第20回「市民活動(NPO)促進検討委員会」

更新日:2020年01月07日

会議結果報告 リンク

日時

平成17年5月10日(日曜日)18時30分~20時30分

場所

八戸市庁別館2階 会議室B

出席者

(敬称略)

NPO委員会委員6名

  • 福田昭良
  • 富岡朋尚
  • 岩村隆二
  • 椛沢孝子
  • 高沢利栄
  • 西島拡

要旨

 指針一次案に対する意見や8章「おわりに」を協議し、指針案の答申に向けて最終案の検討をしました。(別紙資料参照)

内容

  • 事務局から、指針一次案の意見募集の結果や修正案について説明。
  • 一次案に対する意見や修正点について協議した。

指針一次案に対する意見について

  • 4月に実施した指針一次案に対する意見募集の結果、市民活動団体や市民からは特に意見はなかったが、役所内の2つの課から合計8件の意見が提出されたので、その意見について協議していきたい。

 

(意見1:1ページ「2 指針策定の背景 (1)変わる社会環境」)

  • 「高度経済成長期の右肩上がりの時代のように」という表現について、「右肩上がりの高度経済成長期のように」と修正すべきという意見が出ている。
  • 経済的だけではなく、さまざまな面で右肩上がりの状況になっているという意味合いを出したかったものだが、修正意見でも意味合いは変わらず、一次案よりすっきりした言い回しになるようなので、意見のとおり修正したい。(委員賛同)

 

(意見2:1ページ「2 指針策定の背景 (2)変わる地域社会」)

  • 4行目の「地域コミュニティの共同体としての機能が低下し、地域住民も価値観や課題を共有していくことが難しくなっています。」という表現について、地域住民は価値観を共有しなければならないのか?という意見が出ている。
  • 「コミュニティ」という用語の解説にもあるように、共同体とは、ある目的や興味を共有した人同士の集団であると考えられる。地域コミュニティにおいては、住みよい地域づくりを目指すなど、地域住民の間で何かしらの価値観は共有されるものと考えられる。
  • ここでは、地域コミュニティとして、ゆるやかであっても、何らかの共同体として共有されてきた価値観さえ、共有することが難しくなってきているという社会の変化を表現しているものである。
  • 地域住民は価値観を共有しなければならないという趣旨ではなく、一次案のとおりでも、特段、誤解を与えるような表現ではないと考えられるので、一次案のとおりの表現としたい。(委員賛同)

 

(意見3~7:12~13ページ「7 市民活動の促進に向けて (1)支援の施策 3.自立に向けた資金支援(市民ファンドの検討)」)

  • 12ページ最後から4行目、「このような社会全体が直接、間接に公共を担う仕組みを検討していく必要があります。」という文章で、「このような、社会全体~」と句点を追加すべきという意見が出ている。
  • 「このような」という語句は、前段の市民ファンドの仕組みの説明文を指す言葉であり、社会全体にかかる言葉ではないので、意見のとおり修正した方がわかりやすいと思う。(委員賛同)
  • 同ページの最後の段落、「~支援策を検討する必要であると考えます。」という文章について、「検討する必要があると考えます。」と修正すべきという意見が出ている。
  • これは、表記ミスなので、意見のとおり修正したい。(委員賛同)
  • また、同段落の内容について、市全体の補助制度の整理・統合も視野に検討が必要とあるが、なぜ整理統合が必要なのかという意見が出ている。
  • 補助金の元来の目的を希薄化させないことも必要なことから、この段落の記述は不要ではないかという趣旨の意見である。
  • 確かに、一次案の表現では、補助制度の整理・統合が必要な理由がきちんと説明されていなかったので、わかりにくい文章になっていたと思う。
  • また、意見のとおり、それぞれの担当部署で行っている補助金の元来の目的を希薄化させないことも重要なことである。
  • ここでは、市の補助制度について、効率的・効果的な行財政運営の観点からだけではなく、市民活動団体の自立に向けた資金支援として、補助制度に依存せずに、市民活動団体の自立化を損なわないような効果的な支援策となるよう、総合的な視点で検討していく必要があることを示したかったものである。
  • このような趣旨から、市全体の補助制度についても見直し、必要に応じて整理・統合なども視野に検討していくことが重要ではないかと考えたものである。
  • この段落については、修正意見を踏まえたうえで、市の補助制度を総合的に検討していかなければならない必要性をきちんと説明した表現に修正したい。また、この項目の「キーワード」についても、修正した内容を踏まえて、表現を修正したい。(委員賛同)
  • 13ページの市民ファンドのイメージ図で、寄附とマチングファンドの「同額」という表現は、市が寄付金と同額を積み立てるという誤解を与えてしまうため、削除すべきという意見も出されている。
  • マッチングファンドの仕組みにおいて、「同額」にこだわっているわけではなく、事業内寄や財政状況などを勘案して、寄附に応じた額が市からのマッチング分として積み立てられることを想定したものなので、意見のとおり「同額」は削除したい。(委員賛同)
  • この意見に関連して、21ページの用語の解説において、「マッチングファンド」の解説文にも「同額」を寄附する旨の表現があるので、削除してほしいという意見が出ている。
  • 「マッチングファンド」の解説文についても、誤解を与えないように修正したい。(委員賛同)

 

(意見8:19ページ「9 資料編 (1)市民活動の概念の整理 1.NPOと市民活動団体の関係」)

  • 3行目に、「NPOは「3.狭義のNPO」として捉え、法人格の有無に関わらず、市民活動団体として広く捉えています。」という表現について、「狭義のNPOとして~広く捉える」では、表現がおかしいのではないかという意見が出ている。
  • 「狭義のNPO」とは、あくまで、下に示したイメージ図の中における「3.狭義のNPO」の範囲を表した言葉であり、文章中の広くにかかる言葉ではない。
  • ここでは、「NPO」について、NPO法人に限定せず、任意のボランティア団体や市民活動団体を含め、広く捉えていることを示したかったものである。表現に違和感がないよう修正したい。(委員賛同)

一次案の修正点について

  • その他の修正点についても確認をしていきたい。
  • 用語の意味・解説については、最後の資料編に掲載していたが、文中の用語にも注釈をつけるようにして、読みやすくしたい。
  • キーワード出しの囲み線についても、他の囲み線と区別し、見やすくしたい。
  • 章ごとにページ立てをし、全体的な体裁についても整えていきたい。
  • 4章の「八戸市の現状と課題」などに、市民活動サポートセンターの登録団体数やNPO法人数を掲載したが、平成17年2月末現在及び3月1日現在の数値になっていたので、それぞれ平成17年3月末現在及び4月1日現在の新しい数値に修正したい。
  • 用語の解説に、新たに「スキルアップ」(11ページ)を追加する他、その他の用語についても、なるべく文意にそったわかりやすい説明になるよう、もう一度見直して、必要があれば修正を加えていきたい。
  • 10ページの「3.協働の視点」の囲みの中に、「単独で行うよりも相乗効果があるか」とあるが、表現がおかしいので、「単独で行うよりも効果があるか(相乗効果)」に修正したい。
  • 前回の会議で、「市民提案制度」のイメージ図を掲載するかどうか再検討することになっていたが、どうしても簡略的にイメージ化してしまうと、誤解を与えたり、先入観をもたれたりするため、この図は掲載しないこととしたい。
  • 6章の「市民活動促進の基本的な考え方 (1)市民活動の拡大と自立化の促進」のところに、委員会で最も強調したかった、市民活動の裾野を拡大し、市民活動団体の成長・自立をイメージさせる図を掲載したい。
  • このイメージ図では、全ての団体が自立しなければならないという印象を与えないようにした方がよい。各団体の目的やレベルに応じて、無理なく活動していくことも大切である。
  • 市民ファンドのイメージ図(13ページ)についても、見やすく体裁を整えていきたい。

その他意見

  • 5章の「市民活動の概念」の最後(7ページ)に、「今後、市民活動の健全な発展を促すためには、~総合的・計画的な施策を考えていくことが必要です。」という文があるが、主語を明確に記載するべきではないか
  • 市の指針案の答申となるので、ここの主語は「市」になるが、ここに主語を入れると、他のところにも、「市」という主語を入れることになり、読みにくくなるのではないか。
  • 1章の「はじめに」で、この指針案は八戸市の姿勢と方向性を示すためのものであると述べているので、あえて「市」という主語はいれなくてもよいと思う。(委員賛同)
  • 6章の「市民活動促進の基本的な考え方 (2)支援の考え方 2.支援の原則 2)公平・公正の原則」(8ページ)のところに、「市の施策と相容れない立場をとる団体であったとしても、その事業内容を公平・公正に判断するものとします。」という記述があるが、この文がなくても意味が通じると思う。若干、表現がきつく感じる。
  • ここは、公平・公正の考え方を具体的に説明しているところであり、明確に記述した方がわかりやすいと思う。(委員賛同)

 

8章「おわりに」の検討について

  • 各委員から事前に意見を出してもらい、取りまとめた案について協議したい。
  • 指針案の本文と文体の調子が違っており、少し硬い表現になっている。
  • 内容が本文と重複している部分があるので、「おわりに」では、本文で表現しきれない各委員の思いを中心に記述した方がよいのではないか。
  • 20回にもわたり委員会を開催した事や勉強会、市民活動団体へのヒアリング、意見交換会などを実施してきたことを踏まえ、各委員がこだわった所なども強調してもよいと思う。
  • 事前に各委員からもらった意見の中にあったが、「そもそも、市民活動を促進する必要があるのだろうか?」という所から議論を始めたということや、これまで何回も繰り返し議論になったテーマなども盛り込んだ方がよい。
  • 「おわりに」については、これらの意見をもとに、改めて、作成し直すことにする。

委員長総括

  • 次回の会議では、今回の議論をもとに最終案をまとめ、指針案の答申書(案)の最終確認をしたい。
  • 6月上旬に市長へ指針案の答申を行いたいと思うので、事務局には、日程の調整をお願いしたい。
  • また、答申の内容について、広く市民の皆さんにお知らせするため、ニュースレターを作成するので、各委員の協力をお願いしたい。

別紙

この記事に関するお問い合わせ先

総合政策部 市民連携推進課 市民協働グループ

〒031-8686 青森県八戸市内丸一丁目1番1号 市庁本館4階
電話:0178-43-9207 ファックス:0178-47-1485

市民連携推進課へのお問い合わせフォーム