第20回地域コミュニティ振興検討委員会 議事録

更新日:2020年01月07日

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日時

平成16年9月29日(水曜日) 18時30分~21時

場所

市庁別館6階 会議室

出席者

(敬称略)

コミュニティ委員会委員6名

  • 大沢泉
  • 蟹沢幸治
  • 藤村幸子
  • 慶長洋子
  • 橋本敦
  • 稲垣眞理子

要旨

指針素案3の(5)~(7)及び4について検討を行った。(別紙資料参照)

内容

3 地域活動の推進 「(5)市の役割と地域との関係の見直し」について

  • 指針素案の3(5)の1の1行目「町内会等」の「等」とは何を示していたか。
  • どこの町内にも、町内会と地域づくりに関わる組織がある。例えば、自治振興会などがある。
  • 本日、連合町内会長会議があり、「市役所は縦割り行政で窓口がたくさんあって、それぞれの部署から様々な依頼がある。それをさばくだけで町内会長は圧迫され、自主的な活動ができない状態にある。行政側でも、窓口を一本化するとか、部署内で調整するなど、地域と本格的に取り組んでいかないといけない。」という意見があった。また、地域で受け持ってきていることがたくさんあるが、役所は地域に預けると安心してしまっている。そういう意味で、1.の項目は大変よく書かれていると思う。
  • 「行政事務に関する協力依頼」と「下請け」とあるが、「下請け」というと、金銭授受があると捉えてよいか。もしそうなのであれば、「協力依頼」を省いて「行政事務に関する下請け的な利用~」にしてはどうか。
  • 基本的には「協力依頼」なのだから、その言葉は入れるべきだと思う。
  • 実際、町内会に出ているのは「振興交付金」だけで、それが全ての事業に見合うだけ出ているわけではない。
  • 実質、町内会は行政の下請け機関のイメージがあるので、町内会不要論が出たり、町内会に入会拒否という問題が出る。町内会は、そこ独自の積極的な地域づくりに取り組んでいない。行政が地域の特徴をつかんでアドバイスし、一緒に取り組んでいかなければならない。町内会はとても弱い、素人集団だということを理解してほしい。
  • 町内会長は、行政文書の配布や意見の集約など行政事務の一方的依頼というムードの中で仕事をしているということだが、これらの仕事が不要なものだとすれば、下請けでなければどうするのかということも考えなければいけない。下請けがダメだというだけではなく、本当に必要なのであれば、やり方に問題があるなど考えていくべき。
  • 行政も意識改革していかないと混乱が起きると思う。
  • 本来は「協力依頼」であるが結果論として「行き過ぎた協力依頼」が「下請け」になっている。表現的には「下請け的」となっているし、「批判も生じています」となっているので問題ないと思う。
  • 一方で、町内の要望・苦情も問題とされているが、要望は町内の中でどのように決められているのか。役員だけで決めているのではないか。一般の会員はほとんど知らないのではないか。
  • 町内会からの要望活動(道路、下水道など)はほとんど役員の中だけで決めている。地域の人は知らないというのも問題があるが、このように、目に見えない仕事が山のようにある。
  • 行政から一方的に町内会に押し付けているというけれど、それは町内会長だけが負担を強いられているということなのか。
  • 調整広報課では、町内会長ではなく、なるべく行政員に文書配布など依頼するようにと指導しているが、なかなか浸透していない。
  • 役所側から言えば、役所のことは行政員に一手に引き受けてもらっていることになっている。しかし、実際には、行政員一人では手におえないので、町内会長のところへ来る。自治能力のない町内会は町内会長が一手に引き受けている。但し、行政員の約半数が町内会長を兼務している。
  • そうなると、下請け的なことばかりではなく、行政員の役目としてやらなければならない場合もある。
  • 行政員制度は見直さなければならない。手当が出ていると言っても微々たるもので、その中で、様々な行政事務を強制するのは難しいのが現実である。そのため、各部署で町内会を利用することもある。町内会や地域の組織については、あくまでも「自主団体、自主組織」という位置付けであり、行政が保障するというものではない。それに基づいて協力をお願いする形でしか関わってきていないというのが現実である。
  • 連合町内会長会議の中では、町内会は任意団体だけれども、行政がもっと町内会を強化するために力を貸してくれという風潮があった。個人主義が強くなってきて、皆で何かをやるという意識が薄れてきている。行政も本格的に取り組まなければならなくなってきている。
  • 行政側としても、どこの部分がやるべきことで、どこからが地域の問題なのか、きちんと整理していく必要がある。また、地域が何を必要としているのか、きちんと把握していくような仕組みを作らなければならない。
  • 2の「地域からの相談に対応できる場や」の後に句読点を入れる。

「(6)市民活動団体との連携」について

  • 町内会の力が落ちていると言ったが、一方で、ボランティアや福祉も含めた市民活動団体の個人的な活動やサークルなどの場が増えてきている。しかし、(6)で指摘しているのは、市民活動団体は地域に根ざしているわけではないということである。地域と市民活動団体がどうやって手を結び、協力していくかということである。
  • 地域ではどんな市民活動団体があるのか、市民活動はどんなものがあるのかを知らない。一方、市民活動団体は地域で何を求めているのか分からないという状況であり、相互の理解が進んでいない
  • 今までは地域の年寄りがやっていた町内会に、先進性やバイタリティのある市民活動団体が入ってくれば、3年で変わると思う。
  • NPOやボランティアをやっている方達は、組織力があり、イベントなど様々な面でやり慣れているところがあるので、ちょっとしたノウハウを入れるだけでも全然違うと思う。
  • NPO同士の結びつきはできてきているが、町内会となると難しい。
  • 町内会に限らず、地域の組織、例えば公民館など行事にどうやってつながっていくかを考えていくと、市民活動団体が地域で活動する場がいかに少ないかが分かる。この団体が、地域でどう活動できるかを考えると、それが地域の活性化につながる。
  • あくまでも地域が主体で、何かやる時に、市民活動団体が地域に力を貸していくシステムになればよいと思う。
  • NPOが地域でイベントをしていると、町内会では「(NPOが)好きな時に、好きなことをやっている」と思っている。自分達は好きではないことも、みんなのためにやっていると言う話を聞くことがある。一方、NPOは「自分達は地域のためにやっているんだ」と言う。お互いに認識のズレがあると感じる時がある。
  • 公民館長と町内会長と市民活動団体の交流会を開いてはどうか。お互い何をやっているのか知るのはよいと思う。市民活動団体の活動の場を作ってあげないともったいない。
  • (6)の1の「しかし、市民活動団体と地域の結びつきは、まだ、少なく~」の「まだ」の後の句読点を取る。
  • 「障害者」という表現に支障はないか。これに代わる言葉はないか。
  • ここでは、ただ例示として挙げているだけなので省いてもよいが、実際、八戸市では障害者福祉の分野の市民活動団体は非常に活発であり、子育てや高齢者の支援も活発であるので、あえて福祉でくくらずにこれらの言葉を入れてみた。今のところ、「障害者」に代わる言葉はないように思う。

「(7)事業者との連携(地域社会の一員としての地域づくりへの積極的な参加と協力)」について

  • 表題の(地域の~)は必要か。 
  • 骨子案ではカッコ内は小項目として表記されているが、項目が1つだけなのでカッコの中に表記した。ただ、本文に「事業者自らが地域社会の一員としての意識を持ち、積極的に参加・協力するとともに~」と入っているので、意味が通じるのであれば取ってしまっても良いかもしれない。
  • 項目が1つでも「(7)事業者との連携」としてその次に1地域社会の一員として~と表記してはどうか。
  • 2がないのに1とするのはおかしいので、ある程度題名が長くても、「事業者の地域づくりへの積極的な参加と協力」としてはどうか。(全員賛同)
  • (7)の2行目の「いえます」を「言えます」にする。

4 地域力の向上を目指して

  • 4では、7つの項目が盛り込まれている。骨子案では、1~7で表記しているが、他のところの項目にあわせて、カッコ書きにしている。項目の順番は骨子案での2・3・5・4・1・6・7の順で並べてある。前書きも入れた。

「前書き」について

  • 前書きの部分で、「行政と対等・平等の関係で」とあるが、「行政と対等」にしたらどうか。平等という言葉は必要か。
  • 対等ではあるが組織力、財政力など平等ではないこともある。
  • 協働のまちづくりでは、「市・市民及び事業者の対等・平等の関係」としているので、あえて入れた。
  • 存在としての平等かどうかということだと思う。力関係が平等であるとか、組織力とか情報力とかが平等ということはありえないことである。しかし、存在としての平等はありえる。行政だろうが市民だろうが、意見や考え方は平等に諮られなければならない。そういう意味での平等である。パートナーとして平等でなければ成り立たないと思う。

「(3)地域づくりへの多様な参画」について

  • (3)の「アンケート調査」には何のアンケートか入れなくてもよいか。
  • 前に注釈を入れているので、今回は入れないこととした。
  • (3)の4行目「構成する人々は多様であることを忘れてはいけません」では強すぎる。共同意識は必要だが、それは多様なものが集まっていて、皆同じではないということを言っている。もう少しやわらかい表現にした方がよいのではないか。 例えば、「~多様であることを認識する必要があります。」「多様な人々で構成されています。」や、次の文章とつなげて「~多様であり、この多様性こそが~」など。 
  • 「忘れてはいけません」の表現を変えるにしても、全体の構成として、4地域力の向上を目指して以降は3地域活動の推進までと違って、委員会としてこうあるべきだという思いを主張していかなければいけない部分である。本日は時間もないので、ここの表現も含め、4についてはもう一度持ち帰っていただいて、次回再度議論することとしたい。
  • 次回は、10月20日に開催する。

別紙

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電話:0178-43-9207 ファックス:0178-47-1485

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