平成28年度 第2回八戸市地域公共交通会議

更新日:2020年02月25日

日時

平成29年2月13日(月曜日)午後1時30分から

場所

八戸市庁本館3階 第二委員会室

出席者

構成員 15名   

議事要旨

1.開会

2.議事

1 系統の新設及び運賃の設定について【協議事項】

資料1に基づき、八戸市交通部から説明

  • 質疑なし

賛成多数で承認 

2 再生手続き開始と事業譲渡について【協議事項】

資料2に基づき、南部バス株式会社から説明

  • 主な質疑内容 

構成員:路線、系統、運賃等について、4月以降に今日の案件以外の変更はあるのでしょうか。

事業者:協議案件は本日の案件のみです。ダイア改正等あるかもしれませんけど、路線・系統・運賃につきましては変更されることはありません。

賛成多数で承認

3 平成28年度第2回補正予算について【協議事項】

資料3に基づき、事務局から説明

  • 質疑なし

賛成多数で承認 

4 バス路線の停留所名の変更等について【報告事項】

資料4に基づき、八戸市交通部から説明
  • 主な質疑内容
構成員:朝の登校時は増便がないが、大丈夫なのか。
事業者:利用者は50~60名。現状の運行路線で対応可能です。
アドバイザー:この増便は、単なる路線の延長なのか、純増なのか。また、特別支援学校の通学ということになりますから、多様な障害を持っている方が乗車することになりますが、例えば利用していただく時間帯には床の低い低床車輌車を走らせるなどのハード面のサービスをどう考えていますか?
事業者:基本的には現在運行しているバス路線の距離を多少延ばします。純増は1便となります。養護学校には、身体障害者のような第一養護学校と知的障害者のような第二養護学校がありまして、今回の場合は第二養護学校の知的障害者の方が乗車することとなりますので、車椅子など使うことはなく自分の足で歩いて乗車されますので、低床車輌バスなどの支援サービスは必要ないと考えています。
アドバイザー:そうであれば、ラッピングバスは避けた方がよい。知的障害者の学校の生徒が健康ランドのフルラッピング車をバスと認識出来ず、乗れなかったという事例があります。そういうことにも配慮する必要があります。
事業者:現在、学校と協議し、方向幕をひらがなにするとか、校舎内にバスナビ8設置などを検討しています。ラッピング車については参考とさせていただきます。

5 青森県バス交通等対策協議会三八分科会承認案件について【報告事項】

資料5に基づき、南部バス株式会社から説明

  • 質疑なし

構成員:届出書についてなんですが、2月17日に確実に届出を出すということですか?

事業者:確定ではなく、予定です。届け出する際は事前に連絡をします。

構成員:運賃を五戸町地域交通会議で承認というものがありましたが、承認された日時を教えていただけますか?

事業者:過去に五戸町コミュニティバスの運行が始まった当時の承認であり、過去のものを適用しています。今回の案件について、五戸町地域交通会議で協議したわけではありません。

6 その他

タクシーの有効活用について

タクシー協会から報告

事業者:全国で赤字バス路線を廃止し、コミュニティバスや代替タクシーへ切り替える事例が増えてきている。青森県弘前市でも、赤字バス路線の一部を予約型乗合タクシーに変更することを検討している。八戸タクシー協会でもお手伝い等何かあれば協力の準備があるので、声をかけていただきたい。

アドバイザー:八戸市で29年度以降に策定予定の再編実施計画での検討課題の一つ。県内では弘前市、東北では福島市、会津若松市などが今年度策定予定としている。今回の弘前市もですが、路線の本数が少なく、尚且つお客様が少ない路線は乗り合いタクシーで代行するといった考えが非常に多くある。一方でこれしかソリューションがないのか?という考えもある。弘前市で実施しようとしている予約型乗合タクシーは5年ぐらい前に流行り、各地で運行したが、現在苦しんでいる事業者が少なくない。原因は一般利用客が激減し、一般のタクシーに乗らなくなり、売り上げが減少したことによる。

例えば通常のタクシーでも上手く使える仕組みを考え、安く乗れる差額分は行政が負担するなど、コミュニティバスを多く運行させなくてもよかったというケースもあるので、タクシーも前向きに考えていかなければいけないと思います。いずれにしても、タクシー業界の皆さんが向きに考えることが必要。今回の報告は、生活交通への取り組みの決意表明と受け取ってかまいませんか。

構成員:はい。

八戸市地域公共交通会議へのお願い

国土交通省東北運輸局青森運輸支局から報告

構成員:タクシーも公共交通の一つでありますので、バスが入り込めない地域などにタクシーの活用などの方策、タクシーの有効利用など公共交通会議で考えていただきたい。全国的に高齢運転者の交通事故が増大している。免許返納者へのサービス、免許を持たない人への特典を設けての利用促進策など公共交通機関への転換を考えなければならない。

以上2点を地域公共交通会議で検討していただければと思います。

構成員:八戸市も近い将来、路線バスの運行が出来なくなった路線は、何らかの形でタクシーが運行するだろうと推測される。そのようなときに直ぐに無くなるような施策では困るので、自治体が支援するなどの制度を確立することが必要。公共交通会議でしっかりと検討することが必要と思う。 

南部バス事業譲渡について

構成員より南部バス事業譲渡について質問

  • 主な質疑内容

構成員:新聞等で南部バスから県北自動車への事業譲渡の支障となっているのが、市の高齢福祉乗車証の負担金というお話しがありますが、現状はどの程度、協議が進んでいるのでしょうか。

構成員:担当は高齢福祉課であり、情報が入ってこないので詳細は分かりません。南部バスが運行している路線も多く、路線維持のためにも協議を進めているとは聞いています。

アドバイザー:南部バスが民事再生法適用後、初の公共交通会議であり、報道陣の多さからも皆さんの興味が大きいことを感じる。今回の事例では、事業者、行政、利用者の役割を考えさせられることになり、事業者、行政のリスク分担をどう考えて行くべきなのかを問いかけられていると思う。重い課題が2点投げられた。1点目は、公営企業とは経営環境が違う民間企業に対しての支援の枠組みの検討。網形成計画で定めた幹線軸の維持のための補助の検討。2点目は、市民・利用者が公共交通に対して共感してもらうような環境・政策づくりを考えなければならない。そのためには、各構成員の知恵を出してもらい、力を結集することが必要であり、何らかのアイデアコンテストを公募で実施するとかも一つの手だと思われる。

今後、公共交通を牽引するような会議にして行かなくてはならないし、私自身も精進したいと考えている。

「~『なろうぜ!バスドライバー』路線バス運転体験会+バス会社合同お仕事説明会と営業所見学会~」

参考資料に基づき、事務局から説明 

  • 主な質疑内容

構成員:バス運転手のなり手がないのは、賃金面の問題。なんで運転手が不足しているのかというのは待遇が悪いからというのが現状です。そういうことも含めて何か良い案はないのか、皆で考えていきたい。

構成員:この事業は、新年度も継続するのか。

事務局:新年度も継続します。3月の合同説明会、運転体験会が終了しましたら、各事業者、関係者を集め、「みんなでかいぜん会議」を開催し、どこがよかったのか悪かったのか全部洗い出し、改善点を検討・協議し、実施しようと思っています。

アドバイザー:バス業界は悪い時代が長すぎて、低い賃金体制が定着してしまった。いかに利用してもらえる路線を作り、収入を増やすか考えなければならない。タクシー業界も運転手不足は深刻であり、経営状態は悪くなくとも運転手不足で廃業する例が増えてきた。

運転手確保について、市が積極的に関与し、業務の入り口を確保することは良いこと。この業務を続けるためには、やりがい、リターンが求められ、そのためには喜んで利用していただける路線を増やすことがベンチマークとなる。

南部バスの問題もですが、「公共交通会議に求められていること」と「やらなければならないこと」は重なっており、さらに急ぐ必要もある。

利用客が下げ止まり、増加基調のこの時期に、このような企画を織り込むのは良いことだと思う。

3.閉会

配布資料

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