【開催報告】令和4年度 若者マチナカ会議

更新日:2023年02月15日

若者マチナカ会議_タイトル

開催報告

日時

令和5年1月22日(日曜日)14時~17時

場所

八戸ポータルミュージアムはっち1階 はっちひろば

参加者

39名
(10代 14名、20代 12名、30代 9名、40代 4名)

テーマ

私の「好き」で、もっとマチが楽しくなる!!

内容

ファシリテーター自己紹介

小田桐咲さん

小田桐 咲さん
(海猫ふれんず 代表)

イベントの冒頭、ファシリテーターの小田桐さんから自己紹介をしていただきました。青森・八戸武術クラブのコーチとして、武術太極拳(カンフー)を八戸青森県で広めるために活動しながら、去年の栃木の国体で3位に入賞したご経験があるほか、情報発信ユニット「海猫ふれんず」代表として、主にyoutubeやインスタグラムで活動されていることや、中心街の情報発信サイトのはちまち等でライターとしての活動も行っていることなどをお話しいただきました。

第1部 話題提供

ゲストスピーカーから、「自分自身のこと」や「八戸への思い」など、第2部の話し合いにつながるお話をしていただきした。

ゲストスピーカー
佐貫巧さん

佐貫 巧さん
(八戸学院大学短期大学部 幼児保育学科 准教授)

佐貫先生からは、画家である祖父の影響から芸術の道を歩んできたことや、八戸に来て10年になる中で、現代芸術教室「アートイズ」の理念や活動について、その他、様々なアートプロジェクトに関わってきたご経験と、アートが人の考え方や世の中にもたらす影響についてのお考え、将来の夢(目標)について、「アートの力で生きやすい世の中に」のテーマに沿ってお話しいただきました。

快鳥童子シーガルマンさんさん

快鳥童子シーガルマンさん
(原作 伊角 茂敏(いずみ ひでとし)氏)

シーガルマンさんは、原作者である伊角氏の言葉を代弁し、幼い頃から影響を受けた特撮ヒーローやテレビドラマをきっかけに地域の歴史に関心を持ったこと、高校の美術の先生の影響などを通じて、ご当地ヒーローを生み出し、活動することになった経緯や、活動の中で気づかされた八戸の魅力について、また、今後の目標について語っていただきました。

林源太さん

林 源太さん
(はやし青果 代表)

林さんは、ご自身の学生時代のお話や社会人になってからの経験から、商売を通じて人に笑顔と幸せを届けたいと決心するに至った経緯と、東日本大震災以降の被災地での炊き出し活動や、独立して飲食店を開業してからのコロナ禍での受けた大きな影響と、昨年から中心街で八百屋さんを開業しての経験を、中心街の現状と併せてお話しいただき、中心街で商売を続ける意気込みを原稿なしで語ってくださいました。

休憩(参加者による活動PR)

参加者によるPRの様子1
参加者によるPRの様子2
参加者によるPRの様子3

第2部 ワールドカフェ

グループに分かれ、テーマやメンバーを替えながら、意見交換を行いました。

  • 第1ラウンド「あなたの好きなことや、熱心に取り組んでいることは?」
  • 第2ラウンド「5年後、あなたの好きなことや熱心に取り組んでいることで、このマチが盛り上がっているイメージは?」
  • 第3ラウンド「イメージを実現するために、あなたはこのマチで何をしよう?」
ワールドカフェの様子1
ワールドカフェの様子2
ワールドカフェの様子3
ワールドカフェの様子4

振り返り

「あなたの思いや行動で、このマチを楽しくするために何をしよう?」というテーマで個人ワークを行い、グループに分かれ共有した後、各グループの代表者から発表しました。

代表者の発表内容

  • 「体験」を伝えられるように、まずは自分が八戸を体験する!
  • それぞれの「好き」が集まったコミュニティが交差する拠点づくりと情報発信をするぞ!
  • 「スポーツ活動がしやすい施設」をつくる
  • 八戸を誇れるまちに!
  • ネット上でもリアル(地域)でも、人とたくさん接して仲間の輪を広げていき、若者の声を政治に届ける活動をしていく
  • 八戸の良さを改めて実感するために、1度、県外や国外に出てみる!
  • 八戸市中心街が今より盛り上がるために、私たちは何をすればよいか
  • 市政に注目!!まちを創るのは私たち!!一市民として自覚を養う!
  • ネットを利用して好きなことを共有しやすい街に!
  • 哲学を生活の一部となるくらい普及する
振り返りの様子1
振り返りの様子2
振り返りの様子3
振り返りの様子4

ゲストスピーカー・市長の感想

ゲストスピーカーの感想の様子1

佐貫 巧さん
(八戸学院大学短期大学部 幼児保育学科 准教授)

今日は素晴らしい時間を共有させていただきありがとうございました。ゲストとして参加させていただいたんですが、新鮮な気持ちでいろんなお話が聞けて参加して良かったなと思いました。ありがとうございました。

僕も一応この紙((注意)配付されたワークシート)を書かせていただいたんですが、若い高校生の方たちがすごいしっかりした意見を持っていて、自分の高校生の時が恥ずかしくなるくらい(笑)、今日は自分の「好き」を持っている子たちが来てくれた結果なのかなと思うんですが、僕の今日の感想は、自分の「好き」を突き詰めて、上でも下でも掘っていったり、出る杭とか、どんどん出て、突き詰めた結果、街の魅力につながってしまった、ぐらいのすごい可能性を感じました。

なので、市長さんとか「八戸らしさ」とか大事にしてると思うんですが、僕はその「八戸らしさ」ってすごい難しいなと思っていて、いろんなところを見ていて、素敵なところやいろんな良さがあるんですが、結構かぶってたりしますので、「八戸らしさ」というよりも、彼らの「好き」っていうのをとにかく僕は応援したいなというのが感想です。ありがとうございました。

ゲストスピーカーの感想の様子2

快鳥童子シーガルマンさん
(原作 伊角 茂敏(いずみ ひでとし)氏)

本日は有意義な時間をありがとうございました。作者が言いそうなことを代弁しますと、感動したと。はい。作者が書きそうなことを書いたのですが、八戸はまだまだ楽しくなる、これからも八戸の楽しい要素を発信し、楽しい要素とは、人、文化、産業、文化、産業は人が作るものであって、それらを作ってくれる人が、少なくともここに45人はいることに作者は感動しているそうです。

自分もそれを最大限支援できるようにこれからも行動して参りますし、ほんと、質問の際に自分から行動すると言ってくださった方、感服しました。

自分が勝手に自分一個人はこれからも正義の味方ということで、信念にも似たものだと思っているのですが、信念を突き詰めて、社会のためになることを正義だと思っていまして、それを助けるのが自分の役目だと思っています。

最後にこの一節で締めさせていただきたいと思います。進むわれらに明日がある、市民の歌(新しい風)からの引用です。ありがとうございました。

ゲストスピーカーの感想の様子3

林 源太さん
(はやし青果 代表)

日曜日の夕方の本来はゆったり家で過ごしたいような寒さの中ですが、今日はわざわざ街に足を運んでいただいて、僕もこうやってお声をかけていただいて、本当にお二方と同じように有意義な時間を過ごすことができました。ありがとうございます。

僕は八戸の中心街の食と健康を担い続けると思っています。

これから県外や国外に出ようとしてる方もいらっしゃるんですけども、スピーチで申し上げた通り誇れる方が八戸にはたくさんいらっしゃいます。僕は地域の魅力を商売を通じて発信し続ける。あとは、県外や国外に出てもUターンやIターン、帰省の際にでも、交流を通じても飲食を通じても、ふらりと、ちょっとでも心のよりどころになるような店づくりに励んでまいりますので、今後ともよろしくお願いします。

市長の感想の様子

八戸市長 熊谷 雄一

今日はとっても楽しい時間を過ごさせていただきました。小田桐さんのファシリテーションも大変良かったですし、ゲストスピーカーのお話に刺激をされて、それぞれがいい対話をしたと思います。お互いを知り合ういい機会になったと思います。最後のみなさんの発表を聞いてまして、やっぱりこれからのまちづくりを考えるときに、まずは魅力、八戸の魅力を知るということが大切ではないか、それを生かしていく、あるいは発信していくということが大事、それと好きなことをやるということが大事だと思いますし、私たちの立場からするとみんなが好きなことをやれるような街にしていかなければいけないなぁと思いました。

哲学的な話もありましたが、人の成長が街を成長させるということもあるんだと思います。これからもまちづくりに興味を持って欲しいと思います。

是非この愛する八戸のために、いろんな皆さんの意見と力をいただいて一緒に八戸を良くしていきましょう。ありがとうございました。

ファシリテーターからまとめ

小田桐咲さんからのまとめ

皆さんの発表や対話を聞きながら、やはり好きだという気持ちとかやりたいという、心の底から湧き上がってくる皆さんの気持ちというものは、誰にも邪魔できない、誰にも口出しされない、すごく大切な原動力となっていくと思います。本日集まった方々は、せっかくのご縁ですので、皆さんのやりたいとか、好きという気持ちをまずは隣の人に、そして周りの大人や誰かに、まず発信していって、発信というのはSNSでの発信だけではなくて、話したりとか、相談したりとか、どんな些細なことでも、とりとめのない話でも、どんどん話していって、皆さんの好きとかやりたいという気持ちを八戸で爆発させていただければと思います。今日がその第一歩となる日であったら、うれしい限りです。皆さん本日は一日ありがとうございました。

記念撮影
記念撮影

参加者からの感想

  • 自分にはない考えがたくさん聞けて、自分の視野が広がった(10代)
  • たくさんの人が1人1人持っている趣味や信念があって、聴いていて面白かった(10代)
  • ファシリテーターの小田桐さんの進行が良かったです(20代)
  • 高校生から良い意見を聞くことができた(30代)
  • 新たな出会いがあった(30代)

令和4年度 若者マチナカ会議(募集は終了しました)

今年度の若者マチナカ会議は、参加申し込みが定員に達したため、募集を終了しました。

多数のお申込みをいただきありがとうございました。

テーマ

私の「好き」で、もっとマチが楽しくなる!!

八戸市で活躍するゲストスピーカーの話を聞き、柔軟な発想で「自分が楽しいと思えるマチ」「これからの自分」について話し合うイベントです。

こんな方におすすめです 

  • いろんな人と交流したい!
  • 前に踏み出すきっかけをつかみたい!
  • 八戸の「好き」なところを聞きたい!

日時

令和5年1月22日(日曜日)14時~17時

場所

八戸ポータルミュージアムはっち1階 はっちひろば

対象者・定員

高校生から40代までの40名
(注意)参加には事前に申込が必要です。

参加料

無料

内容

第1部 話題提供

ゲストスピーカーから、「自分自身のこと」や「八戸への思い」など、第2部の話し合いにつながるお話をしていただきます。

ゲストスピーカー
  • 佐貫 巧 さん(八戸学院大学短期大学部 幼稚保育学科 准教授
                           /現代芸術教室アートイズ 代表)
  • 快鳥童子シーガルマン さん(八戸市非公認ローカルキャラクター)
  • 林 源太 さん(はやし青果 代表)
アートのチカラで、生きやすい世の中に!

佐貫 巧 さん

佐貫巧氏

1982年 静岡市生まれ。おいらせ町在住。東京芸術大学大学院卒。
コンテンポラリーアートにおける絵画や幼児美術教育を研究。デーリー東北新聞社「私見創見」「アートイズと学ぶ 育てるアート」を連載中。南郷アートプロジェクトや是川縄文アートプロジェクトなど、様々なプロジェクトに参加。リアルな感想や体感を学生に伝えたいという思いから、現代芸術教室アートイズを主宰し、子どもと一緒にアート制作活動やワークショップを行うなど、アートを通して少しでも生きやすい世の中をつくる活動をしている。

 

行動原理は「正義の味方」八戸のご当地キャラ!

快鳥童子シーガルマン さん(原作 伊角 茂敏 氏)

shi-garuman 元々地域の歴史や文化と、SF・特撮文化に慣れ親しんでいた原作者の伊角が「ローカルヒーロー」というジャンルを知ったことをきっかけに活動開始。現在、ドラマ風PV、観光紹介ムービー、キャラクターショー、小説等八戸を舞台としたコンテンツの継続的な発表を通した八戸市の認知度と人気向上に注力中。メインキャラクター“シーガルマン”は令和XX年の八戸においてウミネコ型の装備で活動している「正義の味方」の一市民である。

 

中心街で飲食業と八百屋で奮闘中!

林 源太 さん(はやし青果 代表)

hauashigennta 東日本大震災を経て2013年より、八戸市中心街にて飲食店を経営し、コロナ禍の中、青果を活かした事業も2022年8月より中心街で開始。昨年他界した、八百屋の創業者の祖母を商売の先生とし、ワクワク元気に、郷土に誇りをもって商売にまい進中。
八戸市長
熊谷 雄一
八戸市長 熊谷雄一

平成13年10月 八戸市議会議員
平成15年4月 青森県議会議員
令和3年11月 八戸市長に就任(第1期目)

 

第2部 ワールドカフェ

ゲストスピーカーと市長を交え、参加者の皆さんと一緒に「これからのマチ」や「これからの自分」について話し合います。

  • ワールドカフェとは
    リラックスした肩の凝らない雰囲気で、メンバーの組み合わせを替えながら4~5人単位の小グループの話し合いを続けることにより、まるで参加者全員と話し合っているような効果が得られる対話の手法です。
ファシリテーター
小田桐 咲 さん(海猫ふれんず 代表)
odagiriemi 八戸圏域の魅力をSNS等で情報発信を行うユニット「海猫ふれんず」代表。青森にゆかりのある方のオンラインイベントや、八戸中心商店街発信サイト「はちまち」のライターを務めるほか、ふるさと納税をテーマとした高校生向けワークショップを開催するなど、八戸地域の魅力発信を続けている。武術太極拳(カンフー)で地元を盛り上げるため、クラブコーチとして普及活動、後進育成を行っている。2026年の「青森国スポ」にて優勝するのが目標。

 

託児

無料、小学校2年生までのお子様
(注意)事前に申込が必要です。(定員となり次第、締め切りとさせていただきますのでご了承ください。)

参加申込(募集を終了しました)

下記のいずれかの方法で「市民連携推進課」へお申込みください。
【申込締切】令和5年1月13日(金曜日)まで

  • 電話:0178-43-9207
  • ファックス:0178-47-1485
  • メール:renkei@city.hachinohe.aomori.jp
  • 申込フォーム

チラシ

(注意)ご参加の皆様へ

  • 発熱または体調不良時は、参加をお控えください。
  • 感染状況によっては、開催方法が変更となる可能性がございます。 

これまでの開催報告

この記事に関するお問い合わせ先

総合政策部 市民連携推進課 市民協働グループ

〒031-8686 青森県八戸市内丸一丁目1番1号 市庁本館4階
電話:0178-43-9207 ファックス:0178-47-1485

市民連携推進課へのお問い合わせフォーム

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