ以外の情報は把握していません。

 

Q.記者

市が事務局をつくり積極的に動いている理由は、ワクチン接種率を上げていきたいという目的があるからでしょうか。

A.市長

八戸版新型コロナウイルスワクチン職域接種を進めることで、結果的には接種率が向上すると思いますが、それよりも事業所関係の皆さんから国の職域接種の方針を受けてたくさん御要望が寄せられたことが大きな理由です。

 

Q.記者

職域接種とは別に64歳以下の一般の方の接種券の発送について、見通しを教えてください。

A.市長

まだ具体的なスケジュールは立てておらず、まずは高齢者の接種状況を見ながら、年齢や基礎疾患の有無による優先順位の枠組みを決めて、出来るだけ市民の皆様に早くお知らせしていきたいと思います。

 

Q.記者

具体的な目途はまだ言える段階ではないという認識ですか。

A.市長

まだ高齢者の集団接種は始まったばかりで、その実施にあたっては医師会の皆さんの全面的な協力の下で行っています。市は医師会の皆さんが行う通常の診療、診察、治療も非常に重要だと考えており、そこに悪い影響が出ない形で協力を得ながら集団接種を行っております。市が通常の診療より集団接種への従事を優先するよう求める話ではないので、高齢者の集団接種が完了する見通しが出てきた段階で次のスケジュールを組む形にならざるを得ない状況を御理解いただきたいと思います。

 

Q.記者

職域接種の件でお伺いいたします。実行委員会を立ち上げ職域接種を行うにあたり、例えばお医者さんの打ち手が不足するという懸念の声があった場合、どのようにお答えになる予定か教えてください。

A.市長

スタッフの医師と看護師については、八戸市立市民病院とSGグループの皆さんを考えています。最初は市民病院の医師と看護師だけで対応できると判断し進めてきましたが、SGグループの皆さんから全面的に協力するとお話をいただいたため協力していただくことにしました。ワクチン接種が進み、市民病院の医師と看護師は、通常診療はもちろん集団接種、個別接種にも対応するため、その中から職域接種に従事する人員を確保することは難しい状況でしたが、SGグループの協力により従事者の見通しを立てられる状況になったと考えています。SGグループがどのような形で市の職域接種を応援できるか確認をし調整を進めているところです。職域接種の実施にあたり、接種の時間帯や日程の調整は当然出てくると思いますが、今の見通しでは十分に対応できると思っています。

Q.記者

具体的にどのくらいの人数のお医者さんが関わるか、あるいはどのくらいの人数を対象に接種していくといった目途は立っているのでしょうか。

A.市長

今集団接種では、一日に最大600名を対象に接種を行っており、そこに関わる必要な人員を踏まえて、職域接種に対応する人数を検討していきます。国からは1つの企業群につき1,000人以上と指示が来ていますので、その人数に対応するために必要な人員数を確認しながら進めており、実際に国へ申請をして職域接種のスケジュールが決まり次第、適切に人員を配置していく予定です。

 

Q.記者

今日は職域接種という新たな方式を示されましたが、市民にとってまだまだ64歳以下の方の接種が始まらない中で大規模接種会場の設営をする市町村があります。市はこの辺のところをどのようにお考えになっているのか、また、大規模接種会場や今後の予定についてお伺いします。

A.市長

ワクチン接種については今ある八戸市の医療資源のなかで最大限やっているということをまず申し上げます。つい最近公開された新しい統計データによると令和2年は市内でお亡くなりになった方が2,775人となっており、一日に置き換えると、毎日7.6人の方が八戸では亡くなっている計算になります。もちろん御寿命の方もおられますが、病気で亡くなられる方も相当数おられて、日々そういった方の診療にあたっている医師会の皆さんをはじめとする関係者の皆さまにおかれましては一生懸命やっておられると認識しています。そうした通常診療の時間を割いて協力していただくことで今の個別接種及び集団接種の体制を組むことができています。ですから通常診療をやめ、ワクチン接種に従事するよう号令をかけられないわけではないですが、新型コロナウイルスの感染状況、死亡者及び重症化した患者の人数などを踏まえて、それぞれの先生方がやっておられる通常診療とのバランスをとりながらワクチン接種を進めていくしかないと考えています。現在、医師会より全面的に御協力いただき市民病院と連携した上でワクチン接種を進めており、今の接種体制を継続する中で次の検討をしていくことになると思っています。

 

その他の質疑

1.聖火リレーについて

Q.記者

聖火リレーについてお聞きします。県内では津軽地方の全自治体のほか、むつ市、三沢市も実施を取りやめました。その中で八戸市は予定通り聖火リレーを行われて、終わってみて今の率直な感想をお願いします。

A.市長

ある記者の方にクラスターが発生している状況で聖火リレーを実施するのですかと御指摘をいただきましたが、それぞれ役割持っている皆さんがしっかり感染防止対策をとった上で聖火リレーを実施していきますと説明しています。八戸は伊調馨さんや小原日登美さんなど複数のメダリストが産まれたまちであり、最初にお知らせできませんでしたが、メダリストのまちをメダリストが走るという催しを多くの市民の皆さんが待ち望んでいると考えました。実施にあたっては感染拡大のリスクがある反面、聖火リレーが行われることによって市民の皆様が元気を得られ、将来への希望につながるという点があり、両者を天秤にかけたわけですが、全てのリスクを避けていたら何もできないと考え実施することにしました。一定のリスクは覚悟しており、聖火リレーを行うことによって気持ちを高めて明るくなると、それでまた次のステップアップに繋げたいと考えています。当然お叱りや疑問の声をいただいたわけですが、将来への希望を優先させていただいたと御理解願います。

 

2.八戸市長選挙について

Q.記者

小林市長の任期満了日が日々迫っているわけですが、常々小林市長は新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえて発表を控えている部分があったかと思っており、出馬されるのかされないのか、今どのようなお考えであるのか、いつごろ発表されるのか教えてください。

Q.市長

今の段階では私自身この問題について整理がまだ出来ておりませんので、白紙だと言わざるを得ない状況です。ただ、この問題については、私個人の問題というより市の将来の在り方、次の市政を担う方に関わる重要な問題だと考えており、しかるべき時期を決めてお話しなければならないという思いが日に日に強くなっています。

 

Q.記者

11月までの任期ということで日々残りの任期が少なくなっていくわけですが、今の段階でまだお話ししていない小林市長の中で思うものはありますか。

A.市長

全国の首長さんの状況を見ると直前までお話されない方もおられますし、かなり早い時期に話される方もおり、発表の時期はそれぞれ個人の考え方によると思っていますが、八戸市のこれからのことを考えると大きな問題であり、しかるべき時期を決めてお話ししなければならないと受け止めております。ただ、現状ではまだ控えさせていただきたいと思っております。

 

Q.記者

新型コロナウイルス感染症が落ち着いたらとか何かきっかけがあれば発表されるのか教えてください。

A.市長

今は新型コロナウイルス感染症への対応で頭の中が大分占められていますので、まだ白紙の状態です。そうは言っても将来のまちづくりは別の切り口、考え方でしっかりとした方向性を出していく必要性があり、誰が舵を取るかということに大きく関わってきますので、いずれかの時期にお話しなければならないと思っております。

 

3.八戸の飲食店について

Q.記者

経済的な面からみると八戸の場合は、他の自治体よりかなり陽性者の数を抑えられていると思いますが、飲食店への人出の数はかなり減少しています。飲食店に対して一言ありますか。

A.市長

どうしても飲食店が感染場所として指摘されていますので、行くのを控えておられる方が大勢います。ワクチン接種が進み新型コロナウイルス感染症が収束する中でまた賑わいが戻ってくることを期待するしかないと思っています。八戸市版新型コロナワクチン職域接種を活用して飲食店の皆さんが1,000人集まりワクチン接種を受けることが出来れば、八戸の飲食店街はみんなワクチン接種が終わったと宣言することが出来ると私は期待しています。しかし、非常に厳しい経営状況だという声が聞こえてきており、お店を閉めましたという話を聞くたびに、泣きたくなる心境です。

会見の様子

配布資料

この記事に関するお問い合わせ先

総合政策部 広報統計課 広報広聴グループ

〒031-8686 青森県八戸市内丸一丁目1番1号 市庁本館4階
電話:0178-43-9317 ファックス:0178-47-1485

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